三日月かけるのレビュー一覧

  • 断章のグリムI 灰かぶり
    このシリーズは
    「童話が好き」
    「童話を色々解釈していくのが好き」
    「考えながら読むのが好き」
    「凄惨なシーンに耐性あります!」
    という人にオススメです。本当にグロ耐性ない&場面を想像しながら読んじゃう人は気をつけてくださいって感じです。マジで。
  • 断章のグリムI 灰かぶり
    《読み終わってから時間が空いていますが感想書きます》


    まず、個人的にはどんぴしゃりな作品でした。
    というのは━━

    1⃣ただただ凄惨な悲劇とそれに抗おうとする悲壮感(ようは鬱)

    2️⃣ヒロインがゴスである

    3⃣主要キャラクターには《断章》というトラウマがある

    4⃣題名通り「グリム」。つまり...続きを読む
  • 断章のグリムI 灰かぶり

    とりあえず痛い

    文章を読んでいて、思わず顔をしかめてしまう。
    文章を読んでいるだけなのに痛覚を刺激される。
    凄惨な場面がありありと想像できる。
    一度読んだら止められません。
    凄惨で残酷な世界にどっぶりと浸れるでしょう。
  • 断章のグリムI 灰かぶり
    全17冊完結。
    痛さ、気持ち悪さで並ぶものなしのライトノベル。
    時槻雪乃が好き。こんな、張り詰めていて、孤立して、苛烈な美少女の支えになりたい。
  • 断章のグリムXVII 白雪姫・下
    物語的にはバットエンドというよりトゥルーエンド寄り・・・なのかな?

    物語の集大成ともいえる出来でした。飽泡そのものが控えめですが、それが余計人間である神狩屋さんの狂気を引き立たせる。色んな人たちが死んでいく。まさか神狩屋さんが一般人にまで手を出すなんて・・・。『人魚姫』の巻を再び詠みたくなる。大人...続きを読む
  • ノロワレ参 虫おくり
    相変わらずホラー部分の描写の気持ち悪さが秀逸。断章のグリムは痛い描写でしたがこちらはまた違った気持ち悪さです。蜂の大群の描写を読むときは思わず口が開かないように手で押さえてしまいました。
    1巻からだんだんと後味の悪さが増している気がする。
  • ノロワレ参 虫おくり
    甲田先生がTwitterで、此の儘の売り上げだと5巻くらいで終了になりそう…
    というお話を聞いて、勝手に焦っていたり。
    3巻までの売り上げで決まるって、藤原先生も云ってたなぁ…。
    断章のグリムに比べると、地味な雰囲気ですけど、
    相変わらずオカルトの知識か豊かですし、其れなりに続いて欲しいです。

    ...続きを読む
  • ノロワレ参 虫おくり
    やっぱこの人は和モノの黒い部分とか暗い部分とか上手いわ。
    そして痛い描写も上手いわ。

    蜂に襲われる場面、あれは……
    背中がゾワワっとして、若干ぉえっ……とキた。

    存在感はあるものの、とくに絡んでこないミコトさんが
    今後どうなるのか気になる。
    今回は途中退場はやかったな。

    次の巻はどんな呪いか楽...続きを読む
  • ノロワレ 人形呪詛
    大好きな甲田学人さんの新シリーズ!
    前作「断章のグリム」に引き続き、三日月かけるさんの挿絵もあって嬉しい限りです。

    まだ一冊目なのでこれからどうなのかは分かりませんが・・・・・・甲田作品の中ではグロ控えめ、か?
    うーん、断グリが強烈過ぎたので体制がついただけかもしれない;
    代わりにmissingの...続きを読む
  • ノロワレ参 虫おくり
    3
    夢人と現人、誤植か?

