【感想・ネタバレ】ロード&ゴーのレビュー

あらすじ

救急車がカージャックされた! 車内の様子が無線で傍受され、すべてがネットに曝される中、救急車はタイムリミット目指して走り出した――。元暴走族の機関員・生田の激走が光るノンストップ・タイムリミットサスペンス。

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Posted by ブクログ

ロード!&ゴー!!!!

爽快感溢れる内容で非常に面白かった。

久しぶりに読む手が止まらなくなった作品だった。
故に⭐️5。
救急隊、消防の方の熱い思いを受け取れる内容だった。切迫した中でハラハラする展開が読む手を止まらなくさせたのかなぁと。
面白かった。

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2024年09月29日

Posted by ブクログ

救急車がジャックされた。
乗っていたのは、沈着冷静な隊長の筒井、救急救命士の資格を持つ優等生の森(女性)、そして、元暴走族(?)の機関員の生田。

しかし、実行犯(悠木)は、自分は犯人ではないという。
実は、真犯人に人質(家族)を取られ、爆弾を持たされたうえ、無理やり救急車のジャックをさせられたのだと言う。

果たして、真犯人の目的は何か?
動機が見えないまま、救急車は、真犯人の指示で、次々と指定場所を目指す...

疾走感溢れる文体で、読み出すと止まりません。
筒井隊長の怪我やトイレ、ガソリンの欠乏などなど、あらゆる難題が、生田たちを襲う。

果たして、生田たちは、真犯人の企みを阻止することができるのか?

今回の事件により、人生が変わった女子高生やTV局の職員などの人達の心境の変化も見ものです。
また、真犯人の動機につながる救急医療の抱える問題も見逃せません。

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2019年10月26日

Posted by ブクログ

救急車ジャックに込められた壮大な問題提起。
日明恩作品は初めてだったけど、
すごくおもしろかったし考えさせられた。
スピンオフらしいので他のも読んでみよう。

生田の昔は悪かった感を出すべくな喋りが
自分の好み的には少し過剰だったけど
みんなそれぞれキャラもよく
どんどんのめり込んでぴゃっと読めた。
みんな、心から救いたい気持ちで
必死で、一生懸命仕事してる。
熱い想いが作品中にどくどく溢れてる。
全然知らなかった救急車や関わる人たちのことを
少しでも知ることができて、
少しでも考えることができてよかった。
まだ自分の生活に関係したことがないだけで、
ほんとはちゃんと知ってないといけないことだし
これからいつどこで初めて遭遇するかもしれないし。

何度か電車の中でぽとぽと涙落ちてしまった。
最終的にはかなり壮大な映像になってるので
映画化とかしてほしいな。

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2017年08月17日

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Fire's outシリーズのスピンオフ作品。
家族を人質に取られ脅された男が、爆弾を持ち込んで救急車をジャックした。犯人の要求にしたがいタイムリミットが切られる中、次から次へと病院を転々とさせられる救急車。緊迫感溢れるミステリアスなストーリー運びの中にも、やるせない社会問題を次々と放り込んできて、ページを繰る手を止めさせない日明節は健在。

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2016年06月07日

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今までありそうでなかったてーまのお話。
帯にも書いてあったけど、映画を読んでいるようなスリルと臨場感を持たせる小説だった。
かなり細かい描写もあり、作者が本当に救急車についてもしっかり勉強して書いていることがよくわかったし、考えさせられる一面もたくさんあった。
この小説は色んな人に読んでほしい!

