石原慎太郎のレビュー一覧
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石原裕次郎さんと言えば、父母世代の有名人で、私にとっては、太陽に吠えろのボスや西部警察で偉そうな顔しているおじさんであった。一方の作者の石原慎太郎さんは、国会議員から東京都知事になって言いたい放題の人と言うイメージであった。
この作品を読んで、この兄弟の歩んだ道について知ることができた。すごく恵まれた家に生まれ、如何にも金持ちの長男と次男が進みそうな、まるで小説のような人生だと。しかしそれが現実に起こったこと、本当の兄弟の人生とは、なかなか信じがたいほどの人生だと感じた。
小学生の頃に太陽に吠えろごっこなどしていた私も、今では裕次郎さんが亡くなられた歳を過ぎている。今回、慎太郎さんの初期の -
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沖ノ鳥島視察、尖閣列島との関わりについての総括を読みたくて購入。しかし書いてあったのはすでにメディアで彼が話している表面的なことだけ。裏話的なことを期待していたのだが、ページが足らなかったらしい。
ほかのトピックにしてもそうだ。横田軍民共用化、オリンピック誘致、築地の移転。これらも記述が足らなかった。
慎太郎氏が語り、編集協力という形で、作られた本なのだと思う。本人がしっかり書いていれば、もう少し内省的になったのではないだろうか。とにかく偉そうで、反省がなく、他社をあざけってばかり。これが慎太郎節といえばその通りなんだが、もう少し深めて欲しかった。
可能であれば、私自身が彼に取材したい。 -
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私にとって石原裕次郎は「太陽にほえろ」の「ボス」という印象が圧倒的に強く、昭和の大スターであったことがなんとなくわかったのはずいぶん後だった。本書ではその大スターの兄だからこそ知りえる弟裕次郎の幼少期から、その死までのエピソードと著者自身の心情がたっぷり記されている。ちょっとオカルティックな話もあり、石原慎太郎、裕次郎兄弟もそのような体験をしていたところは特に興味深かった。本来裕次郎のファンは現在60~70代くらいの人が多いのだろうけど、その下の「太陽にほえろ」や「西部警察」世代の人たちにとっても十分楽しめる本だと思う。あと、人の好みが多様化、細分化した現代においては、老若男女が熱中するような
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ネタバレ政治家でもある石原慎太郎がどんな純愛小説を書くんだろう、と興味しんしんで手に取った。
知人が亡くなり久しぶりに集まった辰野と昔の仲間たち。
仲間たちの憧れのチェリスト西条久美子と辰野は20年ぶりの再会を果たす。
20年前愛しあっていながら、突然辰野の前から姿を消してしまった久美子。
その理由と彼女の苦しかった思いを知り、若い彼女がいながらもう一度久美子を選んだ辰野。
ハッピーエンドで終わるのかと思いきや、悲しみの結末に。
ヨットレースやポーカーなど作者の若かりし頃の道楽が伺えて、その辺りは昭和を感じた。
大人の男女の恋愛を教えられた気がした。 -
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その主張思想などの是非は別として、まずとてつもなく読みづらい。おなじみの「です・ます」「だ・である」さらには砕けた口語体のアトランダムな混在は言わずもがな、形容の重曹や論旨の飛躍は年を追う(老う)ごとに酷くなり、この書にて集体し極まった。かねてから「三島もそうなんだよな・・」と感じていたが、ついにあることに思い至った。石原慎太郎の三島由紀夫エピゴーネン願望説だ。文体が同じなのではなく、当初は文士としての憧憬であったものが、その文体、続きその主義思想までをもコピーしたとしたら。そう考えた瞬間石原の言説、行動が瞬時に理解できてしまった。たぶんに感覚的ではあるが、その物言いから漂うなんとなくのホモセ