石原慎太郎のレビュー一覧

  • 天才

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    田中角栄という人は、歴代総理大臣の中でも最多の立法数を誇るらしい。私は法律の専門家では無いが、確かに政治家は本来、法律を作って世の中の仕組みを良くするのが仕事なんだよなぁ、と思った。著者の石原慎太郎もらそうだが、基本的に欧米諸国に対してきちんとNOが言える人だったように思う。私自信、欧米諸国の言う事には最近首を傾げることが多くなってきているため、田中・石原のような人の生き様や価値観などは大いに参考にしたいと思う。

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    2025年02月12日
  • 太陽の季節(新潮文庫)

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    ネタバレ

    最初はどこか今の時代にもありそうな恋愛をしていて、女のファッションとしての恋愛、過去の事象からの少し変わった男性観から男はリングに打ちのめされたような感覚から追いかける▶︎女が落ちたら自分がどれだけ好きで相手がどれだけ好きかを他の男や女を使って確かめる。その恋愛もとても幼稚で恥づかしながら自分の実体験と重ねてしまった。また、ラストのシーンでは英子の呪いのようなものを感じざるを得なかった。また、全く関係ないが拳闘と恋愛を対比、並立させて書いてあるのはかなり大学入試の現代文などで使えそうな内容であった。

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    2024年10月26日
  • わが人生の時の時(新潮文庫)

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    人生のアルバム
     福田和也がほめたのを筆頭に、豊﨑由美や栗原裕一郎、小谷野敦もほめたので読む。

     まあ、文体が石原特有のもので、「○○なんだそうな」と詠嘆で終ったりするのが特殊。大衆小説に近いかんじがする。

     書かれた経験が、どれも常人には体験しがたい稀有な事ばかり。登山にヨット、潜水など、交友関係の網がひろいスポーツマン石原にしか体験しえない数々のエピソードが唯一無二である。雷雲が近づいて、《前を登って行く仲間のナーゲルのかかとが土を踏むたび、靴の底に打たれた金属の鋲がかすかにスパークして青い小さな火花を発しているのだ。》これは体験した石原にしか書けない。

     大江健三郎が小説の成立要因

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    2024年08月03日
  • 「私」という男の生涯

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    あまりの自分自慢の連続で、途中で読みたくなくなった。
    自己顕示欲の強い人だとは感じていたが、ここまでとは…
    文書としては面白い本かもしれないが、人としては好きにはなれないですね
    政治家として作家としてと功績を残されているのに、わざわざこんな本出さなければ良かったのにと感じました。
    家族や登場人物はどんな思いか気になりました

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    2024年04月24日
  • 凶獣

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    宅間守の事件を扱ったノンフィクションで再現小説となっている部分もある。
    元少年Aが全く反省していないのをポーズや言葉でごまかしているが、宅間守は文字通り全く反省していない。
    犯行の原因として遺伝的要因などもあげられるが動機は語られない。やるせなさだけが残った。

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    2024年04月06日
  • 太陽の季節(新潮文庫)

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    タツヤとエイコと、誰?な作者の解説が、最適なテンポで綴られる。
    内容はあまり好きではないけど、文体を操る力がすごいと感じた。急なディズニー展開はロマンチックなはずなのに、セリフの雑さでちょっと笑える感じ。

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    2023年12月03日
  • 新解釈 現代語訳 法華経

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    直木賞作家の言葉のチョイスは素晴らしい。かつて法華経を解説した本を出していた著者が、最晩年に再度取り組んで、発刊されたのが『法華経』の現代語翻訳とは興味深いです。
    少し残念なのはいくつか原文の読み違えもあります。出版社がもう少し正確に校閲して欲しかったです。

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    2023年05月13日
  • 太陽の季節(新潮文庫)

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    随分前に買っていたもの。滝沢秀明氏主演のドラマを見ていたのですが、全然違う話!今の時代に出版されるといろいろ物議を醸しそうな作品だなと思った。文体自体は嫌いではないけど、題材はちょっといけすかないかも。

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    2024年11月02日
  • 死者との対話

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    自己を見つめて対話する内容や小説だったが、他の本ですでに読んだ内容も多かった。
    それにしても豪快な生き方に、ちょっとひかれた。

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    2022年11月08日
  • 天才

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    都知事の印象が強すぎる石原氏の遺作。
    角栄の自伝かと思いきや、作者の創作。もちろん、歴史的な事実は踏襲してるのでしょう。
    ただ、ロッキードの件はどうなんでしょう?同書では、嵌められた、やってないと一貫して主張してますが、司法としては有罪判決がでています。
    これは筆者である石原氏の想いを、代弁さしたのでしょうかね?共に、鬼籍ですので真相は彼方に行った時にでも、答え合わせしたいと思います。

    戦後から、昭和の高度成長期、自民によるじゃぶじゃぶのインフラ投資に、裏金、二号さん、3号と、今の世では文春砲と、ワイドショーの格好のネタでしょうね。ただ、色んな意味でやることをやる。そんな逞しさとバイタリティ

