梨とりこのレビュー一覧
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ネタバレ上下巻の感想をまとめて以下に。
他に頼る者のいないいじめられっ子中学生路彦が下っ端ヤクザの信二に惹かれ、信二もまた路彦の存在に癒され、そんな二人の関係が発展していくのがものすごく自然だった。
いじめられっ子で泣き虫なチン彦もかわいくて好きだったので下巻の表紙絵だけ見てもちょっと動揺したくらいだったけど、いざ読んでみれば全く抵抗なく、むしろチンピラヤクザ攻め×いじめられっ子体質受けからの下克上は意外性もあって正直凄まじい萌えがあった。成長した路彦の逞しさと、根っからの悪にはなりきれない信二の良くも悪くも弱い部分、それが顕われたのがあの廃車の中から信二がかけた電話にあった路彦への「助けて」だった。 -
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製造業お仕事もの。表紙でもふもふケモ耳かと思ったけど、ふつうに作業服萌えなハナシでした。でも、ケモ耳的な萌えが詰まってます!黒ヒョウと白ウサたん!
何が良かったって、Hシーンです。受がかわいくて萌えまくりました。小動物みたいに健気で庇護欲そそるタイプなんですが、かと言って、なよなよしてないのがまたいいんです。
攻もまた、肉食系ですぐ食らい付いちゃいそうに見えるのに、じっと我慢しちゃっているんです。そんな二人にツボってしまいました。
お仕事ものとしてもすごくよかった。家族を失ってしまい引き取られた叔父の魔の手から逃れるため、中卒で就職した幸弥。同じ工場に勤める人たちは皆優しくて、温かくて、幸弥 -
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悶絶カワユスな牧野っちとは同郷です(笑)。
なので、方言にあらら~と思う部分があっても(爆)、ほわほわな頭をグリグリしたかったで~す!!
結構自分というものをもってしっかりしている感じで、ますますお気に入りです!
そんなかわいい牧野には、末永~く関目と楽しく暮らしていってほしいです。
さて・・・千林さんwww
彼はいったい何者なのでしょうか???
かなりスーパーマン的に牧野を助けていると思うのに、広い心で(関目を認めている)牧野をかわいがる様子で、お兄ちゃんやお父さん(失礼!)のような気持ちでいるのか?あくまでも縁の下の力持ち。
はじめは本社からの隠密(笑)なのか、とも思いましたが。
気になる -
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後半、家族だと思って信じてきたものから裏切られ追い詰められていく山田。不幸な生い立ちからヤクザになるしかないと思っていたけれど、ヤクザになるには優し過ぎる繊細さ。その弱さも引っくるめて全てが愛おしい。
そして、路彦の甘ったれの中に見え隠れしていた肝の座った強さ!極限状態になって泣きながら路彦に縋る山田を優しく包み込む路彦…まさに下克上的展開なのですが、そんな軽い言葉では語れない程、紆余曲折を経てやっと愛に辿り着いた自然で必然な流れだと思います。
背中の龍が、ヤクザになりきれない山田を笑っているかのように滑稽ながらも美しい。
僕の人生のそばに来てくれてありがとう…なんて素敵な愛の台詞(*^^*) -
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木原作品の容赦のなさは、物語の主軸として描かれる登場人物に対しての周囲の人たちが、それなりの対応をする、と言う部分にもあると思う。
読み手はどうしても主人公周辺の人物に肩入れする。自分の身に置き換えて読む人もいるだろうし、知っている人に似ているとか、そう言う目で見てしまうかもしれない。感情移入まではいかなくても、傾きながら読んでいると思う。その傾きを、登場人物への慈悲や贔屓で表してほしい、と身勝手な願いを時に抱いてしまう。これだけ辛い目に遭っているのだから手加減してやって欲しいとか、報われるようにして欲しいとか、読み手としては
手を貸せないので、周囲の人間に動いて欲しいと願ったりするが、上巻の -
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東京の一流大学に進学した路彦と、舎弟と共に東京の本橋組の構成員となった信二。 二人の関係は続いている。 冬休みに信二のマンションに入り浸りになる路彦が可愛らしいが、徐々に大人の雄になりつつあった。
中学生のときにフリチンで泣きついてた弱虫が、やがて組から逃避行するヤクザを助けられるまでに力をつけた。 その本質は、中学生のときに刑事に食って掛かった勇敢さに現れていたように思える。
信二はヤクザだが、度胸があって肝も据わっているのではなかった。 だから路彦は『信二さんを守ってあげたい』と思ったのだ。
物語終盤の、路彦に助けをもとめて逃避行し、はじめて二人が繋がるまでの流れは涙なしには語れない -
