日明恩のレビュー一覧

  • それでも、警官は微笑う

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    リアリティの無さ?というか軽い感じは否めない気がするけど、なんでか続編がすごく読みたくなりました。漫画でいうと掲載されるのは青年誌じゃなくて女性誌な雰囲気。潮崎よりも林が何故かすごいイケメンで脳内再生されました。

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    2012年05月01日
  • それでも、警官は微笑う

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    ネタバレ

    日明恩デビュー作

    警察小説。
    冒頭に下品さに絶句し、一度は読むのをやめようかと思いましたがすぐに引き込まれました。読んでよかった。なにせ各キャラクターが一風変わっていて頑固だったりで魅力的。信頼関係のある相棒ものはかなり好み。
    潮崎と武本のはみ出し者でこぼこコンビが警察組織の圧力に背いて、独自の捜査を行う──という鉄板の構成ながら、警察に敵愾心を抱く宮田を含む麻薬取締官3名も加わり互いに事態を引っ掻き回してしまう過程とやり取りが面白い。
    結局主要人物(潮崎武本宮田)のだれも自分の目的は達成できなかったし、警察官二人は異動減俸のち潮崎は退職してキャリアを目指し、武本は本庁国際犯罪系へ、宮田は退

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    2012年10月23日
  • そして、警官は奔る

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    子供の人身売買に虐待という犯罪。
    そして、国籍を持たなければ何もできない現実。
    言いかえれば、それは持っていなければ何もしてはならない。

    人助けはしてはならない事ではない。
    けれど、してはならない相手もいる、というのには驚きでした。
    読み進めていけば、納得できます。
    承知でやってきた母親はともかく、子供には罪はないと。

    しかし、だからと言って何ができるか、と言われれば
    分からない、としか答えられません。
    最初から、道具として産み落とされた子供達。
    その幸せを…と言われても、それもまた道具のようで。
    幸せは当人が決める事、とはいえ、どうなのでしょう?

    ところで、最初の原点である人身売買のす

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    2012年01月01日
  • 鎮火報 Fire’s Out

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    やる気のない新人消防士が、ある事件をきっかけに消防士としてのやりがいに目覚めていく・・と書くとまさに映画「バックドラフト」で、読んでいる間、映画バックドラフトのテーマが高らかに脳内BGMとして流れてました・が、それだけではなく、兄貴分との確執や外国人の不法就労のことなんかも横糸として織り込まれていて、読み応えのある一冊。

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    2011年08月28日
  • それでも、警官は微笑う

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    ファストフード警官小説(笑)
    適度にシリアスで適度にお笑い

    そこかしこに出てくる警察小説のキャラの描写を見るたびにくすくすと笑ってしまうー。
    合田さん…安積さん…鮫島さん…。
    女子が好きな警察小説だ(笑)

    とりあえず、続編は読みたいと思う☆

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    2011年05月16日
  • そして、警官は奔る

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    キャラクター設定を説明する表現が何度も繰り返されるので、ちょっとうるさく感じるときがある。もうちょっとスピーディに展開しても良いかと思う。

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    2011年05月12日
  • 埋み火 Fire’s Out

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    4月-11。3.5点。
    鎮火報続編。忘れていたけど、思い出した。
    老人宅で続く火災死。主人公は疑問を感じ、調査する。
    ため口が気になるけど、いいやつ。
    事件が解決してから、次作につながるようなストーリー。

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    2011年04月16日
  • 鎮火報 Fire’s Out

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    ネタバレ

    不法滞在外国人ネタが「またか…」って思った。

    「そして、警官は奔る」を読んだ後だったので、ネタが同じ感じだった。

    よっぽど不法滞在外国人のことをみんなに知って欲しかったんだなぁって思った。

    でも、連チャンで読むとダメだったな~。
    失敗。

    この人は事件中心じゃなくて、人物中心のストーリーの書き方。
    それが新鮮でよかった。

    消防士の仕事もこの本を読んで初めて深く知ったので、
    勉強になった。

    ただ、主人公が好きじゃなかったな~。
    なんか共感できない。

    続きもあるみたいだけど、読むか迷うな~。

    不法滞在外国人ネタでなければ読むかも。

    守の「あの人」のことが明かされてないからね★

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    2011年03月28日
  • 埋み火 Fire’s Out

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    失火が原因と思われる老人宅での火災の連続。
    そして、親友の工務店が建築中の家ばかりを狙った放火。
    新人香川とのうまくいかない関係。

    ただ、ミステリではなくヒューマンドラマ。
    なかなか面白いんだけど、残念な点が。

    後ろ向きな動機で消防士になったことの説明や
    親友とのやりとりのいちいちを解説する部分が
    あまりにも多く繰り返されてるんだよなー

    はっきり言ってスピード感を消してしまっている。
    それだけが残念。
    省いたら、こんな分厚さにはならなかっただろうね。

    引用して残しておきたい部分が多いだけに、
    もったいないとしか言えない。

    本筋は面白いですよ。

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    2010年12月12日