梨とりこのレビュー一覧
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とても面白かったです。
すでに最初にある作品は単行本(紙)を持っていたので やっちまったか(?)ダブル購入と思ってましたが、その他 作品素晴らしく完結されていて‥‥続きを読みたくなる感じです。流石アンソロジー!!読みごたえありました。満足しましたpetit canna次号から7まで早速購入。 -
おもしろかった!
構いまくる関西弁(京都弁だけど)の攻めと、攻めを嫌がる受けの構図が大好きでひたすら楽しめました。
周が自覚するまえのほうが好き(笑)
BLのBすらいってないときがいいなんて(笑)
私は続編よりこちらのほうが楽しめました。
理由は上記のとおり(笑)
続編もおも...続きを読む -
木原作品の中でもメンタルがやられると評判のこちらをやっと読み始めました。
「月に笑う」はそんなに好みじゃなかったですが、こちらの「灰の月」の方が自分は好きです。
一見、惣一さんの変態ぶりが目立つんですが、読んでるうちに、嘉藤の方がちょっと壊れてる気がしてきました。
ものすごくエゴイストなんじゃない...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻を上回る凄さでした。
もう誰が敵で味方か分からなくなるくらい混沌としていて後半は惣一がかわいそうで仕方なかった。
二人が見つめた先にある灰色の海、暗くて見えない恐怖感とともに二人の置かれた状況を描写していて切なかった。
でもこの物語は純愛だったと思う。
よく頑張ったね惣一さんと褒めてあげ...続きを読む -
惣一がどんどん雌犬化していくのが凄かった。クールなインテリはどこへいったやらで醜聞も気にせずマイウェイまっしぐら、いっそう清々しいほど。
でも一番手に入れたい嘉藤は自分のものにはならない、その悲観した姿が印象的でした。
もう一つは月に笑うの番外編。相変わらず信二ラブの路彦が見れて大満足です。 -
読み終わって残ったのは、無常の中の永遠。
恋愛、死生観、永遠性。創作物に描かれる普遍的なテーマではあれど、これほどまでに痛ましいのはなぜだろうなと本当不思議に思います。
惣一の元を離れて2年。惣一の父である本橋組組長から呼び戻され東京に戻った嘉藤は、組長の暗殺現場に遭遇。そして、苛烈な抗争へと飲み...続きを読むPosted by ブクログ -
同人誌の時からちょっとずつ貪るように読んでいたけれど、こんなに感情を揺す振られて引きづられる作品もないのでは。書き下ろしが加わることによってやっと嘉藤も覚悟を決めた幸せの結末に感無量。いや今までも既に惣一を愛し始めてはいたけれどヤクザとして生きていく以上組長としての理想も捨てられない訳で。書き下ろし...続きを読むPosted by ブクログ
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上下巻の表紙を並べると寂寥感ハンパなくて、思わず惣一さ~ん!と叫びたくなってしまいます…梨とりこセンセのイラストがピッタリで素晴らしいです。
木原センセの作風をしっかり理解してから読まないと、単に痛いBLだと思って手に取ったら生涯トラウマになりそうな劇物レベルのお話です。わかってても、澱のように心...続きを読むPosted by ブクログ -
他の方の評価がそれほど高くなかったのですが、私にはどストライクでした。 バンパイヤーものや主人公が成長していく物語が好きな人には特にオススメです。
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大好物のリーマンCP!しかも攻め様スパダリ!使うホテルは毎週末スイート!あぁ、楽しい時間でした❤️
ベッドではちょい俺様になる尭仁佐さん、ベッドではエロエロになる知広さん、どちらもたまらんステキでした。気づいたら恋でした、ってどっかのキャッチコピーみたいだけど、妃川先生の魔法にかかるとこんなに甘々で...続きを読むPosted by ブクログ -
束井と永見、どちらも環境がゆえに大人びた子供だったけれど、大人になるにつれて子供の頃には表に出せなかった子供然とした感情が所々見え隠れしていて、それを文章で伝えられる砂原さんの文章力に脱帽です!
個人的には、妻田のその後がすごーく気になりました。あの艶ちゃんが慕っているくらいだから、ステキなヘルパー...続きを読むPosted by ブクログ -
webで連載から読んでいました。
web版にけっこう加筆修正されている感じ?なのでしょうか?
人の血を吸っていきる吸血種の大学生有理と医者である犀賀先生の切なくもあたたかいお話です。
犀賀先生がずっと哀愁のある人で悲しみを心に抱えている人だから、本当に有理くんと幸せになってもらいたかったのですが...続きを読むPosted by ブクログ