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Posted by ブクログ 2021年02月22日
石原慎太郎のような、無意識過剰な人間に自分を語らせると、自己顕示欲が全面に出てしまいエグみが強い。
だが、ひとたび愛を通せば、それはとても強度の高い語りになる。
その意味で、この企画は慎太郎作の中でも、かなり不愉快さがなく読める(もちろん、そこかしこに無理やりこじつけたように自分の話が出てくるのだが...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年08月18日
この本では石原慎太郎が好きな日本人として、歴史上の人物から無名な人まで10人紹介されています。10人の人物についての文章を通して、石原慎太郎さんが何を考え、何を美しいと感じるか、何に感嘆するかなどが少しは分かる気がします。
内容自体も十分面白いのですが、文章自体を楽しむだけでも価値がありました。硬く...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年12月14日
歴史上の人物であげられている織田信長や大久保利通などは、峻烈果断な行動力を持つといった点でいかにも政治家としての著者が好みそうなので、そういう意味では新鮮さは無かったが、
小林秀雄、岡本太郎らをはじめとする実際に親交のあった人物への評価というか思い出は一般の人物伝とは違う距離感で面白かった。
しか...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月05日
[ 内容 ]
「『歴史』の原理を踏まえ、それぞれの感性に応じて眺めれば、過去の歴史を形作ってきた先人たちの中に数多くの自分自身の分身を見つけることが出来る」(「人生の原典」より)。
混迷の時代を生き抜く知恵は、わが民族の歴史や日本人らしさを再認識することにこそ隠されている。
初めて明かされるエピソー...続きを読む
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