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2015年09月03日

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一気読み。救急隊員のことが学べたが、その辺はかなりくどい。ゲームのように進行する事件はありがち。それでも最後まで駆け抜けた。

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2019年10月10日

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元暴走族という過去を持つ消防隊員、生田は、周囲も認めるベテランの運転手。だが、二ヶ月前に異動してからは、慣れない救急車のハンドルも握らなければいけなくなり、今は勉強の日々。そんなある日、路上で倒れていた男を車内に収容したところ、突然、その男、悠木がナイフを手に仲間の救急隊員を人質にとる。同じ頃、警察とテレビ局に謎の男から犯行声明が入った。男は、悠木の家族を人質にしていること、悠木に爆弾を持たせていることを告げ、ゲームの開始を宣言する。生田は過熱するマスコミに追われながら、犯人が設定したタイムリミットを目指して救急車を走らせ続ける。

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2018年06月17日

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おもしろかった。
鎮火報シリーズよりもハラハラドキドキした。

でも、たらい回し等の救急医療の問題は現実問題としてあるわけで、、決して他人事ではなく、、いろいろ考えさせられた。
難しい問題だと思う。

もっと救急医療をテーマにした作品が読みたい。
本作もシリーズ化して欲しいな。

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2018年06月15日

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ネタバレ

東京に渦巻く、救急事情を赤裸々にスピーディーに描いた作品。救急が現在抱える問題をストーリーの中で読ませてくれる。医療的な知識がなくても充分に楽しめる内容。

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2017年03月25日

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元暴走族という過去を持つ消防隊員、生田は、周囲も認めるベテランの運転手。だが、二ヶ月前に異動してからは、慣れない救急車のハンドルも握らなければいけなくなり、今は勉強の日々。そんなある日、路上で倒れていた男を車内に収容したところ、突然、その男、悠木がナイフを手に仲間の救急隊員を人質にとる。同じ頃、警察とテレビ局に謎の男から犯行声明が入った。男は、悠木の家族を人質にしていること、悠木に爆弾を持たせていることを告げ、ゲームの開始を宣言する。生田は過熱するマスコミに追われながら、犯人が設定したタイムリミットを目指して救急車を走らせ続ける

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2016年02月26日

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救急車に乗る人達が人質事件に巻き込まれる話。
結局は犯人側からすると善意の事件として落ち着くが、社会に対して問題提起しているのは確実に読み取れる。根底は人情物なので最後の大円団はちょっと白けるところはあるが、それぞれの職種の専門性が垣間見れるのは興味深い。

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2016年01月13日

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爽やかな小説です。
テンポも良いのでグングン読めました。
救急隊員も大変なんだな。
普段はあまり気にしない、職業の話なので新鮮でした。

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2014年09月13日

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面白かった♪
消防士シリーズの第2弾が、思ったほどでもなかったので、あまり期待せずに読んでたら、これがかなり良かった。期待しないほうがイイのかも知れないw とか思ったりもして。
ハッキリ言ってしまうと、ヒット映画からのパクリネタで出来ています 【「新幹線大爆破」&「スピード」、および「誘拐 (邦画)」】 が、それでも良く出来ている作品。冒頭、救急隊の日常から始まり、一転して大事件発生からの劇場型犯罪に巻き込まれ、最後はちょっとやり過ぎ感がありまくる展開でしたが、キャラも立ってて、後日談もいい感じ。
一気読み出来るジョブもの。

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2013年12月20日

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今まで救急車のサイレンはよく聞くけれど、そして運ばれていく人たちの事は、野次馬根性で、気になるけれど、救急車に乗って助けに来てくれる救急隊員を思う事は、ほとんどなかった。
このお話を読んだら、様々な制約の中でも、人命救助を一番に考え行動する、その崇高な精神に感動。
また今の制度の問題点も色々わかって、様々な点で考えさせれた。

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2013年08月05日

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救急車ジャックに爆弾、人質、タイムリミット付きで目的地まで疾走と
エンターテイメントな内容盛りだくさんで楽しめました♪
救急車や救急隊、無線についての知識も得られるし、
その薀蓄が物語のスピード感を削がない絶妙な按配でナイス。
事件の当事者だけでなく、周囲で事件に関わる人物の視点からも語られるので
物語に厚みが感じられる。
犯人の動機とそれに関する隊員たちの心情がやるせない。

