三日月かけるのレビュー一覧

  • 夜魔 -奇-

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    人の心に棲む何か、がよく表されていてすごく惹き込まれます。
    自分が思っている『想い』と深層世界で思っている『想い』の差も興味深いです。

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    2025年12月05日
  • 断章のグリムI 灰かぶり

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    このシリーズは
    「童話が好き」
    「童話を色々解釈していくのが好き」
    「考えながら読むのが好き」
    「凄惨なシーンに耐性あります!」
    という人にオススメです。本当にグロ耐性ない&場面を想像しながら読んじゃう人は気をつけてくださいって感じです。マジで。

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    2023年03月03日
  • 断章のグリムI 灰かぶり

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    《読み終わってから時間が空いていますが感想書きます》


    まず、個人的にはどんぴしゃりな作品でした。
    というのは━━

    1⃣ただただ凄惨な悲劇とそれに抗おうとする悲壮感(ようは鬱)

    2️⃣ヒロインがゴスである

    3⃣主要キャラクターには《断章》というトラウマがある

    4⃣題名通り「グリム」。つまりは御伽噺のメルヘンさと残酷な内容のギャップ


    ……ですかね。僕は悲劇が好きなので、とてもそそる内容だったと思います。グロい描写が多かったのもそれを高めていると言えるでしょう。


    1巻は確か灰かぶり、シンデレラの話だったかと。
    早速凄絶さが極まってますよね。目に刃物が近づくシーンとか、割とガチで悪

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    2020年07月27日
  • 断章のグリムI 灰かぶり

    購入済み

    とりあえず痛い

    文章を読んでいて、思わず顔をしかめてしまう。
    文章を読んでいるだけなのに痛覚を刺激される。
    凄惨な場面がありありと想像できる。
    一度読んだら止められません。
    凄惨で残酷な世界にどっぶりと浸れるでしょう。

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    2018年10月12日
  • 断章のグリムI 灰かぶり

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    全17冊完結。
    痛さ、気持ち悪さで並ぶものなしのライトノベル。
    時槻雪乃が好き。こんな、張り詰めていて、孤立して、苛烈な美少女の支えになりたい。

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    2016年05月11日
  • 断章のグリムXVII 白雪姫・下

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    ネタバレ

    物語的にはバットエンドというよりトゥルーエンド寄り・・・なのかな?

    物語の集大成ともいえる出来でした。飽泡そのものが控えめですが、それが余計人間である神狩屋さんの狂気を引き立たせる。色んな人たちが死んでいく。まさか神狩屋さんが一般人にまで手を出すなんて・・・。『人魚姫』の巻を再び詠みたくなる。大人たちもバシバシ死んでしまいうわあああ、。そして蒼衣と夢見子の繋がり、葉邪と風乃の話、物語が一気に収束しました。

    最終的に日常に雪乃を引き戻そうとした白野と雪乃は共に非日常の世界を二人で歩んでゆきます。ハッピーエンンドではないがバットでもなく比較的しっくりきた終幕です。

    グロ耐性ある(ココ重要)ホ

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    2016年04月17日
  • ノロワレ参 虫おくり

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    ネタバレ

    相変わらずホラー部分の描写の気持ち悪さが秀逸。断章のグリムは痛い描写でしたがこちらはまた違った気持ち悪さです。蜂の大群の描写を読むときは思わず口が開かないように手で押さえてしまいました。
    1巻からだんだんと後味の悪さが増している気がする。

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    2014年04月01日
  • ノロワレ参 虫おくり

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    やっぱこの人は和モノの黒い部分とか暗い部分とか上手いわ。
    そして痛い描写も上手いわ。

    蜂に襲われる場面、あれは……
    背中がゾワワっとして、若干ぉえっ……とキた。

    存在感はあるものの、とくに絡んでこないミコトさんが
    今後どうなるのか気になる。
    今回は途中退場はやかったな。

    次の巻はどんな呪いか楽しみ。

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    2013年09月21日
  • ノロワレ 人形呪詛

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    大好きな甲田学人さんの新シリーズ!
    前作「断章のグリム」に引き続き、三日月かけるさんの挿絵もあって嬉しい限りです。

    まだ一冊目なのでこれからどうなのかは分かりませんが・・・・・・甲田作品の中ではグロ控えめ、か?
    うーん、断グリが強烈過ぎたので体制がついただけかもしれない;
    代わりにmissingのようなじわじわ来る恐怖感があります。
    日本人形はあかんよ、日本人形は。

    でも、なによりも怖かったのは著者紹介の「人が死なない物語」からの「死なないことが本当に幸せなのか」の一文だったり。

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    2013年09月20日
  • ノロワレ参 虫おくり

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    3
    夢人と現人、誤植か?

