岡本太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
岡本太郎の文章って、よくわかんないんだけど、なんかパワフル。読み終わってから頭の中で反芻しても、けっきょく何だったっけ?となる。 でもその熱だけは胸に残る。
巻末の解説によると、岡本太郎は「芸術はうまくあってはならない、きれいであってはならない、心地よくあってはならない」という三原則を唱えていたらしい。
そんなものを凡人は芸術とは呼ばない。天才は感受性が違うらしい。
冒頭は70年代のインドの旅からはじまる。この章が太郎の感性がもっとも敏感になり、躍動している。彼の美意識がよくわかる。静的できれいなものには目が向かない。暴れまくって猥雑なものに生命力を感じている。ガンジス河の川 -
Posted by ブクログ
岡本太郎名言。これは元気でるわ。
成功 人間にとって成功とはいったい何だろう。 結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、 努力したかどうか、ではないだろうか。
人生とは 人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。 ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。 財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、 かえって人間は自在さを失ってしまう。
人生とは 人生は、他人を負かすなんてケチくさい卑小なものじゃない。
ニブイ人間だけが「しあわせ」なんだ。
孤独 孤独で、自分と闘っている人間は、鏡に向かって対話するんだよ。 孤独を純粋につらぬけばつらぬくほど、逆にそれは魅力になってくる。
危険だ、という -
Posted by ブクログ
岡本太郎といえば、エキセントリックな言動の芸術家肌の人かと思っていたので、文章を読んで、こんな理知的に物事を論じることが出来る人なんだということを知って驚いた。
沖縄について、一般的な価値や見方を持って訪問した岡本太郎が、「期待していたものはここでは得られなかった」と、最初に述べている率直な感想がスゴい。
これは、よほど自分の審美眼に自信を持って、自分の価値観がはっきりと確立されている人物でなくては言えない言葉だし、そういう彼の視点から見た文化論であるからこそ、語られる意味があると思った。
沖縄本島よりも、そこから離れた離島のほうに岡本太郎は魅力を感じて、離島の記述に重点が置かれているとこ