日明恩のレビュー一覧

  • 優しい水

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    川に捨てられた熱帯魚を助けて、そこにとりついていた不可思議な微生物を発見した中学生の洋。
    離婚した母について母の実家の町で暮らす洋は、生き難さをその生物の観察に没頭して、恐ろしい事実を確認していく。
    そしてそれを水に混ぜて、自分に被害を与える人々へと・・・
    それに目をつけたヤクザが・・・

    知らぬ間に広がっていく恐ろしい微生物・・・
    どこにでも転がっていそうで怖い~

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    2021年02月23日
  • 啓火心 Fire’s Out

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    このシリーズ好きなんだけど本作はとにかく説明が多すぎた。
    説明の多さにちょっと辟易してしまい、、最初はなかなか進まなかったけど2/3を過ぎたくらいからやっと面白くなってきた。
    ラストまで行ってやっぱり好きーって思ったけど、次回作は説明を少なめにお願いしたい。

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    2020年05月16日
  • ロード&ゴー

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    血を流して倒れていた傷病者を運んだ救急車が、ジャックされた!
    鞄には爆弾が仕込まれており、「停まったら爆発する」という大ピンチに!

    警察やマスコミを大規模に巻き込みながら疾走する展開。
    有川浩さん絶賛らしいですが、確かに雰囲気が似てます。
    救急隊や通信員達の仕事ぶりや、現状抱えている問題点など、
    うまく物語に盛り込んでいる点がよく似ていると思いました。

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    2020年05月08日
  • 優しい水

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    日明さんの消防、救急などの組織を扱った作品は好きなのですが、これは救われない。
    途中の、獣医、警察、研究者が絡むところは面白かった。

    プロローグはよくわからなかった。

    中学生は大人に頼るべき。自由研究と称して、いろんな実験ができるのだから。よい研究者になっただろうに。

    優しくない水かな。

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    2019年04月13日
  • ロード&ゴー

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    救急車の話
    筆者の救急隊への思いが前面に出ている作品
    引き込まれる
    だが、犯人への共感がし辛かった、強い思いに対して行動がお粗末過ぎる

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    2018年12月15日
  • 優しい水

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    まったく優しくない水。
    好奇心が倫理観をこえるところが、じわじわと怖かった。
    エンディングも救いがなく、すごいイヤミス。
    プロローグの意味がよくわからなくて色々考察見たけど、みんなあんまりピンとはきてないのかな。(たぶんこうだと思うけど…っていうのは統一してあるけど)
    ちょっと長かったけど、展開が気になって読まされてしまった。他の小説はテイストが違うようなのでチャレンジしてみたいな。

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    2018年11月25日
  • 優しい水

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    他の日恩作品と同じ作風を期待して読んだら、全然テイストが違って怖い話。
    誰も幸せにならなくて、後味が悪い。
    プロローグの意味が最後まで分からなかった。

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    2018年08月31日
  • 啓火心 Fire’s Out

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    ネタバレ

    日勤事務職への移動を希望しながら、日々過ごしている主人公だけど、なんだかんだ言って、主人公本人は(嫌がるだろうけど)“熱血消防バカ”なのでは無いだろうか?と思わずにはいられない。

    この作品では、主人公の天敵ともいえる仁藤との絡みはそれほどないが、それでも、ポイントポイントで仁藤が出てきて、主人公にグサリと刺さるようなことを言うのはお約束。

    でも、冷静に考えてみると、引きこもりの謎の“乙女おじさん”の守みたいな人はいるのかな?謎ですね。彼が居ることで、主人公の謎解き、トラブル解決がスムーズに進むわけですけどね。やりようによっては、荒唐無稽になりそうな設定ですが、そうならないのは、著者の腕なん

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    2018年07月16日
  • 埋み火 Fire’s Out

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    老人世帯でつづく不可解な火事。住人は“不幸な偶然が重なって”焼死した。調査を始めた若手消防士・大山雄大は、老人たちの哀しい過去と、裏で糸を引く意外な人物を突き止めるが…。雄大の胸のすくような活躍が閉塞した世の中に風穴を開ける。

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    2018年06月17日
  • 優しい水

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    すごく怖いわけではないけど、じわじわ怖い。
    毒素が染みこんでくるような怖さ。
    うまいなー。おもしろい。

