石原慎太郎のレビュー一覧

  • 太陽の季節(新潮文庫)
    表題作のみ。感想は「ダサッ( ゚∀゚)・∵. 」。まあ、昭和32年だつうから、こんなもんなんかね。賢いったって、学生の考えるレベルだしなぁ。今の作家のイマジネーションや表現力と比較しちゃうと、まったくそのレベルでないと思うけど、まあ、ほら、戦後だったし。当時の大人の批評の斜め上をいこうとする、そのあ...続きを読む
  • 太陽の季節(新潮文庫)
    【読書その60】久しぶりの小説。専門書やビジネス書だけではなく、小説を読むことで想像力や感性を育むことができるというアドバイスを受け、以前から読んでみたいと思っていた現東京都知事の石原慎太郎氏の著書を読む。石原氏は大学の先輩にあたるが、本書を在学中に発表したというのは知らなかった。内容が内容なだけに...続きを読む
  • 新・堕落論―我欲と天罰―
    石原氏の本を初めて読みます。どうだろ?
    前半は面白く「石原節」が出ていたが、後半は失速した感じ…。また石原さんの本を読みます。
  • 新・堕落論―我欲と天罰―
    そもそも堕落論を読んだことがないので、踏まえるべきことが踏まえきれていないかもしれませんが。。。
    内容はいろんなテーマについて、数ページづつ石原さんの思うところがつづられています。読みやすいといえば読みやすいが、深くは掘り下げていないので、聞いたことある話も多々。急いだ感が否めませんね。
  • 太陽の季節
    反道徳的な主人公への共感はむずかしい。
    違った価値観に触れることができる、といえば
    そうなんだけど。
  • 新・堕落論―我欲と天罰―
    石原都知事の本は久しぶりです。

    この内容を危険だ、右翼的だなどと言ってしまうのは簡単かもしれませんが、戦後からここまでを著者の視点で捉え、現状に警鐘を鳴らすという意味で、読んでよかったかなというところです。

    個人的には、複数の連載を元に加筆した内容になっていますので大変読みにくかったと感じたこと...続きを読む
  • 太陽の季節(新潮文庫)
    外観と内実が合わないことへの苛立ちがテーマとしてあるらしい。「先端的な学風」を押しつける学校とそれを装う学生達とか、理科の解剖の授業で「鰯」の代わりに「鯉」が配られるとか、あるいは「約束手形」の切り方とか、すべてがaccountの標準で裁かれる。それは人間関係においても同じで、だから「借りを返せよ、...続きを読む
  • 新・堕落論―我欲と天罰―
    読んでみて、納得できる部分と、わかってないなという部分と、極論すぎるだろという部分とがいろいろあり、まぁ、そういう本だし著者が著者だからそれはおいておく。

    ただ、致命的なのが、どの世代がどの問題に対してどれだけ責任があり、問題を解決していかなければならないのかが書かれていないので、曖昧すぎるのだ。...続きを読む
  • 太陽の季節(新潮文庫)
    言葉は時代と共に変わって行くものだけど、少し前の時代の人はみんなこんなしゃべり方してたんだろうか。耳で聞いたら聞きやすいんだろうけど、字面にしたらまぁ読みにくい。

    内容については、みんながみんなこうではないだろうし、誇張もあるのだろうけど、こう言った作品を書かせるにはそれなりの時代背景があるわけで...続きを読む
  • 新・堕落論―我欲と天罰―
    石原氏の本は実は初めて。
    テレビでも会見やインタビューの一部しか拝見したことがないので何ともいえないのだが、嫌いではない。好きにもなれんかな・・・

    評価微妙です。
    年配者が若者に「最近の若いもんは・・・」的な愚痴っぽい、あるいは説教っぽい本に思えるし、一方、共感できる部分も多々あった。

    公立高校...続きを読む
  • 新・堕落論―我欲と天罰―
    @yonda4
    僕は石原慎太郎は好きではない。

    ズバズバと物言う姿は強いリーダーシップを感じるし、アメリカに対して「NOと言える日本」なんてのことを言えるのも他の政治家にはいない。


    その強さがあるからか、時々見せる世間ズレがものすごい違和感を感じさせる。


    例えば、東日本大震災の時の「天罰発...続きを読む
  • 僕は結婚しない
    2008年07月22日 04:36

    本当はこの人の「わが人生の時の時」を探してて、でもなくて、それでこれを手に取りました。多分、先にこれ読んで良かった。ちょっと見方が変わりました。

    なんかこの主人公たちの優雅な感じ、好き。もちろん金銭的な意味じゃなくて、”独身貴族”ならではの物言いや行動...続きを読む
  • 新・堕落論―我欲と天罰―
    前に読んだ「真の指導者とは」よりももっと慎太郎節が強く濃く炸裂。

    前半は日本の平和ボケをこき下ろし、後半はバーチャル世界など技術革新によって失ったものを、敢えて言うと「年寄り」の視点からモノ申している。それが悪いとか古臭いとかじゃなくって、著者なりの時代経験と職業経験があるからこそここまで痛快に一...続きを読む
  • 太陽の季節(新潮文庫)
    この時代は関東でも男尊女卑があったんだろうか。
    「ひどい」と思わせるってことは感情を揺さぶられたから
    面白い本だったってことなのかな。しかし許せない。
    でもこういう男の人もてそう。
  • 弟

    さくさく読める。兄弟。青春。海。

    という印象だったけど、あれ、違ったかな(他の方のレビューを見て)
  • 太陽の季節
    都知事選なので、何となく読んでみた。
    若さだけで突き進んでるような感情むき出しな恋とか暴力とかのお話。

    短編集なのだけど、
    最初から中盤までかなりバイオレンスなのを並べておいて、それで最後にぐっと切ない系のお話を持って来てあるのに見事にはまってしまってすこし悔しかった。
  • 太陽の季節(新潮文庫)
    収録されている5編の短編のうちでは『黒い水』を面白く読めた。
    どの短編もテーマのひとつに「女」があり、それでどれも似通った印象に。
    会話文等から描かれている時代を感じる。文章は若干回りくどく読みにくい。

    MVP:なし
  • 人の心を動かす「名言」 新装版
    名言も参考になったが、名言となった背景や、名言の主についての見識が広まった。この本から新たに読みたい本が何冊ができた。
  • 私の好きな日本人
    歴史上の人物であげられている織田信長や大久保利通などは、峻烈果断な行動力を持つといった点でいかにも政治家としての著者が好みそうなので、そういう意味では新鮮さは無かったが、
    小林秀雄、岡本太郎らをはじめとする実際に親交のあった人物への評価というか思い出は一般の人物伝とは違う距離感で面白かった。

    しか...続きを読む
  • 老いてこそ人生
    10代で20代の読む本を、20代で30代の読む本を、というように、常に一歩背伸びした読書が良いという指南をどこかで読んだので買った。
    でもちょっとかけ離れすぎているので、メインテーマは全然身にしみず。
    石原慎太郎はものすごくマッチョだ。