    ただでさえ危険で蜂怖いのに、余計に怖くなる。
    蜂の巣の正体が素晴らしい。
  • ノロワレ 人形呪詛
    甲田さんの新シリーズが出てたんだ!と手に取った。
    グリムよりmissingシリーズが好きなのですが、その感じに少し近いかも。
    ただの暗闇とか、閉じられた扉を開けるのが怖いっていう感じがとても好きです。
    夏に読むにはちょうどいいかな?いつもながら一人きりの真夜中には読みたくない怖さです。
    あまりグロく...続きを読む
  • 夜魔 -奇-
    「missing」でお馴染みの魔女・十叶詠子と魔人・神野陰之が関わる短編集。
    時間軸的には本編よりも前。魔女と魔人の出会いの物語もあり、この二人が好きな人は読むと良いです。
  • ノロワレ弐 外法箱
    今回のテーマ憑き物筋と外法箱。
    憑き物筋と云うと、「Missing」が懐かしく思えます。
    「Missing」で描かれていたよりもずっと、
    解説が深かったかなと云う気がしますが。
    生物を元に呪いを生み出すのなら、それが人である可能性も…
    と思っていたら、やっぱり人蠱と云うものだったみたいです。
    其れが...続きを読む
  • ノロワレ弐 外法箱
    なんか懐かしい。
    『Missing』の亜紀ちゃんがソレ系でしたなー。
    特に関連する話は無かったけど。

    中指のシーン、・・・・・・あ゛あ゛あ゛あ゛痛い痛い痛い!

    ぞくぞくしました。
  • ノロワレ弐 外法箱
    甲田作品好きすぎて書ききれない!

    最後あたりの階段シーン好き。
    仲が悪いといっても、弟が一方的に兄を嫌っているだけで。
    危険なものに近寄ろうとする弟を止める夢人さん大好きです。
    まぁ箱が欲しいだけなんだろうけど。

    今回あまりグロテスクではなかった。
  • 断章のグリムXVI 白雪姫・上
    ついに最終章…!
    最後はきっと白雪姫だろうとなとそう思っていました。
    ずっと気になっていた葉耶の泡禍について核心に迫っていっていて、
    兎に角ずっとハラハラしながら読みました。
    最後は問題の神狩屋が何も知らない颯姫の元に帰ってきて、
    次へ続く…と本当に気になる展開です。
    毎回そうしていますけど、上下巻...続きを読む
  • 断章のグリムXVII 白雪姫・下
    断章のグリム完結…!
    葉耶と風乃の対峙とか、夢見子ちゃんの断章で皆やられてしまったりとか、
    白雪姫の泡禍の真実とか…兎に角気になる事がいっぱいあって、
    ドキドキしながら読み進めました。
    葉耶と話をしている時の風乃の台詞は全て印象的で、
    やっぱり素敵なキャラクターだなと再認識しました。
    後味のほろ苦い...続きを読む
  • 断章のグリムXV ラプンツェル・下
    相変わらず勇次君の云ってる事が滅茶苦茶で苛々させられましたが、
    居場所を失った彼が裏切り者の小間使いになっていたとは…!
    まさかな人の裏切りに、風乃が以前「そうなるかもしれないわよ?」と云っていましたけど、
    やっぱり驚きました。
    泡禍によって死ぬことが出来なくなったというのは、
    あれほどの狂気を齎し...続きを読む
  • ノロワレ 人形呪詛
    通常版と20周年記念「ぶっちぎり!リバーシブルカバー」と両方所持。

    甲田作品好きすぎて書ききれない!

    甲田氏、原点に帰った作品。
    今作はできるだけ登場人物を死なせないつもりらしい。
    死ねない、ともいう。
    設定も作りすぎず、縛られずに書いていく。

    夢人さん好き。
    異界の者に気に入られたところも、...続きを読む
  • ノロワレ 人形呪詛
    鹿狩屋と魔王陛下を足して2で割ったような死にたがりな小崎摩津方のような双子の兄と空目が嫌いな村上のような双子の弟と。
    とりあえず今回もメルヘンらしい。あとがき読んでもうなんか呆れましたが、作者は読者を呪殺しようとしているらしくてガチでびびりました。
    まだ小手調べな感じで期待の膨らむシリーズです