石原慎太郎のレビュー一覧

  • 新・堕落論―我欲と天罰―

    Posted by ブクログ

    石原都知事の本は久しぶりです。

    この内容を危険だ、右翼的だなどと言ってしまうのは簡単かもしれませんが、戦後からここまでを著者の視点で捉え、現状に警鐘を鳴らすという意味で、読んでよかったかなというところです。

    個人的には、複数の連載を元に加筆した内容になっていますので大変読みにくかったと感じたことと、都知事という立場からもう少し具体的な政策や解決策、施策などを提案していただきたかったところがやや残念です。

    0
    2012年02月17日
  • 新・堕落論―我欲と天罰―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んでみて、納得できる部分と、わかってないなという部分と、極論すぎるだろという部分とがいろいろあり、まぁ、そういう本だし著者が著者だからそれはおいておく。

    ただ、致命的なのが、どの世代がどの問題に対してどれだけ責任があり、問題を解決していかなければならないのかが書かれていないので、曖昧すぎるのだ。

    私はいわゆる団塊ジュニア世代。大学入学時にはバブル景気は終わっていて、2000年代の就職氷河期なる言葉が出るまでは就職内定率が最低だった年に社会に出た。高度成長やバブル景気の美味しさは経験していないし、ITバブルによって若年起業家になるには年寄り過ぎた。

    で、戦後の「堕落した世の中」にしたのは

    0
    2012年02月05日
  • 新・堕落論―我欲と天罰―

    Posted by ブクログ

    石原氏の本は実は初めて。
    テレビでも会見やインタビューの一部しか拝見したことがないので何ともいえないのだが、嫌いではない。好きにもなれんかな・・・

    評価微妙です。
    年配者が若者に「最近の若いもんは・・・」的な愚痴っぽい、あるいは説教っぽい本に思えるし、一方、共感できる部分も多々あった。

    公立高校において近代史現代史を必須に。
    これはいいね。全国の高校でそうするべきだ。

    0
    2012年01月23日
  • 新・堕落論―我欲と天罰―

    Posted by ブクログ

    @yonda4
    僕は石原慎太郎は好きではない。

    ズバズバと物言う姿は強いリーダーシップを感じるし、アメリカに対して「NOと言える日本」なんてのことを言えるのも他の政治家にはいない。


    その強さがあるからか、時々見せる世間ズレがものすごい違和感を感じさせる。


    例えば、東日本大震災の時の「天罰発言」。
    これは氏が日本人の堕落に対して、常々思っていることから出た発言のよう。
    この発言、氏が考えていることを垣間見るためにも本を読むことにした。



    内容はと言うと、日本人がなぜ戦後、ここまで堕落してしまったのだろう?

    と言うもの。
    大東亜戦争で米国に負けて、GHQによる占領。そして、他国によ

    0
    2012年01月22日
  • 僕は結婚しない

    Posted by ブクログ

    2008年07月22日 04:36

    本当はこの人の「わが人生の時の時」を探してて、でもなくて、それでこれを手に取りました。多分、先にこれ読んで良かった。ちょっと見方が変わりました。

    なんかこの主人公たちの優雅な感じ、好き。もちろん金銭的な意味じゃなくて、”独身貴族”ならではの物言いや行動。二股も、ならでは。

    年上女性の包容力や成熟度に触れて、それに魅了され身も心も任せる主人公はかわいいけど、作中にあるとおりそれは相手が子持ちで「結婚に至る可能性が非常に低い」から。

    女性もそれは同じかも。結婚がどうとかって関係になるかもしれない、ならないかもしれない、そういう状態ではいつまで

    0
    2011年12月19日
  • 新・堕落論―我欲と天罰―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前に読んだ「真の指導者とは」よりももっと慎太郎節が強く濃く炸裂。