    ただでさえ危険で蜂怖いのに、余計に怖くなる。
    蜂の巣の正体が素晴らしい。

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    2013年09月12日
  • ノロワレ 人形呪詛

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    ネタバレ

    甲田さんの新シリーズが出てたんだ!と手に取った。
    グリムよりmissingシリーズが好きなのですが、その感じに少し近いかも。
    ただの暗闇とか、閉じられた扉を開けるのが怖いっていう感じがとても好きです。
    夏に読むにはちょうどいいかな?いつもながら一人きりの真夜中には読みたくない怖さです。
    あまりグロくならないことを期待しつつ、キャラもまだまだこれから!って感じなので楽しみに読みたいと思います。

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    2013年07月21日
  • 夜魔 -奇-

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    「missing」でお馴染みの魔女・十叶詠子と魔人・神野陰之が関わる短編集。
    時間軸的には本編よりも前。魔女と魔人の出会いの物語もあり、この二人が好きな人は読むと良いです。

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    2013年06月12日
  • ノロワレ弐 外法箱

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    ネタバレ

    なんか懐かしい。
    『Missing』の亜紀ちゃんがソレ系でしたなー。
    特に関連する話は無かったけど。

    中指のシーン、・・・・・・あ゛あ゛あ゛あ゛痛い痛い痛い!

    ぞくぞくしました。

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    2013年05月15日
  • ノロワレ弐 外法箱

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    甲田作品好きすぎて書ききれない!

    最後あたりの階段シーン好き。
    仲が悪いといっても、弟が一方的に兄を嫌っているだけで。
    危険なものに近寄ろうとする弟を止める夢人さん大好きです。
    まぁ箱が欲しいだけなんだろうけど。

    今回あまりグロテスクではなかった。

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    2013年05月11日
  • ノロワレ 人形呪詛

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    通常版と20周年記念「ぶっちぎり!リバーシブルカバー」と両方所持。

    甲田作品好きすぎて書ききれない!

    甲田氏、原点に帰った作品。
    今作はできるだけ登場人物を死なせないつもりらしい。
    死ねない、ともいう。
    設定も作りすぎず、縛られずに書いていく。

    夢人さん好き。
    異界の者に気に入られたところも、足を奪われたところも、自殺希望なところも、呪い収集家なところも。

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    2013年10月16日
  • ノロワレ 人形呪詛

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    鹿狩屋と魔王陛下を足して2で割ったような死にたがりな小崎摩津方のような双子の兄と空目が嫌いな村上のような双子の弟と。
    とりあえず今回もメルヘンらしい。あとがき読んでもうなんか呆れましたが、作者は読者を呪殺しようとしているらしくてガチでびびりました。
    まだ小手調べな感じで期待の膨らむシリーズです

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    2012年12月09日
  • 夜魔 -奇-

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    元は1冊の単行本だったのを文庫化にあたり二分冊した。片割れはメディア ワークスから出ている『夜魔-怪-』。
    『Missing』の魔女と魔人が出てくる。
    奇の方を先に読んだほうが良いでしょう。

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    2012年09月16日
  • 断章のグリムXVII 白雪姫・下

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    最高のバッドなハッピーエンド。
    不思議の国の配役を考える作業にはいります。
    雪乃さんのツンデレ大好きだ。

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    2013年11月22日
  • 断章のグリムXVII 白雪姫・下

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    ネタバレ

    最終巻!

    蒼衣の成長に、涙です。

    そして ひたすらグロい!!
    頁めくるの大変だった...

    予想よりは
    幸せな結末でした。
    今後の話が続いてもいいような終わり方でした。
    短編とか出るのかな!?

    凄く好きな作品だったので、
    終わってしまって悲しいですが
    次も期待しています!!

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    2012年07月18日
  • 断章のグリムXVII 白雪姫・下

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    神狩屋さん、悲しすぎる。。。
    あわせて『人魚姫』を再読し、彼の内面にあった葛藤、喪ったものの大きさを再認識したが、やはり悲しい。
    こういうやり方しかなかったのか、いや、最善を選ぶという思考すら、彼にはなかったのかもしれません。

    蒼衣と雪乃は、(たとえそれが断章によって急に打ち切られるような、有限なものだとしても)なるだけ人間らしく、これからの人生を歩んで欲しい。神狩屋のような、愚かで哀しい大人がいたことも、どうか忘れないであげてほしい。

    以上、思いっきり神狩屋寄りの感想でした。

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    2012年06月21日