三日月かけるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
鏡の中に住む魚、薄くて実用的な文房具の光沢について、美しい蝶と茜色の蠅、そうして、桜の森の満開の下。夜色のマントを翻す怪人が放つ美しくて不思議な物語五つ――ただし並大抵の不思議ではなく、恐怖と生理的嫌悪に彩られた欲望が放つ不思議だ。
ライトノベル特有とされる文体の軽さにすっ飛ばして読んでしまっては少々勿体ない位である。正直真面目に辿ろうとすると「ぐわー」とか口から変な声が出るくらい痛い。余計な文章が無い分、回避しようがないのが恐ろしい所である。中二病の黒歴史を思い出してのたうち回るのとは別の方向で痛い。殺人鬼がひたひた迫ってくるような恐怖でもなく、幽霊が突如現れる恐怖でもなく、身体の奥からぐ -
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Posted by ブクログ
ネタバレいいかげんにしろよ私のPC何回も何回も感想消しやがって←
なに書いてたっけ?
・伏線ありすぎ
・むしろ伏線ですべて埋まってる。いろいろすごい
・これはランダムに読み返すと余計その伏線が浮き彫りになってすごいことになりそう
・設定が強固で忠実で型にはまってるからこそだよね
・最近のラノベにしては内容好き←「ばかな女の子」がでてないからじゃね?←なるほどそうか!
・↑の話だけど、最近のラノベはジョブチェンジクラスチェンジしすぎだよねーチートすぎっていうか
・ホラーグロ嫌い発言は本当かも
・質量感はあるけど毎回現実感はないよね。想像して脳内補完をすすめるとよくわかる
・好きなひとこそ現実感はよ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ断章のグリム、最終巻。
白雪姫前編からグロテスクと言うか、あんまり楽しくない描写が続いていましたが、それは毎回のことかと思いつつ、スプラッタはともかく、ゴのつく生物の断章だけは想像していやになりました。ああ、彼のトラウマというか、断章のきっかけってどんな悪夢? 私の頭が残念なせいか、過去の話にそれが記載されていたのか思い出せません。
さて、童話のなかで「本当は怖いおとぎ話」題材に高位にランキングされる「白雪姫」。昔話は、メルヘンと言うより寓話や教訓の色が強いので、訳の分からない話から、罪には罰! と凄まじく苛烈に残酷な話も多いですが、白雪姫って本当に、風乃さんが言ったとおり、見方によっては -
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