    前半は日本の平和ボケをこき下ろし、後半はバーチャル世界など技術革新によって失ったものを、敢えて言うと「年寄り」の視点からモノ申している。それが悪いとか古臭いとかじゃなくって、著者なりの時代経験と職業経験があるからこそここまで痛快に一刀両断出来るのだなあと思った。

    文章だけ読めば何だかミもフタもないようにとれなくもないが、国を想うがゆえの遺言ともとれる一冊。言い過ぎか。

    0
    2013年01月21日
  • 弟

    Posted by ブクログ

    さくさく読める。兄弟。青春。海。

    という印象だったけど、あれ、違ったかな(他の方のレビューを見て)

    0
    2011年06月16日
  • 太陽の季節

    Posted by ブクログ

    都知事選なので、何となく読んでみた。
    若さだけで突き進んでるような感情むき出しな恋とか暴力とかのお話。

    短編集なのだけど、
    最初から中盤までかなりバイオレンスなのを並べておいて、それで最後にぐっと切ない系のお話を持って来てあるのに見事にはまってしまってすこし悔しかった。

    0
    2011年04月07日
  • 人の心を動かす「名言」 新装版

    Posted by ブクログ

    名言も参考になったが、名言となった背景や、名言の主についての見識が広まった。この本から新たに読みたい本が何冊ができた。

    0
    2011年01月22日
  • 私の好きな日本人

    Posted by ブクログ

    歴史上の人物であげられている織田信長や大久保利通などは、峻烈果断な行動力を持つといった点でいかにも政治家としての著者が好みそうなので、そういう意味では新鮮さは無かったが、
    小林秀雄、岡本太郎らをはじめとする実際に親交のあった人物への評価というか思い出は一般の人物伝とは違う距離感で面白かった。

    しかし、世に出る人間の交友関係とはすごいもんだな…

    0
    2010年12月14日
  • 老いてこそ人生

    Posted by ブクログ

    10代で20代の読む本を、20代で30代の読む本を、というように、常に一歩背伸びした読書が良いという指南をどこかで読んだので買った。
    でもちょっとかけ離れすぎているので、メインテーマは全然身にしみず。
    石原慎太郎はものすごくマッチョだ。

    0
    2009年10月07日
  • 太陽の季節

    Posted by ブクログ

    気になっていたので読みました。1955年、一橋大学在学中に執筆した本著で芥川賞受賞。
    確かに全然古くない感じがするけど、文体自体が少し昔って感じがまた良い。独特の言い回しに好感がもてる。
    太陽の季節 これがマスターピース。大学生ボクサーと英子の話。ヨットなど。
    処刑の部屋 大学生同士の構想みたいなの。因縁。
    完全な遊技 途中で拾った女。
    ファンキージャンプ ジャズマンの話。けっこういい。
    乾いた花 賭場の話。白いスポーツカーの冴子。

    0
    2009年10月04日
  • 法華経を生きる

    Posted by ブクログ

    様々な宗教を多面的に分析したかったので購入しましたが、ページ数が多かったので後回しにしてます。未読につき★3つです。

    0
    2009年10月04日
  • 太陽の季節

    Posted by ブクログ

    とにかく感じが多いし、難しい話・・・。タッキーが主演でドラマ化してるから読んだだけだから、そこまで期待してなかったけど、ちょっと現実とかけはなれたような話が多かった。。

    0
    2009年10月04日
  • 老いてこそ人生

    Posted by ブクログ

    たとえ百歳を越えている者でも人間は惚けていなければ、まともな意識を持ったまま死ぬ時には、間近な死を意識した瞬間、多分、「なんだ昨日生まれたと思っていたらもう死ぬのか」、と思うに違いない。いかに変化起伏に満ち満ちた人生を過ごしてこようとも、いや人生というものははたの目にはたとえいかに平凡なものに見えようと実は当人にとっては起伏に満ちたものであり、波乱に富んだものなのだ。(p.272)

    0
    2020年07月15日
  • 太陽の季節

    購入済み

    究極の駄作

    読む価値なし!
    読後感も最悪

    0
    2020年09月25日