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2013年05月20日

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二か月前、渋谷消防署恵比寿出張所に異動となった消防隊機関員の生田は救急車の運転をも担当することとなる。ある日、出動中に収容した男が生田たちの乗る救急車をジャックし、爆弾事件を起こす。マスコミ、警察を巻き込みながら、犯人の設定した爆弾爆破のタイムリミットの中、街を疾走する救急車は目的地まで辿り着くことができるのか?また犯人の真の目的は?
下調べが素晴らしく医療関係者、消防関係者が読んでもその内容は読み応えがある。アマチュア無線との絡みが単調さを打ち消しおもしろさを増している。ノンストップの展開は読み手を一気に引き込み最後まではなさない。最後の展開の無理矢理さはともかく社会的問題に切り込みながら興味深い内容へと作り上げる手腕はさすが。

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2013年04月26日

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日明恵の本は4冊目。
以前に読んだ「鎮火報」「埋み火」に続く消防隊・救急隊のお話。
現実社会の現状も書かれた消防士・救命士の心あたたまる、またスリルある展開にドキドキした。

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2013年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ホントにノンストップでスピード感があり、最後まで退屈させない作品だった!
救急車がジャックさるという事件がどれだけ作品を引っ張れるのかと思っていたが、事件性も人間関係もしっかりと読ませるストーリーが練り込まれているし、過去の作品同様、救急隊員という職業についても掘り下げられている。
『鎮火報』『埋み火』からのスピンオフということで、生田に馴染はあったものの、今までのサブで培ったキャラを損なわず主役格としても十分な存在感を発揮していた。
…奥さんが元警察官だとは思わんかった。。。

物語的にも『鎮火報』『埋み火』のスタイルを踏襲しているのか、エンターテイメント性を表に出しながらも、その軸には救急病院による受け入れ拒否や、救急士が医療行為を行えないといった救急に関する社会問題を提示していっている。その問題に対しても、救急隊員の日常や業務について細かく書かれているからこそ、彼らの抱える葛藤も良く伝わってくる。
これもシリーズの特徴なのかもしれないが、大山雄大がそうであったように、生田も決して生真面目な熱血救急隊員ではない。
元々ヤンキー出身で、本曰くマイナスからのスタートのキャラクターだからこその説得力であったり、その想いが伝わりやすく構成されてたんじゃないだろうか。。。

生真面目と言えば、意外なトコで星野が登場してきたが、こちらも相変わらずのキャラでうまくストーリーに絡んでくれたかと。。。
その意味では、雄大を話題等で触れるレベルに留め、本人を登場させなかったのも程良いバランスだったように思う。

そして、これでとうとう日明恩作品は全て既読してしまったのか、、、、と思いつつ解説に目を通したら、久々の新作があるんじゃないの!!
『やがて、警官は微睡る』って、こっちも久々の続編で武本・潮田コンビが読める!!
…ま、文庫化までは当分待たされそーだが。。。。

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2012年12月26日

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最後のほうは、なんでしょう、テレビドラマの無理やり感といいますか。気持ちの良い人たちがたくさん出てきて、元気の出る話です。

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2012年12月24日

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ネタバレ

救急車舞台の小説って珍しい気がして購入
最初らへんは救急要請され、患者対応する場面がダラダラ…
展開がつまんないなー、と思っていたら救急車がジャックされ、身代金を要求するが待ち合わせ時間になっても回収に来ず、ジャックの意図が分からないまま救急隊員と乗り込んだ犯人悠希と、爆弾を積んだ救急車、その無線を傍聴する民間人やテレビ局。
世間を騒がせ脅かしながら救急車は犯人の示した病院へ次々と走る。
救急車は人を助けてくれると信じていた民間人が、救急車に裏切られ辛い過去を明かすうちに今回の事件を引き起こした真相が見えてくる
2019/12/12 22:32

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2021年09月20日

Posted by ブクログ

血を流して倒れていた傷病者を運んだ救急車が、ジャックされた!
鞄には爆弾が仕込まれており、「停まったら爆発する」という大ピンチに!

