鈴ノ木ユウのレビュー一覧
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クラミジア
・性行為感染症は、夫婦で確実に治さないと、性行為でまた、どちらかに感染させる。
・クラミジアは子宮の入り口(頸管)に炎症起こす→流産や早産→お産のとき、産道で赤ちゃんがクラミジアに感染→
新生児結膜炎や咽頭炎、肺炎に
・成人男性では、排尿痛、腫れ、痛み、膿の分泌
・成人女性では、不正出血、おりものの増加、性交時の痛み
・銭湯では移らない。主にセックスやオーラルセックスなどで感染。
・初尿か、前の尿から2時間以上経った状態での尿で検査をしないと、偽陰性になる。
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立ち合い出産
・「何もできなくていいんですよ。ただ奥さんのそばにいてあげてください。
奥さんは今…初めての出産、初めての分娩室で初めて分娩台に乗って、
ほとんど知らない人達の中で出産をしようとしています。
信頼している旦那さんがそばにいてくれることが、何よりも心強いはずです。
人生が変わるかはわかりませんが、夫婦の大切な時間になるのは確かだと思います」
・「流産や死産を経験していようがしてなかろうが、赤ちゃんの両親はみんな、
自分の命よりも大切な命を僕ら(産科医)に預けるんだよ。大げさに心配して何がおかしい?」
・「赤ちゃんは喋れないからさ、痛いとか、苦しいとか言えないけど、
でも聞こえない -
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夫婦間暴力
・夫婦間暴力の存在する家庭環境は、乳幼児や児童に対する虐待などが発生しやすい。
この意味で、夫婦間暴力は、子供も含めて、家族全体のメンタルヘルスに対して、重大な影響を及ぼす。
・夫婦間暴力の犠牲者となる女性の多くは、身体的にも精神的にも、夫から常に監視されている状態ともいえる。
妊娠や出産期では、特にそういった状況が発生しやすい。
この時期の女性は、妊娠中で、身体的な活動が制限されたり、
また、出産後は、なおいっそう育児も加わり、社会的な交流や行動の範囲は狭くなる場合が多い。
・妻に暴力を振るう男性は、「いつか自分が捨てられるかもしれない」という劣等感がある。
その劣等感が、やが -
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海外出産のリスク
・妊娠の安定期:胎盤が完成して、つわりも落ち着いてくる時期。
ただ流産や早産等のトラブルが起きない時期というわけではない。
・旅行に行くことで心配なのは、飛行機に乗ることではなく、産科医の手が届かない所に行くということ。
もしも急にお腹が痛くなったとしても、主治医の診察ができない。
旅先で24時間体制で診てくれる病院がある保証はない。
海外となると言葉の問題も出てくる。
・22週以降の妊娠に関する医療費をカバーしてくれる保険はおそらくない。
もしも海外の旅行先で早産になった場合、母子ともに医療費をカバーしてくれる保険はない。
・時には数千万円の医療費の請求が来ることもある。
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無脳症
・大脳皮質形成不全症:背骨から後頭部の脳幹までは発達したが、その先の脳半球が形成されていない状態=
脳がない=胎内では生きられても、外の世界では生きられない。助けられる方法はない。
・頭の部分が完全に形成されないため、出産時に開いた頭蓋骨で、母体を傷つける危険性あり。
・この状態で妊娠を継続することはリスクを大きくしてしまう。母体死亡もあり得る。
・出産は時に大きなリスクを伴うことがある。しかし、それは赤ちゃんを無事に産むためのものだ。
・「助けられないとわかっている赤ちゃんのために、医者はその家族と一緒に悩むことはできない」
「…じゃあ、悩み苦しむのは川村さんだけだと?」「そうだ -
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未受診妊婦
・妊娠しているにもかかわらず、妊婦健診を受けていない妊婦=未受診妊婦、未管理妊婦。
・その妊婦が出産直前に来ること=飛び込み出産。
・未受診妊婦を受け入れる病院のリスクは大きい。
胎児の状態や母体の感染症などの重要な情報や判断材料がないからだ。
受け入れる病院は、あらゆる状況に対応できる準備をしなければならない。
それに対応できない多くの病院が、受け入れを拒否するため、
妊婦はたらい回しの状態となり、母子共に危険にさらされる。
・もし受け入れたとして、その妊婦が危険な感染症(ウイルス性肝炎やAIDSなど)だった場合、
医師や助産師、看護師などの医療スタッフにとって、その妊婦はと -
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研修医時代のコウノトリ先生が
書籍でも持っている作品です。
独身時代から新刊出てはすぐ購入していた作品で、結婚して引っ越ししても手元に置いている作品です。
コウノトリ先生が研修医時代のエピソードあります。
最後の話が続巻へ続くなんですが…泣ける話の冒頭なんです😭 -
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無脳症
書籍でも持っている作品です。
独身時代から新刊出てはすぐ購入していた作品で、結婚して引っ越ししても手元に置いている作品です。
特にこの巻の『無脳症』の回はシリーズ全体を通しても泣ける話です。 -
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男性にもオススメです
書籍でも持っている作品です。
独身時代から新刊出てはすぐ購入していた作品で、結婚して引っ越ししても手元に置いている作品です。
妊娠中に父親向けの妊娠関係の本や雑誌を勧めても、全然読んでくれなかった旦那が唯一読んでくれました。
妊娠・出産の知識をしっかりわかるわけではないかもしれないけれど、妊娠・出産は危険と隣り合わせだとは認識してくれたのでは?と思っています。
子供が大きくなったら読ませたい作品の一つでもあります。