日明恩のレビュー一覧

  • ヒマかっ! Get a Life!

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    漫画でありそうな、幽霊とコミュニケーションをとれる少年の話。
    結末が予想出来て大団円、読んでいてとても楽しい小説です。
    漫画の花田少年史を思い出しました。

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    2024年12月24日
  • ゆえに、警官は見護る

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    明け方の港区芝浦のマンション前で焼死体が発見された。タイヤの中に立たせた人体を燃やすという残忍な手口は社会に衝撃を与える。
    だが検視の結果、燃焼時には既に死亡していたことが判明する。一方、新宿署留置管理課の武本は、深夜の歌舞伎町での喧嘩で逮捕、勾留された柏木という男の静かな佇まいが気になっていた。
    そんな中、西新宿のビル前で同様の手口の殺人放火事件が発生。武本は、新宿署の捜査本部に応援にきた警視庁刑事総務課刑事企画第一係の潮崎警視と再会する。

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    2024年11月17日
  • ヒマかっ! Get a Life!

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    コミカルでちょっぴり切ない青春人情?ストーリーで、なんか?不思議な読後感だった。

    主人公で17歳の家出少年である光希が持つ霊感力で、次々に悪霊退治するストーリー。

    職場の先輩、奥さんと頭島さんや幽霊たちなど登場人物?皆に男気を感じとれた。

    4編の退治は、どれも込み入った事情があり、これまで自分が抱いていた、幽霊現象の先入観や固定観念が打ち砕かれた。


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    2024年10月29日
  • ギフト <新装版>

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    幽霊の見える少年:明生と、過去の出来事がきっかけで職を辞した須賀原。現世に未練がある幽霊の想いを汲み取り、送り出していく連作ものである。明生の腕に触れることで須賀原は幽霊を見ることができる。
    ホラー要素というより、人生の後悔や生きている人、亡くなっている人双方の心情に迫った内容。
    犬や池で亡くなった少女のように同情するエピソードもあるが、圭子のエピソードのように、読んでいるこちらが恥ずかしくなるような「死に方」もあり、飽きずに読み進められた。
    終章では須賀原本人の過去の伏線回収に至る。心がギュッとなるような思いだった。
    坂木司『和菓子のアンソロジー』に参加した作家であり、こちらの作者がその本で

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    2024年10月20日
  • やがて、警官は微睡る 〈新装版〉

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    横浜みなとみらいに新規オープンしたホテル、ハーヴェイ・インターナショナル横浜で立て籠もり事件が発生した。
    犯人は謎の多国籍グループ。
    周辺の携帯基地局も爆破され、異常な事件の連続に大混乱に陥る警察。
    非番でホテルに居合わせた警視庁蒲田署の刑事・武本は、新人ホテルマンの西島とともに館内を逃げ回りながらも、かつての上司で神奈川県警に所属する潮崎警視と連絡をとりつつ、孤独な戦いを開始する――。

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    2024年10月11日
  • やがて、警官は微睡る 〈新装版〉

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    今回は武本さん大活躍の巻だった!!
    今回もか、、、

    前巻から引き続き登場している潮崎さんも関係立場は変わりつつも、変わらない関係。そんな関係がすごい素敵に見える。

    事件の中で成長?心に大事なものを決めていく人々の様子もとっても感動した。

    次の巻あるのかなぁ、、、あってほしい、、、

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    2024年08月02日
  • ヒマかっ! Get a Life!

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    幽霊が出てきて、それぞれの幽霊事件を解決していくのですが、幽霊も登場人物もほぼみんないい人(幽霊はいい幽霊)で、ほっこりできるし、しみじみできる感動作でした。幽霊退治というイメージではありません。

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    2024年06月15日
  • ヒマかっ! Get a Life!

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    ネタバレ

    幽霊が見える桧山光希くん、18歳の誕生日に分籍届を出すことを目標に、九州から家出して上京。
    両親との確執、いじめ、親友の死など、色々辛いことを経験し、かなり弱っているところ、足場工事会社「須田SAFETY STEP」の社長に助けられ、そこに身をおくことになる。
    主人公の光希くんが、社長や先輩社員や色んな人達と関わっていくことで、辛い過去を乗り越えていくお話。

    日明恩さんの本、久しぶりに読んだ。
    多少、出来すぎな感じもするけど、スラスラと楽しく読めた。
    登場する人が、基本的にみんな好い人で、読んでいて安心する。
    浩太郎くん、良いキャラクターで好き。亡くなってしまっているのが残念だ。
    金髪で資産

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    2024年05月01日
  • 濁り水 Fire's Out

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    楽しんで消防士の仕事にも詳しくなれるお仕事小説。消防士の雄大の思考回路がつぶさに描写され、照れ屋で実は熱い雄大のファンになってしまった。

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    2024年03月16日
  • ヒマかっ! Get a Life!

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    ホラー小説は好きで良く読みますが、このような設定の霊感の表現は始めてで、素晴らしいです。
    この作品とは別ですが、消防士シリーズや警察官シリーズも早く上梓してほしい。

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    2024年02月16日
  • ヒマかっ! Get a Life!

