鈴ノ木ユウのレビュー一覧
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いろんなお産
子供を産みたいのにうめない、産まれてもこの世界で生きていけない、そんなあかちゃんをおろすなんて決断、難しいです。頭ではわかってはいるんだけど、口にだせない。思わず涙でちゃいました。普通にお産して顔をみて、すぐ旅にでる我が子。想像するだけで、涙がとまりません。
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漫画も好きです
自分も出産しましたが、産院には色々な妊娠を経験しているひとがいるんだと改めて思いました。子どもが無事に生まれて生きることの奇跡を感じさせられます。
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良いです
ドラマの方を見ていたのですが、綾野剛の鴻鳥先生はマンガ通りでした。そして下屋は松岡茉優ちゃんが可愛すぎ(笑)
漫画を通して改めて出産を考えさせられる感じです。 -
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涙涙々々
2巻は未成年妊娠、無脳症、被膜児、喫煙妊婦がテーマ。この中で特に印象に残ったのが2話目の無脳症の話。
無脳症とは背骨から後頭部の脳幹までは発達したけれどその先の脳半球が形成されていない、つまり、脳がないという症状。そうすると、赤ちゃんは胎内では生きていけるけど、外の世界では生きられない。
そんな診断をされた女性の話。
お腹の中で元気に動いていて胎動を感じられるのに、中絶しなければならない現実と向き合う過酷な話。 -
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テレビドラマ化もされた人気シリーズの第23巻。
四宮先生無き後のペルソナが始まってしまいました。この巻以降、四宮ロスを埋めるため(かどうかはわかりませんが)ちょこちょこと新キャラが登場します。この巻では臨床検査技師兼認定遺伝カウンセラーの真田ケンジさんが、かなり作り込んだ設定を背負ってペルソナにやってくるのですが、でも出番はこの巻で最後。結局、この巻以後の新キャラはいずれも四宮先生の強烈な存在感を補えず、消化不良のまま消えていきます。非医師でも周産期医療を支える様々な専門家がいて、それぞれが重要な役割を果たしているんだ、ってことを伝えたいのでしょうけれど、結果としてちょっと地味で小粒なキャラク -
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バランス感が良い
この手の話は極端に悲観的な物や楽観的な物に偏りがちであるという観念が自分の中にあったが、それを覆すような素晴らしいバランスだった。
登場する医師たちも迎える結末は様々であるし、また患者たちもまたそれぞれの悲喜交交な様子を示している。 -
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テレビドラマ化もされた人気シリーズの第20巻。帯は「“奇跡"の医療TVドラマが帰ってきた―。絶賛放送中!!」ですから、ちょうどドラマ2期が放映されていた最中に出版されたようです。ドラマ2期も面白かったですね。
「ペルソナ総合医療センター」の産科を中心に、妊娠出産、赤ちゃんとお母さんを巡る悲喜劇と、主人公サクラ先生を中心とした群像劇が、綿密な取材に基づく圧倒的なリアリティと現場感を伴って語られます。
この第20巻は自分にとっては「四宮巻」であると同時に、自分がしてきた絵本の読み聞かせを懐かしく思い出す巻で、涙腺崩壊巻となりました。
この巻には「母子感染症」、「妊婦の自殺」、「記念撮 -
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「探してよ」が読みたかった
普段は絶対買わない雑誌ですがトウテムポールさんの読み切りが読みたくて買いました。ポールさんの読み切りって登場人物に感情移入して悲しい気持ちになっても必ず希望もセットで描いてくれるのでそこがお気に入りです。アフタヌーンの小説家の読み切りもよかったなぁ
てるる現実にいたら絶対友達になれたと思う。 -
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「新しいNICU」(前編)では、ペルソナ総合医療センターのNICUをバーンアウトした新井先生が登場する。
彼女が立ち向かった現実は、病院を退院したあとの家族と子供の生活。
医療的ケアに奮闘する母親と話をし、彼女が疲れていることに気がつくが、新井先生は何もできない。
訪問したそのあと、24時間のうちの23時間は、「母親が」「一人で」見ている現実に、医師が一人で立ち向かうことは不可能だ。
私は、その後の展開に息を飲み、そして、新井先生の言葉に涙した。
「コノハちゃんが障害を持って生まれたのは…あなたのせいじゃない」
障害児を抱える母親は、多くの人がこう考えるだろう。
「私が、〇〇したから」「 -
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テレビドラマ化もされた人気シリーズの第15巻。この巻が刊行された2016年は第40回講談社漫画賞・一般部門を受賞し、波に乗っていた頃です。
「ペルソナ総合医療センター」の産科を中心に、妊娠出産、赤ちゃんとお母さんを巡る悲喜劇と、主人公サクラ先生を中心とした群像劇が、綿密な取材に基づく圧倒的なリアリティと現場感を伴って語られます。
倉崎先生、工藤先生といった新メンバーを加えて、この先のドラマ2期に向け一層パワーアップして臨みます。
この巻には「胎便吸引症候群」「出生届」が掲載されています。
以下、各エピソードに一言ずつ。
「胎便吸引症候群」
腕は確かで、NICUに通うお父さんお母さんには -
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テレビドラマ化もされた人気シリーズの第12巻。
帯が「ただいまTVドラマ放送中‼」となっているとおり、ドラマ第1期の放映に合わせて、第10巻からこの第12巻まで、コミックスが「3ヵ月連続刊行」されています。
これまでどおり、「ペルソナ総合医療センター」の産科を中心に、妊娠出産、赤ちゃんとお母さんを巡る悲喜劇と、主人公サクラ先生を中心とした群像劇が、綿密な取材に基づく圧倒的なリアリティと現場感を伴って語られます。
この巻には「妊娠高血圧症」「アレルギー」「転科」の3編が掲載されています。
コウノドリには結構啓発的なテーマが取り上げられます。読んでいるときには感じませんが、レビュー書くつもり