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    2018年01月14日
  • 優しい水

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    用水路に捨てられていた熱帯魚を見つけた中学1年生の石塚洋。魚は全滅してしまうが、水の中に得体の知れない生物がいることを発見する。魚が死んだ原因は水にあると考えた洋は、自分が気に入らない人や犬に飲ませてしまう。
    もっと、バイオテロ、もしくはパンデミックというような展開かと思っていた。回収仕切れていないことや誰も救われないということで、若干消化不良気味。

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    2017年05月31日
  • 優しい水

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    他のレビューにも書かれていたとおり救いがなさすぎて読み終わったあと悲しくなる。しかも原因を作ったのはこいつかと知ってやりきれない。そしてこんなことが起きても不思議ではない世の中になってしまってさらに悲しい。

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    2017年05月17日
  • 優しい水

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    遅筆で知られる作家さんの待望の新作!でも「武本&塩崎シリーズ」でもなく、「Fire's Out」シリーズでもなく、少し残念な気持ちで読み始めたが、読み終わっても、読後感が悪くて、残念な気持ちは拭えない。用水路に捨てられていた熱帯魚を見つけた中学1年生の洋は、犬の散歩で通りかかった間宮の協力を得て、熱帯魚を救い出し、9駅離れた保護センターに持っていくことに。しかし、熱帯魚が死なないように、万全を期したのにも拘わらず、保護センターにたどり着く前に熱帯魚は全て死んでしまう。その死に納得のいなかい洋は水を調べ、その水には得体の知れない生物がいることを発見する。一方、動物病院に勤務する須賀は、

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    2017年04月20日
  • エール!(3)

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    エールという題目だけあり、どのお話も最後は頑張ろう!いいな♫と思える終わり方で読んでいて爽やか!そんな中にも自分に当てはまって感じる事もあったり。ちょっと読むのに楽しかった!2017/3/10完読

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    2017年03月11日
  • ロード&ゴー

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    鎮火報のスピンオフ。
    元ヤンの消防士生田が運転する救急車がジャックされた。
    そこからが、ちょっとだらだらと長い。
    まだ犯人が分かるまでは良かったのだが、そこから後は正直笑ってしまうくらいに映画やドラマの安いノリでした。
    といいつつ、軽く楽しむには良い作品。

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    2016年06月14日
  • エール!(3)

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    お仕事系小説シリーズの第3弾。
    あまり心に響く作品がなく、かといって実力作家が揃っているだけにつまらなくもなく、淡々と読み終わった印象。

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    2016年04月23日
  • エール!(3)

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    様々な職場で働くヒロインたちのお仕事小説アンソロジー第3弾。このアンソロジー、巻を重ねるごとに好きな話が増えている。
    今回はなんと86歳のヒロインも登場。
    伊坂幸太郎はやはり面白いし、日明恩と山本幸久が泣けた。

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    2015年07月25日
  • エール!(3)

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    働く女性アンソロジー。

    日明恩さんを目当てに。
    119にかけて最初に取ってくれる所。
    いたずらも多い中、こうして頑張ってくれている人達は
    本当に神経すり減らしているのだな、と。
    確かに現場の緊迫感はないものの
    それを判断する、大事な場所。


    ベビーッシッターも、かなり信頼がなければ
    やりづらい仕事です。
    しかしそんな仕事内容よりも、友人の方が
    非常に気になる話でした。
    ドラマチックに演出…悲劇のヒロインならぬ
    ドラマにどっぷりな感じの人。
    迷惑がかからなければ別に、ですが
    これは確実に迷惑被ってます。

    そして最年長ヒロインw
    世間をしらなくても、自分の世界を知っていれば
    それだけで十分で

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    2015年07月21日
  • 鎮火報 Fire’s Out

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    伝えたいことが多すぎて、
    ちょっと長くなりすぎたかなぁという感じ。

    消防士や消防署のことも
    知らないことが多くて、それはとっても興味深かった。

    特殊な職業だから、どうしても、
    使命感に溢れている人ばかりと思いがち、だけれど
    確かに、雄大のような考え方の人がいてもおかしくないと思う。

    だけど、日常の仕事が非日常だから、
    おのずと使命感を持つようになる、
    そんなような気がする。

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    2015年01月27日
  • ロード&ゴー

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    救急車がハイジャックされ、まるで救急車版スピード。救急隊員の日々の激務や内状、その心意気を垣間見られたようで、よかった。ラストは個人的には納得いかないんだけど、想像したら圧巻!の一言。

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    2014年12月22日