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    この会社の人素敵すぎますね。いい出会いで良かった。
    ゴーストバスター的な感じですが、全てが霊のせいではなく、人間の仕業のお話もあり…。霊だって良い霊もいますしね。元は人間だし。

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    2024年02月03日
  • エール!(3)

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    ネタバレ

    お仕事小説のアンソロジー。
    美術品輸送展示スタッフ、災害救急センター通信員、ベビーシッター、農業、イベント会社契約社員、新幹線清掃スタッフの6つの職業を6人の作家が描く。
    はじめましての作家さんが4人、ていうか原田マハさんと伊坂幸太郎さんしか知らない。農業の吉永南央さんの切り口はおもしろく、救急情報センターの日明恩さんのはこれからキュンキュンしてゆきそうかなと。
    伊坂さんはいつもとちょっと違い、作者知らずに読んだら伊坂さんと思わなかったかな、仙台出てこないし。

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    2024年01月21日
  • ヒマかっ! Get a Life!

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    "見えないのに殴れる"
    に惹かれて、初読みの作家さんです

    怖がりだけど、不思議な世界観が好きな私に
    ちょうどセーフな幽霊物語でした(笑)

    なにより、主人公の周りの人たちがステキで
    "殴れる"頭島さんの幽霊への考え方が秀逸!!

    心に響いて、ときどき笑っちゃう、
    おすすめしたい物語です

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    2023年12月27日
  • ヒマかっ! Get a Life!

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    こんな社長や同僚と仕事できたらいいのになと思う。目新しいテーマじゃなくてかつできすぎな話ばかりだけどそこがいい。そしてもっと日明恩作品の新作読みたいです。

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    2023年12月18日
  • ヒマかっ! Get a Life!

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    警官シリーズも消防士シリーズも楽しく面白く読んだが、全く違った切り口で幽霊って。ただ単なるオカルトにならず人が生きる物語として面白く読んだ。でもこれは単発でいいかな。

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    2023年12月11日
  • ヒマかっ! Get a Life!

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    ネタバレ

    久しぶりに読むたちもりめぐみさんの作品ですが、泣けました。
    過酷な運命を生きることを運命づけられた少年が、静かに前を向いて生きていく物語が好きです。
    まさかゴーストバスターものがこのような着地点に行き着くとは。

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    2023年12月06日
  • ヒマかっ! Get a Life!

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    日明 恩のヒマかっ! Get a Life!を読みました。
    主人公は家出した17歳の少年。
    上京してコンビニで見た目がいかつい人に声を掛けられ、パンを貰いそのままその人達の足場工事会社に務めることになります。
    主人公の光希は、小さい頃から幽霊が見え話しかけられたりしました。
    それで、母親がその力を利用して金儲けをします。
    それが嫌で家出しました。
    親友の死をきっかけに見えなくなるのですが、足場会社の先輩が見えないけれど幽霊に触ることが出来るのがわかり幽霊退治の話が次から次と入ってきます。
    なかなか面白かったです。

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    2023年12月05日
  • エール!(3)

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    憧れて手に入れた仕事にも嫌な事はある。
    こんな仕事辞めてやる!という仕事の中に、
    笑顔になる一瞬がある。
    生活の為に働くのだから割り切る、
    という考えもある意味正解だと思うし、
    この仕事が天職だと思っていたのに、
    向いてないって挫折する事も多分ある。

    大変そうだね、と言われる仕事に、
    笑顔で楽しげに関わる人もいる一方で、
    誰もが羨む職業に就いているのに、
    人知れず悩んで塞いでいる人も多分いる。

    早期退職に憧れた時期もあったけど、
    社会の片方にしかいられない人生が楽しいのか、
    自信がなくなってきた。
    助け合って社会を作って生きていく上では、
    誰もが自分の役割を「ちゃんと」する事が、
    大事なの

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    2023年11月26日
  • ヒマかっ! Get a Life!

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    幽霊や心霊的な価値観が変わる心優しい小説。

    幽霊や霊的なものって怖いイメージや気持ちが良くないイメージがありました。
    でも、この小説を読むと幽霊って面白い、楽しい幽霊もいるって思いました。
    これからは幽霊達との価値観が大きく変わりました。

    また、登場人物も個性な人たちで、楽しく読むことができす。
    社長の考えもとても素敵で、『恩は受けたら違う人に返して繋げていく』ことの良さも知れました。

    本当に心温まる小説でした。

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    2023年11月26日
  • それでも、警官は微笑う

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    先に、シリーズ第4作目を読んでしまったのだけど、これがシリーズ第1作目。

    面白いですね。先に読んでしまっていた4作目の辺りで、因縁というか、曰くというか、活躍というか、それを感じてはいたけど、物語はこういう感じで始まっていたんですね。

    早く2作目を読みたいです。あ゛ー、でも、積読が溜まってんだよなぁ。

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    2023年02月01日