吉上亮のレビュー一覧
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ネタバレ伊藤計劃を追悼する8篇。どれも短編としては濃密な設定で、長編小説としても読んでみたいと思わせるものばかりだった。以下は特に面白かったものを示す。
藤井大洋「公正的戦闘規範」
伊藤計劃、「虐殺器官」を彷彿とさせるような重厚な戦闘シーンが魅力。偵判打というゲームが、実際の戦闘ドローンの操縦になっていた、という設定に恐怖した。
吉上亮「未明の晩餐」
孤高のシェフと孤児二人、死刑囚の最後の晩餐専門シェフというなんともいいキャラ設定。感動。
伴名練「フランケンシュタイン三原則、あるいは屍者の簒奪」
切り裂きジャックの独白。ナイチンゲールがフランケンシュタイン博士に改造された屍者で、なんやらこうやら歴史が交錯するスペクタクル。一番面白かった。
長谷敏司「怠惰の大罪」
キューバの麻薬カルテルでのしあがるカルロス・エステベスの半生。クライム・ノベルとしての魅力が沢山でワクワクさせられた。
非常に楽しめた。 -
購入済み
カバー絵のヒロインの可愛らしさ
カバー絵のヒロインの可愛らしさ、たたずまい、雰囲気にまずやられてしまった。人は誰しも過去にやったことへの後悔、やらなかっと事への後悔をもっている。そして過去に戻ってやり直したいと思っている。そういうみんな持っている願望を、作品化している。ありふれたテーマとはいえ、大変に面白い。
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Posted by ブクログ
ジョジョのスピンオフ作品は「the book」、「恥知らずのパープルヘイズ」が既読で、岸辺露伴シリーズは読んだことがなかった。
前述した二作品がよかったため「大丈夫かなあ」と読み始めたわけだけど…あ、ありのまま 今回の読書の感想を話すぜ!
「ベネ(よし)」
いやっ!「よし」なんてもんじゃあねぇ!面白い!よく小説の帯なんかに「ページをめくる手が止まらなかった」なんて書いてあるけどよぉ、あれ、俺は一度も信じたことがなかったんだ。でもよお、マジで手が止まらなかったっ!スタンド攻撃を受けたかと思ったぜぇ〜。
冗談はさておき。
とても良かった。まず、ジョジョという世界観は本当によくできているなと思った。
漫画のためなら危険すら厭わない好奇心旺盛の漫画家と、殺人鬼や宇宙人、なんかおかしな人たちがゴロゴロいる杜王町という舞台。この二つだけで無限にお話ができてしまいそうなのがすごい。
なお、今作は短編集でいろんな作家さんが参戦している。作家さんごとに岸辺露伴のテンションが違うのも読んでいて面白い。北國ばらっどさんの岸辺露伴が一番テンション高くていい感じだった。
作品として一番好きだったのが宮本深礼さんの「血栞塗」。呪いの栞に襲われる、というテーマが面白かったし、モブキャラだとおもってたやつがだんだん不気味な存在に豹変していくのが◎。
あともう一捻りほしいなと思ったのが、怪異に遭遇→ヘブンズドアーで「やりすごす」という展開が多かったので、そこがイマイチだった。
あとこれはどうでもいいことだけどタイトルで「岸辺露伴は叫ばない」とうたっているわりには、岸辺露伴めちゃくちゃ叫びがち。
「なんだってぇぇぇぇぇーーーー!!!!」
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Posted by ブクログ
ネタバレ今になって神野さんが自転車を盗んだ理由が分かるなんて。今分かっても何も出来ないのが悲しい。
あの時、永代さんに補導する以外の選択肢は無かったけど、その時理由が分かればどうにか出来たのではという後悔。辛い。
土師家は家を建て替えた時には手遅れなような。
一番人が怖いと思った場面。
百愛部は、皆規さんは静真を選んだと言ったが静真を選ばしたのは百愛部だなと思った。
百愛部は死にたくない、助けてと言いながら自分の影響で他人が死んでも自分は悪くない、しょうがないと言う。
生まれ持った過剰共感能力はしょうがないと思う。育った環境も悪かったのかもしれない。けど、それでもあまりにも身勝手ではないかと思う。
永代さんは怒りに飲まれても理性が大分残ってた。百愛部を殺す前に坎手さんが間に合って良かった。永代さんが誰も殺さなくて、永代さんが死ななくて良かった。
皆規さんが最後、坎手さんに言った「君はもう戻ってこなくていい」の意味が分かって泣いた。
自分はもう助からないから、ここはもう危ないからという意味だと思ってた。それもあっただろうけどそれだけじゃない。
皆規さんは最後の最後まで人を助けてましたね。
そんな人だから慕われる。疑われても信じる人がいる。