日明恩のレビュー一覧

  • ロード&ゴー
    今までありそうでなかったてーまのお話。
    帯にも書いてあったけど、映画を読んでいるようなスリルと臨場感を持たせる小説だった。
    かなり細かい描写もあり、作者が本当に救急車についてもしっかり勉強して書いていることがよくわかったし、考えさせられる一面もたくさんあった。
    この小説は色んな人に読んでほしい!
  • エール!(1)
    はたらく女性のアンソロジー。頑張る女性への応援アンソロジーとも言えそう。明日も仕事がんばろうと思える以外にも、知らないお仕事の世界も覗けてちょっと知ったかぶれるところも面白いです。
  • 鎮火報 Fire’s Out
    消防士が主人公と言うことで、本筋はもちろんなのですが、冒頭から随所に差し挟まれる消防士の仕事や制度についての盛り沢山の説明が面白かったです。
    現場での緊迫感は、映画の「バックドラフト」を、本筋で扱われるテーマは同著者の「そして、警官は奔る」を彷彿とさせるものがあります。
    こんな言い方をしましたが、二...続きを読む
  • エール!(2)
    困った時の自分の励まし方を見つけている人は立ち直りも早いし変化に順応し易いような気がする。自分に応用できそうなものはこの際いただいておこうかな( *´艸`)
  • エール!(1)
    どんなお仕事も大変なことがあれば楽しい事もある。働く女性のと銘打った作品たちだけれど、男性にも通じるところがあると思う。
  • エール!(1)
    働く女性が主人公のオムニバス小説。
    この本を編集した大矢博子さんの書評が個人的にはかなりツボなので、期待して読みました。

    そうしたら、おもしろいし、ほろりと来るし、それでいて前を向いて歩こう、と思えるんです。
    女性、という視点だけでなく、オトコから見ても、いい話だと思います。
  • エール!(2)
    坂木司、水生大海、拓未司、垣谷美雨、光原百合、初野晴(敬称略)と馴染み深い顔ぶれ。
    垣谷さんは初かしら。
    坂木さんと初野さんはミステリじゃない方の感じ。
    楽しみなシリーズです。
  • エール!(1)
    作家6人による 30代女子お仕事アンソロジー。
    あー、よかったぁ。

    漫画家や通信講座の講師、プラネタリウム解説員
    ツアー・コンダクター、ディスプレイデザイナー にスポーツライターと
    馴染みがあるかといわれるとそうでもない職業だけど、
    結局、根っこは同じようなことで苦しんだり悩んだりするのだなぁと...続きを読む
  • 埋み火 Fire’s Out
    なんだか読み終わった後心があったかくなりました。

    仁藤さんがデレたーーーーーー!
    からのカメwwwww

    てか守生きてたのかよ!

    これからの4人が楽しみです(´∀`*)
  • 鎮火報 Fire’s Out
    何気なく読み始めてみたら大当たり!
    分厚いけどさくさく読めました。

    消防のことだけじゃなく
    不法に日本にいる外国人の話とか
    普段あまり気にしないことも言及されていて
    いろんなことを考えてしまう一冊でした。

    埋み火も読みます!
  • 埋み火 Fire’s Out
     第1作では読みにくかった主人公の1人称も読みやすく感じられる。慣れたのか、主人公が成長したのか、作者が上手くなったのか。上手くなったのは当たり前だろうけど、主人公の性格が前回より開かれているのもひとつかなぁ。

     今回の事件は、事件がどう解決するか、よりも、この人たちどうなるんだろう、ということに...続きを読む
  • 埋み火 Fire’s Out
    鎮火報2作目。
    ミステリーかと思いきや、謎解きは中盤で終わってしまう。
    ただ、本番はここから。日明恩の一番いいところは人間ドラマ。
    女性だからこそか、ここまでクサい友情をかけるのは作者ならではだと思う。
  • 埋み火 Fire’s Out
    1.
    「誰かの『じゃなきゃいけない』は、俺にとってそいつの『だと良いな』でしかない」
    …確かに。

    「不幸と不健康は自慢じゃない」
    そのとおり!!ただどうしてもしちゃうけど…。

    裕二っていいこと言う。

    なんだかんだ自分に言い訳しながらも仕事真面目な雄大と
    その(職場)仲間たち。
    自分は仕事に対し...続きを読む
  • 鎮火報 Fire’s Out
     ええーっ、何で出版社が…(大人の事情って奴ですか?)
     仕方がないので、買い直し。
     あー、もう…講談社文庫版、どうしようかなぁ…。orz
  • 濁り水 Fire's Out
    楽しんで消防士の仕事にも詳しくなれるお仕事小説。消防士の雄大の思考回路がつぶさに描写され、照れ屋で実は熱い雄大のファンになってしまった。
  • エール!(2)


    お仕事小説アンソロジー
    「エール!」第2段

    ●職業:スイミングインストラクター
    作品名「ジャグジー・トーク」
    作者:坂木司
    キッズスイミングのインストラクターがスクール後に入るジャグジーでのトーク。子供に教えるには何が大切なのか?やはり子供が好きなことが必要みたい。

    ●職業:社会保険労務士...続きを読む
  • ヒマかっ! Get a Life!
    ホラー小説は好きで良く読みますが、このような設定の霊感の表現は始めてで、素晴らしいです。
    この作品とは別ですが、消防士シリーズや警察官シリーズも早く上梓してほしい。
  • ヒマかっ! Get a Life!
    この会社の人素敵すぎますね。いい出会いで良かった。
    ゴーストバスター的な感じですが、全てが霊のせいではなく、人間の仕業のお話もあり…。霊だって良い霊もいますしね。元は人間だし。
  • エール!(3)
    お仕事小説のアンソロジー。
    美術品輸送展示スタッフ、災害救急センター通信員、ベビーシッター、農業、イベント会社契約社員、新幹線清掃スタッフの6つの職業を6人の作家が描く。
    はじめましての作家さんが4人、ていうか原田マハさんと伊坂幸太郎さんしか知らない。農業の吉永南央さんの切り口はおもしろく、救急情報...続きを読む
  • ヒマかっ! Get a Life!
    "見えないのに殴れる"
    に惹かれて、初読みの作家さんです

    怖がりだけど、不思議な世界観が好きな私に
    ちょうどセーフな幽霊物語でした(笑)

    なにより、主人公の周りの人たちがステキで
    "殴れる"頭島さんの幽霊への考え方が秀逸!!

    心に響いて、ときどき笑っちゃう、
    おすすめしたい物語です