梨とりこのレビュー一覧
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男くさくていい加減で不埒な刑事×堅物なクールビューティー検事。
女を口説くような軽い調子でからかってくる刑事の加倉井を苦手に感じているけれど、仕事となれば真面目に協力する検事の千条。
警察と検察は馴れ合ってはいけないと、距離をきっちりとりつつ事件に取り組む千条は、とても特徴的で魅力あるキャラ。千条...続きを読むPosted by ブクログ -
泣かないと思ってたのに涙だだ漏れ。路彦忍耐強い〜!執念かこれ〜!ほんっとに長期戦だろうと自分のものにしたかったんだなと。
本気で失いたくないもの。信二はある意味逃げたことになるけど、それは路彦の勝ち、捕まえた、の決定でもあったかな。分かってはいたけど、信二の気持ちがハッキリ言葉になったとき追い上げ...続きを読むPosted by ブクログ -
早く続き読みたいwと思いつつ。ここまでは作家さんの割りに禿しくないwwけど好き。先行き微妙に心配がたつけどww 不思議なほど付かず離れずにいる二人にいい意味で、もややんとした。
チンピラだった信二と成績優秀ないじめられっ子中坊の路彦との出会い。縋れる人はどこにもいない所にあったもの。が、めちゃくち...続きを読むPosted by ブクログ -
下巻。
とにかくすごいの一言。
どうしてこんなに凄い文章を木原さんは書けるんだろう…………
読めば読む程、どんどん好きになっていきます。
本編はひたすらヤクザのドロドロした闇のなかの信二さんと、それを見守る路彦の話。この読んでて自分まで追い込まれている感じがする文章も流石木原さんです……。
そし...続きを読むPosted by ブクログ -
穏やかに終わった上巻に対して、下巻は怒涛の展開。信二の過去をベースにした最後の展開は涙なしには読めない。そして誰よりも信二は路彦を必要としていた、それが言葉ではいえなくても。Posted by ブクログ
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泣いてしまった。いじめられっ子な路彦、ヤクザの信二の9年間の話。穏やかに進みながらも、読んでいて切なく心を打つものがある。Posted by ブクログ
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仕事の姿勢とか、考え方がきっぱりと違う二人の感性で、引けない部分と折り合いをつける部分。
自分が携わっているビルの設計に対する向き合い方が違うのは当たり前なのに、堂島の才能に激しい嫉妬を抱く緒方。
そんな彼を苦手だと思う反面、どこか気になってしまう。
今まで何気なく見ていた風景が、違った風に感じるこ...続きを読むPosted by ブクログ -
刑事(攻)×検事(ノンケ受)
気持ちを言葉に出すことを厭わない攻の加倉井も好きですが
珍しいくらいに、受の千条が好きです!
大好き、こういう性格!
BLなのに、読後の感想が「スッキリした!!」でした。
犯人が加倉井に対して同情を引こうと策を弄していることを
理路整然と突っ込むところ、最高でした。...続きを読むPosted by ブクログ -
初木原さん。
この人の作品は痛い系ばかりだけど、今回は甘いということを
きいたので(笑)
最初が衝撃的?なはじまり方で、どうなっていくんだ?と思いつつ…。
信二さん、信二さん言ってる路彦が可愛い。
上のほうは展開遅め…かな?
中学生から大学生にはなるんだけども。Posted by ブクログ -
下。
怒涛の展開(笑)
最初けっこうやわらかい、感じで。
信二のスーツかっこいい。ソウイチさん何気いいキャラしてたのに…。
もう中盤から涙なしでは語れません><w
挿絵も綺麗で泣きました。
ハッピーエンドでよかったー。みっちゃん早く信二のこと嫁にもらっちゃいな。Posted by ブクログ -
上下巻あるのでこちらにはあらすじを書きます。
レビューは下巻から。
自殺した斎藤の変わりにクラスでいじめの標的にされていた路彦。
いじめは日増しにエスカレートし、遂には集団リンチを受ける始末になった。
夜の公園で裸に剥かれていた路彦を助けたのは、何故か斎藤の死についてかぎまわっていた下っ端ヤクザ...続きを読むPosted by ブクログ -
木原作品のセオリーとは少し外れているかもしれない。
木原先生の描くカップルたちは大体がお互いを嫌いあっているところから始まる。
それが度を越していて、憎悪しているようなケースもある。
しかし月に笑うに限っては終始お互いを思いあっていた。
お互いに相手しかいなかったからだ。
両親がいなく、ヤクザの信二...続きを読むPosted by ブクログ -
木原さんの作品の中ではかなりクセのない作品かと思います。かと言って薄味ではなく、上下巻とも一気に読み進めました。面白い!本作では十年ほどの年月が描かれていますが、あまり変化のない信二とは対照的に路彦がごく普通の、それでいていい男になったなぁという印象。じわりと泣けるようなお話でした。Posted by ブクログ
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木原さんにしては普通の二人が主役だったように思います。最後もハッピーエンド…一応、続きを雑誌で書かれる?みたいですが。
個人的には対人スキル崩壊してるペニバン好きのドMの経済ヤクザと側近の話がスピンオフで読めたらとっても幸せです(笑)Posted by ブクログ -
「もう、何も考えなくていいから。僕のものにしてあげる」
組長の息子惣一につく信二と、信二にヤクザをやめてほしい路彦のお話。
後半かーなりハラハラしましたが(木原さんの作品ということもあり笑)落ちるところに落ちてくれてよかったよかった。そしてラブ度の方はずっと高いイメージ。
下巻はずっと信二視点なこ...続きを読むPosted by ブクログ -
【あらすじ】 彼は優美な魚のように、テーブルと椅子の間を泳いでいく―。偶然訪れたレストランで和泉は「恋」に堕ちた。2年前から上司と望まない不倫関係を結ぶ、和泉は平凡なサラリーマン。恋が実ったこともない、もう幸せな夢なんて見ない…そう思っていたが、年下のウエイター・若月の姿にひとめ惚れをした。少しずつ...続きを読むPosted by ブクログ