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いじめられっ子の中学生・路彦が夜の学校で目撃したのは、同級生の飛び降り自殺だった。 いじめっ子の長尾とその取り巻きにリンチにあっていた路彦は、そのことに探りを入れていた金髪ヤクザの信二に助けられる。 そこから10年間に及ぶ二人の長い物語は始まる。
何故か解け合う二人。 おそらく、初めから互いに『磁石のように』惹かれていたのだろう。 信二は「ヤクザにはヤクザが寄ってくる。 磁石みたいなもんだ。 こいつも、そのうち悪くなっちまうのかな」・・・と感じる。 事実、路彦が高校で友達になった森の父親も同業者だった。
だが、それは違う。 何故なら信二は筋金入りの悪者ではないからだ。 彼の境遇が、彼をその -
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ラカン神国国民は皆青みがかった黒い瞳と髪を持ち黄桃色の肌をしている。そこでは神の子である天子が絶対的存在であり、その神兵となるべく13歳で入隊した少年達のこめかみには正規の神兵になる時にチップが埋め込まれる。それは天子へ不敬な事を考えたり行動すると爆発し命を落とさせるものだ。
家が貧しい為に給料の良い神兵へ志願したセツは戦闘のさなか敵に殺される前に自決しようとしていたところを敵国、ガイゼル帝国の大将ヨルク・レイドに命を助けられる。ヨルクは皇帝のいとこでガイゼル帝国民らしい白い肌、金髪、翠の瞳を持つ美丈夫だ。
ガイゼル帝国皇帝アーシェイドの治世において元々の領土である大陸を補正戦争の名の下に侵攻 -
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雑誌連載の3篇に書き下ろしがプラスされた、3CPのオムニバスストーリーです。
とってもエロスなファンタジー戦記。軍服好きにはたまらん設定です。ストイックな軍服に包まれた躰が淫らに蕩けるのに萌え。神の代理人である天子様が敵国の皇帝にいたぶられるというのもお気に入りな展開。
しかも、そんなSM蹂躙系の話であるにもかかわらず、そんなにシリアスでもなく、ラブがあちこちにダダ漏れです。沙野作品としては甘め。セリフひとつが洒落てて味があって、ダーク一辺倒じゃありません。
「神の人形」は、ガイゼル帝国の親衛隊大将ヨルク×ラカン神国の若い兵士セツ。ヨルクがすごくオープンにドS!「奥までたっぷり汚染してあげよ -
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男くさくていい加減で不埒な刑事×堅物なクールビューティー検事。
女を口説くような軽い調子でからかってくる刑事の加倉井を苦手に感じているけれど、仕事となれば真面目に協力する検事の千条。
警察と検察は馴れ合ってはいけないと、距離をきっちりとりつつ事件に取り組む千条は、とても特徴的で魅力あるキャラ。千条の視点で一人称で話が進行するので、読み始めは私と語る千条のモノローグが鼻につくんじゃないかと思ったけど、これが意外に面白さを倍増させていて効果的でした。
言う事もやる事もきちんとしていてソツがない、ただの堅物な受という千条の印象が、実は全く違うということにどんどん気づかされていきます。
真面目さもた -
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泣かないと思ってたのに涙だだ漏れ。路彦忍耐強い〜!執念かこれ〜!ほんっとに長期戦だろうと自分のものにしたかったんだなと。
本気で失いたくないもの。信二はある意味逃げたことになるけど、それは路彦の勝ち、捕まえた、の決定でもあったかな。分かってはいたけど、信二の気持ちがハッキリ言葉になったとき追い上げられるように涙腺決壊した。んも〜うまい!
相当な覚悟と根性の持ち主だと思うwいつかこうなるかもしれないって。893相手にw弱虫なふりして舐めたまねしまくりwwでもほんとは怖かっただろうな…信二とのことだから頑張ったはず…
受け攻めどっちとか忘れてた頃にビックリしたwwいや口絵でアレと思っていたけ -
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早く続き読みたいwと思いつつ。ここまでは作家さんの割りに禿しくないwwけど好き。先行き微妙に心配がたつけどww 不思議なほど付かず離れずにいる二人にいい意味で、もややんとした。
チンピラだった信二と成績優秀ないじめられっ子中坊の路彦との出会い。縋れる人はどこにもいない所にあったもの。が、めちゃくちゃなのに手放せない感じ。
お互いに恋人のカテゴライズを考えないようにしたままの近しい関係。カタギではやっていけないと言いつつ、居場所のない信二の孤独ジワジワ伝わってくる。路彦も同じだったろうし、それとなく分かってるようで…。違う世界にいるようで同類。
他の人には出来ない甘えを許してくれる相手。特