日明恩のレビュー一覧
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「お仕事」アンソロジー小説。
伊坂幸太郎、原田マハという文字に惹かれて読んだらまさかの3でしたが、アンソロジーなので問題なし!
原田マハさんの美術品を運ぶスタッフの話、
伊坂幸太郎さんの新幹線の清掃スタッフの話が特に読みやすくて面白いな〜と思ったけど、そのほかにも
日明恩さんの救急情報センターの通信員の話
森谷明子さんのベビーシッターの話も面白かった!
ラブミーテンダーの曲、聴きたい。
アンソロジーは知らない、読んだことのない作家さんの本も読めてとても良いし、短編でさくっとよめるのもありがたい。
ラブミーテンダーの中で、働いてるお母さんが話していた言葉が残ってる
「主人のお給料だけでも -
Posted by ブクログ
インパクトのあるタイトルにジャケ借りした本でした.
ゴーストバスターズみたいな雰囲気の作品でしたが幽霊のせいばかりじゃないところが辛子が効いててよかったです。
光希は家出少年で、足場工事の社長に素性を見抜かれスカウトされる。ペイフォワードを実践する社長の男気に感動でした。同じ匂いを嗅ぎ取られたって感じで、部下の2人も同種族のようでした。
一人は金髪で見かけヤンキーな奥さんで、感情表現豊かで生き物全般大好きで面倒みのいい先輩。
もう一人は幽霊は見えないけど捕まえてボコボコにできる頭島さん。怒らすと怖そうなんですが、洞察力に優れていて捜査官のように究明していく仕事のできる人。
そして、主人公の -
Posted by ブクログ
文庫で575ページ。申し訳ないけど、一番の感想は「長いっ!」(^^;;
雄大の目線で、雄大の話し言葉で進むお話。本人はツッパっているけど、実際は”気は優しくて力もち“、根っこが真っ当で、優しいオトコなのである。しかしこの、良くも悪くも、ヤンキー感たっぷりの感じが・・うーーん、なんだろうなあ、何故か私にはしっくりこなくて。すべての説明が冗長な印象なのでした。私的には、このページ数の、2/3くらいの量にできるんじゃないかなあ・・なんて思っちゃいました。(小説など書けない自分の個人的感想です、お許しを)
とはいえ、印象に残ったところを少し。
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「『じゃなきゃいけない』って、自分で自分 -
Posted by ブクログ
ネタバレ救急車舞台の小説って珍しい気がして購入
最初らへんは救急要請され、患者対応する場面がダラダラ…
展開がつまんないなー、と思っていたら救急車がジャックされ、身代金を要求するが待ち合わせ時間になっても回収に来ず、ジャックの意図が分からないまま救急隊員と乗り込んだ犯人悠希と、爆弾を積んだ救急車、その無線を傍聴する民間人やテレビ局。
世間を騒がせ脅かしながら救急車は犯人の示した病院へ次々と走る。
救急車は人を助けてくれると信じていた民間人が、救急車に裏切られ辛い過去を明かすうちに今回の事件を引き起こした真相が見えてくる
2019/12/12 22:32