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Posted by ブクログ
とある赤羽の消防士視点の一人称語りで、ある意味ライトノベル。前半は、老人宅での連続不審火焼死の真相を調べるべく奔走する。これが半分くらいで終わってしまい、あとは若者たちの友情、家族とは、友達とは?みたいな説教臭い話になる。
作者も文中で書いているが、主人公(つまり、一人称視点の主)は馬鹿なので、しゃべる語彙がものすごく少ない。その反面、普通の文中(つまり、自分の考えていること)は非常に多弁で苦悩が有るというギャップは面白い。
文章は口語的に書かれていることも影響し、「てにをは」や主語の省略が多用されるため、読み始めてペースに乗るまで、相当鍛錬が必要な文である。
また、主人公の思考には非常に無駄が多く、一言を発して、次の言葉までの間に本旨と関係ない内容などが差し込まれるため、「だれがどうなった」を把握することが難しい。正直なところ、上手い文とは言いがたい。
しかし、その無駄こそがこの本の中では生きていると言え、最後には面白く感じている不思議な文である。
登場人物などは、バカな主人公以外に完璧超人みたいなのが出てきて、あ、これ女性作家だと思ったら当り。まあ今回はそこまで鼻につかなかったけど、この人の他の作品ではダメかもしれないという予感がある。
Posted by ブクログ
老人たちの相次ぐ失火火事は、『失火』というには
何やら奇妙に怪しいものがある。
一体それが何なのか。
それを考えている主人公の友人は、『職場』の相次ぐ出火に
見回りを1人でする事になっていて。
何もかもを失くして無に帰す。
しかも子供達がどれもこれも財産の事しか考えていなかったら…。
それはもう、何も残さずどうにかしたいものです。
とは言っても、万全を期しても、それを実行するのは止めていただきたい。
その言葉に、どんな意味があるのか、何の意味もないのか。
人の背後は、その人が語らなければ分からないものです。
語ってもらわない限り、己の思考を言葉にして紡ぐのは勝手ですが
それを押し付けてはいけない、というのは当然です。
意見交換、とは違って、それは自分の『もの』なので。
私はこう思うけど、と参考にしてくれ、というのとも違います。
言い方には、考え方には、気をつけねばなりません。
しかし、結局『あの人』の正体がわかりません。
予測はできるのですが…答えを下さい!w
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