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    2022年10月01日
  • 子供あっての親 -息子たちと私-

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    石原さんの本は小説は苦手ですが(「弟」を除いて)エッセイは好きです。政治家「石原慎太郎」のイメージは主義主張が強くて突っ走る感じですがこのエッセイでは一人の親として子供を心配する素直な気持ちを記しています、まあかなりの「石原節」が入ってますが。

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    2022年07月29日
  • 湘南夫人

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    作者最晩年の作品であるため、これまでに見られた内容と文章の濃密さや登場人物の漲る情熱と生々しい半倫理的描写は鳴りを潜めたかのように僅かしか感じられないのだが、それでも短い分量ながら湘南を舞台に石原慎太郎的モチーフやアイテムで加飾された上流階級に於ける物語を楽しむことが出来る。石原良純による文庫特別あとがきにあるように、知っている者知らなかった者にとっても読めば作者の姿が思い浮かぶ一冊。

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    2022年07月20日
  • 天才

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    ネタバレ

    おもしろかったぁ〜
    やはり田中角栄は、怒涛の人生だった。

    父親の博労から、いじめ、病気、戦争などなど

    田中角栄みたいな政治家がまた出てきてくれたらいいなぁ・・・

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    2022年06月06日
  • 太陽の季節(新潮文庫)

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    本作も追悼で。なので☆は1つ上乗せ。
    いつかはと思い、手元にはずっとあったんだけど、全然手が伸びず今に至ったもの。”作家の値打ち”で絶賛されていて、先だってよんだ又吉作品が絶品だったこともあり、本作もひょっとして…と臨んだんだけど、全くダメでした。これも一つのネックは、やはり時代背景。当時ならきっと楽しめた…のか?登場人物も好きじゃないし、文章も好きじゃないし、正直、気に入りそうな要素が見出せん。表題作だけを何とか読み切ったけど、他4作には手を付けられず。すんません。

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    2022年05月16日
  • 天才

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    石原慎太郎氏からみた田中角栄氏の1人称自伝小説。政界のカリスマ性や日中国交正常化を実現した政治家としての敏腕ぶりなど数々の業績を作って世に知らしめた方。今生きていれば此の日本をどう采配していたのか?興味深いところです。

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    2022年04月20日
  • 男の粋な生き方

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    石原慎太郎さん逝去にあたり
    彼の生き様がわかる本として
    このエッセイを選びました。
    憧れる様な男の粋な経験をされていて
    羨ましいなと思いつつも
    政治家、作家の二足の草鞋を履き、
    多くの物事に
    決断していく様に
    生まれながらのリーダーの資質を
    感じながら
    自分にも出来ないかな、出来ないなと
    思いながら一気に読みました。

    心よりご冥福をお祈りいたします。

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    2022年04月16日
  • 天才

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    角栄の手記のような文体だが、あくまで石原慎太郎が書き下ろした題材ベースの小説だそうな。自分が子供の頃、角栄の名はとにかくロッキード事件にからめて頻繁にニュースに登場していた。政治のことなどもちろん皆目わからなかったが、鋭い眼光が放つオーラに並々ならぬ大物感を子供心に感じたものだ。
    オーラのみでなく実際に大物であったことは小説の中身からもよく伝わってきた。男ならこういう仕事をしろと檄を飛ばされているようだった。ロッキード事件については未だになんとなくしか知らないが、有罪判決至らしめたのは本当に米国の陰謀なのだろうかと思わされた。あと、どうせ小説なのだから(という言い方はよくないが)、愛人について

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    2022年03月19日
  • 天才

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    田中角栄の人生を描いた小説。一人称で描かれている。とても長いモノローグ。いや、角栄の目を通して石原慎太郎が語っているようにも思える。石原は角栄を描き何を伝えたかったのか。そして、ロッキード事件とは何だったのか。答えは見つかるのか?

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    2022年03月16日
  • 太陽の季節(新潮文庫)

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    この作品の映画は見たことないけど、映像のイメージで読んでしまったので、少し移入するのに時間がかかった。
    昭和30年頃の時代感が掴めないのもあったとおもう。

    登場人物は、若者の無邪気な残忍性を若気の至りとしての扱いを拒否する。それは、大人ぶるというより、大人と対等に距離を取ろうとする。

    暴力や恋愛に耽溺するというよりは、ファッションとして着飾る軽薄さが、堕落論から10年後の時代の空気なんやろう。

    自分勝手な軽はずみな行動が釣り合わない結果を伴う時に感じる、そら恐ろしさを蘇らせてくれる作品。

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    2022年03月10日
  • 死という最後の未来

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    静と動、生き方考え方の違いはあれ、同年代のお二人の対談は穏やかで楽しげに思えました。石原さんの見た最後の未来はどんなものだったのか読んで見たかったです。(文藝春秋に絶筆が掲載されるそうです)

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    2022年03月09日