三日月かけるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ断章のグリム、最終巻。
白雪姫前編からグロテスクと言うか、あんまり楽しくない描写が続いていましたが、それは毎回のことかと思いつつ、スプラッタはともかく、ゴのつく生物の断章だけは想像していやになりました。ああ、彼のトラウマというか、断章のきっかけってどんな悪夢? 私の頭が残念なせいか、過去の話にそれが記載されていたのか思い出せません。
さて、童話のなかで「本当は怖いおとぎ話」題材に高位にランキングされる「白雪姫」。昔話は、メルヘンと言うより寓話や教訓の色が強いので、訳の分からない話から、罪には罰! と凄まじく苛烈に残酷な話も多いですが、白雪姫って本当に、風乃さんが言ったとおり、見方によってはダブーのコンプリート作品。よく知られているだけに最後を飾るにも相応しいですけど、「そして末永く幸せに暮らしました」には絶対なりえない話でした。
普通はすでに砕け散り、悪夢に目が覚めていく。
踏み出したらもう戻る道もないというさいごですが、それでも進んでいく結論を出して終幕。
主人公もヒロイン(?)と同じ世界に立ち、歩んでいく。
ハッピーエンドになるとはつゆとも思っていなかったですが、まだすっきりした終わりかただったと。
ある意味、番外編だとか、スピンオフできそうな作品ですけど、多分しないんだろうなぁとおもいます。