崎谷はるひのレビュー一覧
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ドラマCDの方が先だったんですけど…。年下攻めだが、身内LOVEは基本的に好きじゃないという私でも楽しめました。(なぜかというとひとつ屋根の下で育ったけど、まったく血縁じゃないから)ある意味攻めは好き嫌いがわかれるかもしれません、BLに出てくる17歳とかって結構子どもっぽいキャラも多い中、この本に出てくる攻めくんは、19くらいな感じなので…。崎谷さんは、とにかくエロシーンでは受けがメロメロで喘ぎ&もっとしてぇ~、になるので、ダメな設定の時もあるんですが、今までストイックかつ我慢していた経緯があるからこそのシーンとしてはいい感じでした。ドラマがちょっとはしょってる部分も、小説では崎谷さんらしいエ
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長編というだけで☆5なんですが。慈英(年下画家)×臣(年上刑事)シリーズの、1冊目です。
とにかく、世間からずれまくっている慈英というキャラがまず魅力的。臣さんのほうは、複雑な環境で育って、ちょっと偏っている。身体で相手をなんとか満足させようとするところがある。それはまあありがちながら、そんな彼が刑事っていうところがおもしろい!
崎谷さんは、えっちシーンが、受けがあんあん言っちゃうのが少し苦手なんですが、臣さんのキャラ設定はそれとちょうどそれがちょうどいい感じで、過去のトラウマから脱却できない不安を、なんとか慈英くんが取り除こうとするんだけど、落ち付いているように見えて、こちらは年下で、そう -
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ネタバレ私は不埒シリーズは全部集めています。
特に直隆×真幸のカップルは大好きなのですが 前作を読んだ段階では 正直日比谷をあまり好きではなくて… あまり期待せずにこの「不埒なインセンティブ」を読みました。
でも読んでビックリ! ホントに買ってよかった!!
すごい感動があったり 大事件があったりする作品ではないと思うのですが 和典が日比谷をどれほど好きなのか ひしひしと伝わってきて切なくなって… 気付いたらポロポロ泣いてしまいました。
日比谷には和典をとびきり幸せにしてあげて欲しいです。 和典は日比谷がいるだけで幸せだと思えるような健気な人なんですけどね(笑)
二人の同棲生活も切実に読みたい -
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ネタバレ突然の祖父の死を機に、志澤グループの後継者・志澤知靖と暮らし始めた一之宮藍。
藍は、志澤たちの勧めもあり、集団生活に慣れるために、と、不登校になった子供たちが通うための塾に行き始める。
ところがそのせいで、志澤とすれ違い、遅くまで起きて志澤の帰りを待っていると「明日も学校なんだから早く寝ろ」と言われてしまう。
おまけに、恋人にしてもらったはずなのに志澤は、保護者としての態度を崩してくれずに、未だにそれらしい扱いをしてくれないことを藍は不安に思っていた。
一方、志澤は藍になみなみならぬ関心を寄せる美術商・福田のことを調べていた。
調べれば調べるほど、きな臭く、どす黒くなってく福田に、 -
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ネタバレ先生と生徒というだけで、私的には萌える本です。
朝陽は、先生のことが好きで好きでたまらない。
でも、約束がある。
キスして気持ちいいことだけをする。でも、セックスはしない。好きという気持ちはあげない。それが、先生との約束。
はじまりの、気持ちいいことをする二人のシーンで、私はすでに切なくって泣けた。萌えすぎか、わたし?!
先生のことが大好きで、そばにいたいから、気持ちをもらえなくてもいいから、気持ちのいいことだけをしてもらうだけでいいから・・・。そう思って、体に触れてもらいながらも、切なくてみじめになったりする・・・そんな朝陽の気持ちに感情移入しました。
恋人になると、実は朝陽のほうが大 -
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不埒シリーズ。前作「パラダイムシフト」のスピンアウトです。前作での濃いキャラの直隆が記憶に新しいですが、今回もきましたよ、濃いオネエキャラの日比谷が!オネエでオカンですが、器用に使い分けていてオンタイムは普通にイケメンなマスコミ関係です。
直隆×マキの「パラダイムシフト」は、おにーさんの個性でクスクス笑えるラブコメテイスト強めでしたが、こちらはちょっと切ないシリアス系。
「パラダイムシフト」でも際立っていた日比谷がオネエ攻、受はチャット場面でちょこっと登場していたU-raraこと和典というcpで、読みきりだけど前作も読んでいるともっと面白くなっている話。和典がどれだけ日比谷を好きで、ひたすら -
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面白かった、その一言です☆
不埒な〜シリーズの中で一番好きかも♡
高卒でもっさりした印象の仕事も住居も失いかけている和典は二丁目のバーで見かけたハンサムな日比谷に一目惚れします。おねえ言葉の彼が慰めているのがマキ。二人は10年来の親友で、落ち込むマキを優しく慰める日比谷に目がいってしまう。
鬱陶しいばかりの顔をした自分がガラスに映って益々気がめいっていると、たちの悪い男達に声をかけられ連れ出されそうになった所を助けてくれたのが日比谷だった。
自暴自棄になっていた和典に「じゃあ抱いてやる」とランクの高いホテルへと連れて行かれ。
生まれて初めて男に抱かれてから、偶然を装って日比谷を見つけ出したりチ -
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ネタバレ不埒シリーズ4
TVディレクター・日比谷敦伸×リストラアルバイト店員・平田和典
コメディタッチのシリーズですが、これはそんなに笑いはとってない、健気受のお話でしたね。
ハッピーエンドになる件が、台詞での説明に終始してるのがちょっと残念。
なにかのきっかけで全てが繋がって明らかになる、みたいなのが好みなんで。
それでも、和典の一途さって胸が痛い、リアルだったらきっとうざいけど。
日比谷のオネエ言葉は、思ったほど抵抗なかった。
懐深いようで甘えたさん、三男のおかん気質って性格が新鮮。
軽いノリだけどお布団シーンが多いのは、さすが崎谷氏。
面白かったです。 -
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『ブルーサウンド』というカフェ&バーを舞台にしたシリーズの第2弾!
野生的な二枚目で風来坊な厨房担当チーフ:大智と内気でかわいい接客担当:瀬里のお話です。
受け(瀬里)視点で書かれているのですが、
今まで恋をした事がない子が
苦手だと思っていた人の事が実は自分は好きなのだと自覚して、
大智には付き合っている人がいるからあきらめなきゃいけないと思っていてもあきらめられない。
この思いは忘れなきゃいけないと思っていても、思い出すのは彼のことばかり。
という二人が恋人同士になるまでのプロセスが丁寧に書かれています。
もどかしいくらい、ゆっくりなんだけど二人の距離が少しづつ縮まっていくのが
ちょっと甘 -
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信号機シリーズ伊勢×昭生の大人cp。
大人と言っても、二人が高校の同級生だった頃にまで遡って彼らの青くて未熟だった恋が仔細に描かれていて、そこに胸がチクチクさせられます。
幼少時代を過ごした昭生の家庭は、他人には到底理解しがたい複雑さがあります。16で結婚した病を抱える姉のひかりは、昭生の家族にとって女帝のような、また聖母のような存在で、誰もが逆らえない様子が伝わってきます。その中で昭生は家族の一員であろうと必死に過ごしていて、同じくひかりに尽くす義兄の滋に深く憧憬していきます。ところが、亜由美という部外者が相馬家に入り込んだことによって、純粋な年頃だった昭生は滋と自分の家族というものに幻滅し