日明恩のレビュー一覧

  • ロード&ゴー
    日明恵の本は4冊目。
    以前に読んだ「鎮火報」「埋み火」に続く消防隊・救急隊のお話。
    現実社会の現状も書かれた消防士・救命士の心あたたまる、またスリルある展開にドキドキした。
  • ロード&ゴー
    ホントにノンストップでスピード感があり、最後まで退屈させない作品だった!
    救急車がジャックさるという事件がどれだけ作品を引っ張れるのかと思っていたが、事件性も人間関係もしっかりと読ませるストーリーが練り込まれているし、過去の作品同様、救急隊員という職業についても掘り下げられている。
    『鎮火報』『埋み...続きを読む
  • ロード&ゴー
    最後のほうは、なんでしょう、テレビドラマの無理やり感といいますか。気持ちの良い人たちがたくさん出てきて、元気の出る話です。
  • そして、警官は奔る
    日明恩さんの本にであったのは つい、一ヶ月前、消防車ジャックものに 食指をうごかされ 消防士物二冊、で、深みにはまり、警官もの二冊を取り寄せて戴いて たちもりめぐみが 読む、書ける、状態に なりましたo(^_-)O

    日明さんは 安定思考?
    公務員さんが 活躍するものが 多いから^_^
    闇の子供...続きを読む
  • 鎮火報 Fire’s Out
    主人公の雄大は、表向きはやる気がないが、実は情のある熱い消防士。不法滞在の外国人ばかりが狙われる事件と小坂の死がきっかけで、雄大の考え方も徐々に変わっていく。
    ただのミステリではなく、人間関係や消防士の知識がかなり濃い内容。
    消防士の仕事や、どんなことを思っているのかを知って、私も消防車への見方が変...続きを読む
  • それでも、警官は微笑う
    始まりはちょっと読みづらい方向かと思ったが、かなり読みやすく面白い。警察小説&ハードボイルドにしては珍しく、面白いキャラクターでも出てきて、重くなりすぎない。作者が女性というのも、このジャンルでは珍しい。
  • 鎮火報 Fire’s Out
    青春消防ミステリーということで紹介されていたので、正義感満載のライトな小説かと思ったら、良い意味で裏切られました。
    在日外国人問題に切れ込む社会派小説の一面も持っています。

    消防にまつわることが詳細に記述されていてそれだけでも情報が豊富で楽しめるのですが、それにも増して登場人物の一人一人のサイドス...続きを読む
  • 埋み火 Fire’s Out
    こどもとおとな、子と親。不変のテーマですね。
    雄大はもともと粗暴なタイプなので私の好みじゃないんだけど、だいぶ愛着わいた。大人ぶらなきゃいけないところで大人であれ、と自戒。

    ところで謎解きを求めちゃダメだね、このシリーズ。最初に間違えてたので。これは青春物で成長物!あと解説で他のシリーズが世界設定...続きを読む
  • そして、警官は奔る
     男性人が熱い。そして格好いい。
     いろんな意味で予想外な展開になりつつもブレない武本が格好いい。
  • そして、警官は奔る
    武本に、迷いはなかった。
    という最後の一文に次作への不穏な空気を感じたのは私だけでしょうか。

    さて、法に準じ真の意味で優秀なな警察官という部品になりきる武本には惚れ惚れします。機械かのような揺らぎのない人間性には感動すら覚えますね。
    今回は暫定民間人として登場した潮崎も前巻から変わらぬ素直さが光り...続きを読む
  • そして、警官は奔る
    犯人を推理する小説ではなく「情」と「人とのつながり」を感じる小説。主人公の心が警官一色でピュアだから成り立つのだろうなあ。
  • それでも、警官は微笑う
    面白かった。とことん悪役がいないし、融通の利かない一匹狼的な主人公の、「警官バカ」ぶりが憎めなくて読みやすい。
  • 埋み火 Fire’s Out
    老人たちの相次ぐ失火火事は、『失火』というには
    何やら奇妙に怪しいものがある。
    一体それが何なのか。
    それを考えている主人公の友人は、『職場』の相次ぐ出火に
    見回りを1人でする事になっていて。

    何もかもを失くして無に帰す。
    しかも子供達がどれもこれも財産の事しか考えていなかったら…。
    それはもう、...続きを読む
  • それでも、警官は微笑う
    警察官と麻薬捜査官の、2人が関わっていく事件。
    分厚さに、かなり長い事件なのかと思いきや…いや、話も長かったですが
    非常に分かりやすく、双方の違いが書かれていました。

    正直、同じようなものかと思っていたのですが
    権限も何もかも、双方違うものでした。
    そして、その人達の背後と言うか、人間関係。
    ちょ...続きを読む
  • 埋み火 Fire’s Out
    消防士雄大が活躍する「鎮火報」続編。
    老人世帯で続く不審火と焼死。
    その原因究明に、消防士の仕事としてではなく、矜恃として雄大が臨む。

    前作同様の600P級の大作ながら、一気に読み進める展開はさすが。
    前作と異なり消防仲間との人間関係の描写は少なめであるが、
    あらゆる登場人物達の親子関係に焦点を当...続きを読む
  • 埋み火 Fire’s Out
    前作の「鎮火報」に引き続いて9時5時の内勤勤務を目指すやる気のない消防士、雄大の一人称で語られる物語で普段はなじみの薄い消防士という仕事を垣間見れる作品となっている。ただ、今回は雄大のプライベート部分でのエピソードが多く、前作に比べると消防士の業務や消防隊の面々に関する描写が少なくなってしまっていた...続きを読む
  • 埋み火 Fire’s Out
    「Fire's Out」シリーズ
    前作「鎮火報」の続きだけど、読んでなくても楽しめる
    長身でガタイの良い若手消防士・雄大が主人公の物語

    ≪あらすじ≫
    相次いで一戸建ての失火事故が発生する
    共通点は
    家が全焼
    住人の老人が焼死
    ただし周りへの被害はゼロ
    出火原因は不運な偶然が重なったこと

    不可解と...続きを読む
  • 鎮火報 Fire’s Out
    典型的な人情というか青春もの、男気はあっても世の中を斜めにしか見ることのできなかった不良少年が、消防という人の生死を目の当たりにする仕事を通して成長していく物語。

    消防車のサイレンに2種類あるってことは、何となく気にしてはいたんだけど、本書を読んで初めて理解しました。その他、消防活動や消防士さんの...続きを読む
  • 鎮火報 Fire’s Out
    なりたくもなかった若き消防士、雄大がナイスキャラ。外国人アパート連続放火事件を追うサスペンスと主人公の成長を描いた青春物語が楽しめて面白かったー。最後の仁藤との場面なんか感動もあり…続編も読も♪消防士の仕事や苦労なんかもわかって知識にもなっちゃうし!
  • ヒマかっ! Get a Life!
    インパクトのあるタイトルにジャケ借りした本でした.
    ゴーストバスターズみたいな雰囲気の作品でしたが幽霊のせいばかりじゃないところが辛子が効いててよかったです。

    光希は家出少年で、足場工事の社長に素性を見抜かれスカウトされる。ペイフォワードを実践する社長の男気に感動でした。同じ匂いを嗅ぎ取られたって...続きを読む