三日月かけるのレビュー一覧
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「不本意に生きて、何もできずに死ねばいい」
苦悩の蒼衣を気遣いつつも、雪乃が取る行動は――!?
“――彼女の髪に、触ってみたい……”
少女が歩道橋を登り、階段の一番上に、ぺた、と差し掛かった時。突然、ぐん、と後ろ髪を鷲掴みにされた感触と同時に、髪の毛が思い切り後ろに引っ張られた。そして、恐怖とともに堕ちていき――。
いまだ葉耶の悪夢に苦しむ蒼衣は、葬儀屋の件でさらに自責の念に駆られていく。葬儀屋の蘇りにより自我を保っていた保持者が多く、蒼衣は方々から恨まれていた。周囲は蒼衣を休ませようと気を遣うのだが、〈泡禍〉解決の依頼は増えていくばかりで……。そして舞い込んできた蘇りの娘が関わる〈泡禍〉事 -
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Posted by ブクログ
「…可南子さんには、気をつけた方がいいわ」
彼女の過去を知り、二人が下す決断は――!?
きっと、浅井は自殺したんだとおもう。
私は呪い殺されるなんてやだ。
ぜったい耐えられない。
だから死ぬことにする。さよなら。
病院で首を吊って死んでいた少女が残した手紙。そこには、自分たちがいじめていた浅井安奈からの復讐が匂わされていた。いまだ解明できていない謎の死を遂げた安奈と、生き返りの彼女を連れて逃亡を続ける多代亮介。被害はさらにクラスメイトたちへと広がっていく――。
一方、満身創痍の蒼衣とさらに可南子に対しての不信感が募る雪乃は、安奈たちを追うべくクラスメイトに接触を図るのだが、彼らよりも早く可 -
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断章のグリム5巻です。
またしても上下巻らしいですw
今回は赤ずきん、ということで配役が少なめですかね?
配役予想はネタばれか…な?
一応、追記部分に書いておきます。
今回初めて、断章を人に使っていますが…。
雪乃と蒼衣の断章は人間には使えない、かな?
あ、蒼衣は出来るかも…。理解と拒絶ですし…。
なんというか、人に対して使うと凄いことになるのね…。
神狩屋の断章は人間に使うとどうなるか、以前出ていたはずですが。
痛々しい!
雪乃さん、毎度のことながら重傷ですよね。
ネタばれというか、配役予想ですね。
赤ずきん>
赤いアクセサリーをつけている。という条件があるようですが。
該当すると -
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断章のグリム7巻は初の短編集。
元々は雑誌掲載? HPでしょうか?
別の媒体で連載していたものを一冊にまとめたものだそうです。時間軸はバラバラですね。
金の卵~にいたっては、風乃さん生きてますしw
雪乃も昔は普通だったんだ! と感激してしまいました。「うるさい、殺すわよ」なんて言わないよっ!
今回は、大きな事件ではないので、グリム童話ではありませんね。
全てイソップ童話です。誰でも知ってるような童話なので、タイトル聞けばあぁ、あれか~、と分かるはず。
犬と肉とかw
深夜0時に~、のお呪い、MISSINGでもやってなかったかしら…?
白い手よりも魔女様が襲ってきそうだと思いましたw
このおま -
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断章のグリム8巻目。今回はグリム童話の中でもマイナーな「なでしこ」という話を題材にしております。
私もなでしこという話は知らなかったので、発売リストを見た時から「なんじゃこりゃ!」と思ったのですが。
いやはや、絵本向きではないので仕方ないかもですねw
なでしこのあらすじは本編でも2回ほど出ておりますので、問題はありません!
でもちょっと悔しかったので青空文庫で探してみたのですが、やはりありませんでした…。
さて、今回のなでしこという物語。舞台は以前登場した「人魚姫」の舞台になります。
やはりというか、あの話での生存者になる千恵ちゃんは、保持者となってしまいましたねぇ。
とはいえ、まだ騎士には -
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断章のグリム9巻、なでしこの下巻です。
今回は蒼衣くん、途中退場ですね。学校があるので、蒼衣が直接事件にかかわっているのは前半戦とラストだけ。
今までに無いことで、雪乃と蒼衣は別行動ですw
前回の記事の追記部分で書いていた配役予想は、ほとんど外れでした。
部分部分では当たっているのですが…。相変わらず、予想を裏切る展開に最後までドキドキでした。
後味はまぁ、悪いんですけどね。
あと、例のごとくで痛いシーンも多いです。雪乃も重症ですし、群草さんにいたっては…。神狩屋も腕一本なくしてますしね。
まぁ、神狩屋は1週間で腕は生えてきたそうですけど。
シーンとしては、一真と臣くんのラスト付近のやりと -
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断章のグリム10巻、いばら姫の上巻でございますっ!
今回はいきなりやばい展開になっておりました。いきなり雪乃たちが襲われることって少なかったような気がしますけど、今回はいきなり襲われるどころか追い込まれている感じです。
閉じ込められている以上、泡禍から逃れる手段もありませんしね。
いばら姫ということで、範囲は今のところごくごく狭い所(真喜多家)でのみ起きているのがせめてもの救いでしょうか?
この巻に限ったことではないのですが、今回もグロシーンが…。
人魚姫の「泡」とか、赤ずきんの「針の道」も嫌だったんですけど、今回の耀くんのアレが相当きつくて、一気に読めませんでした…。
仕事の休憩時間に何と -
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今月の新刊、断章のグリムでございます。いばら姫の下巻ということで、事件の解決編ですね。
今回は真喜多家に閉じ込められているということで、泡禍の範囲は狭いのですが、その分逃げ場がないのが厳しいデスね。
まさに満身創痍という感じでございました。
例の如くで、登場キャラがほぼ全滅という鬱END。
ネタばれ回避で書くのが難しいので、まとめて追記部分に書きますけれど…。
とにかく面白かったデス!
上下巻だと、どうしても刊行ペースの問題で間があいてしまいますが、潜有者の考察や配役何かを考えられるのも楽しいデスね。
あんまり当たりませんけど!
グロokという方にはお勧めですv
まぁ、ここからはネタば