木内昇のレビュー一覧
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購入済み
戦前から戦中・戦後と元槍投げ選手の小学校教員が、時代に翻弄されながら誠実に生きていこうとする話です。
1945年以降、軍事と基本的に関りがなかった日本は幸せな時代であったと思います。きな臭い世の中となりつつある中で、二度と戦争をしてはいけないと考えさせられます。
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Posted by ブクログ
『かたばみ』が良かったので、木内さん二作目。このお話も良かった。
占い師に頼るようになった女性や、自分が占い師になった女性が出てきます。
少し前の時代のお話だからというのもありますが、話し言葉や表現が丁寧で美しいです。読んでいると、こちらの心も綺麗になりそう。
色々と思い悩みながらも、何かがふっとわかって、そこから自分の心に向き合えて、賢明な判断をして前に進みだす女性の姿が描かれています。そんな風にできたらなぁと憧れます。
「北聖町の読心術」に出てくる、心を読む“都”という女性の占い方は特に印象に残りました。こんな方が実際になったらぜひ占ってもらいたい。
心に残ったところ
「屑待祠の喰 -
Posted by ブクログ
この前に読んでいた本(『失われたものたちの本』)とは全く違う世界。
とまどいながら読み始めたが、この余白の多い物語にぐっと引き込まれる。
語りすぎず、語らなさすぎず。
想像しながら読む楽しさ。
最後までおもしろく読んだ。
読み進めるうちに、全く違うと思っていた『失われたものたちの本』と通ずるものを勝手に感じる。
異世界はすぐ隣にある。その異世界は、現実と全く違う世界ということではなく、心の世界とでもいうような、人が持っている潜在的な思いや積み重なった経験が具現化する世界。それは、意識しているかしていないかに関わらず、だれもが抱えている世界。
(巻末の対談でも出てくるけれど)この本では、此岸と