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Posted by ブクログ
近未来警察小説ですが、わたしにとっては祈りの物語でした。「更生させる」と言葉で言うのは簡単かもしれないけど、それを成すためにはものすごい労力とか忍耐が必要だなと思う。そしてなにをどうやってもわかりあえない人間というものもたしかにこの世には存在するのかもしれないと思ってゾッとした。巻き込まれて失われていった人たちを思うととてもつらいけど、残された人たちは亡くなった人たちに恥じないように生きてほしい。それが亡くなった人たちへの弔いだと思うから。最後の皆規のセリフで泣きそうになりました。
そして相変わらず吉上先生の暴力の描写は容赦がなくて背筋が凍る。
続編があるのでしょうか?静真と正暉の物語がまた読みたいです。
Posted by ブクログ
今になって神野さんが自転車を盗んだ理由が分かるなんて。今分かっても何も出来ないのが悲しい。
あの時、永代さんに補導する以外の選択肢は無かったけど、その時理由が分かればどうにか出来たのではという後悔。辛い。
土師家は家を建て替えた時には手遅れなような。
一番人が怖いと思った場面。
百愛部は、皆規さんは静真を選んだと言ったが静真を選ばしたのは百愛部だなと思った。
百愛部は死にたくない、助けてと言いながら自分の影響で他人が死んでも自分は悪くない、しょうがないと言う。
生まれ持った過剰共感能力はしょうがないと思う。育った環境も悪かったのかもしれない。けど、それでもあまりにも身勝手ではないかと思う。
永代さんは怒りに飲まれても理性が大分残ってた。百愛部を殺す前に坎手さんが間に合って良かった。永代さんが誰も殺さなくて、永代さんが死ななくて良かった。
皆規さんが最後、坎手さんに言った「君はもう戻ってこなくていい」の意味が分かって泣いた。
自分はもう助からないから、ここはもう危ないからという意味だと思ってた。それもあっただろうけどそれだけじゃない。
皆規さんは最後の最後まで人を助けてましたね。
そんな人だから慕われる。疑われても信じる人がいる。
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