警察やマスコミを大規模に巻き込みながら疾走する展開。
有川浩さん絶賛らしいですが、確かに雰囲気が似てます。
救急隊や通信員達の仕事ぶりや、現状抱えている問題点など、
うまく物語に盛り込んでいる点がよく似ていると思いました。

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2020年05月08日

Posted by ブクログ

救急車の話
筆者の救急隊への思いが前面に出ている作品
引き込まれる
だが、犯人への共感がし辛かった、強い思いに対して行動がお粗末過ぎる

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2018年12月15日

Posted by ブクログ

鎮火報のスピンオフ。
元ヤンの消防士生田が運転する救急車がジャックされた。
そこからが、ちょっとだらだらと長い。
まだ犯人が分かるまでは良かったのだが、そこから後は正直笑ってしまうくらいに映画やドラマの安いノリでした。
といいつつ、軽く楽しむには良い作品。

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2016年06月14日

Posted by ブクログ

救急車がハイジャックされ、まるで救急車版スピード。救急隊員の日々の激務や内状、その心意気を垣間見られたようで、よかった。ラストは個人的には納得いかないんだけど、想像したら圧巻!の一言。

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2014年12月22日

Posted by ブクログ

救急の状況が、よくわかる本。
キャラが立っており、思わず感情移入してしまう。
最後の消防車が勢ぞろいするところは、正直いらなかったなぁ。
火事や救急が起きてたら、タイヘンでしょ。実際。

スピンオフらしいので、本編に期待。

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2013年12月18日

Posted by ブクログ

☆3.5
通報があり出勤した救急隊員の生田。路上で倒れていた男性を収容したところ、突然その男が仲間の救急隊員にナイフを突きつけ人質に。その男も家族を人質に取られているという。一体誰が何のためにこんなことを?!男と爆弾を乗せた救急車は犯人の指示通り走ることになるが...。

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2013年07月25日

Posted by ブクログ

始まりは専門的な救急隊のノウハウなどはわかったが、少し長い説明にうんざりするところだ。しかし、これ以上はイヤよというところでこの度の物語のハラハラドキドキの展開になっていく。
救急隊や犯人それぞれのキャラクターは良くできている。
中盤までは面白く読めたがクライマックスに近づいていくに従って荒さが見えてきた。
やっぱり結末はこれか!
だと思ったよ!
このパターンでない終幕をみたかった!
という残念なストーリー

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2013年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

鎮火報の脇役、生田が主人公。生田は渋谷消防所恵比寿出張所に異動し、救急車の機関員となった。ある日、路上に倒れていた男性を車内に収容したところ、救急隊員の一人を人質に取られ、救急車をハイジャックされる。救急車の速度とリミットを犯人に指示され、走り続けるしかない生田たち。無線は一般市民らにも傍受されており、ネットにアップされている、犯人からもテレビ局へ犯行声明が送られており、野次馬やマスコミの妨害を受けながら目的地へと進む。面白かった。主人公も脇役も格好良いし、また考えさせられることもあり、勉強になった。

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2013年03月10日

Posted by ブクログ

救急隊員の仕事が細かく描写されていてわかりやすかった。
 
大変なお仕事なんだな~って思う。
 
この物語に関しては、犯人の動機と、犯行の社会的影響の大きさ、あと救急隊長の負傷程度のバランスがよくない気がした。

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2013年03月01日

Posted by ブクログ

元暴走族ヘッドの過去を持つ消防隊員。彼の運転する救急車が爆弾を持った男にカージャックされる!クライマックスは「踊る〜」を彷彿させる。キャストが上手くハマれば単発ドラマ向きかもしれないね。

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2013年01月23日

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