崎谷はるひのレビュー一覧
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「ANSWER」続編。冒頭のシーンは、読んでた人には納得のメロメロHだけど、読んでない人にはとんだ色情魔の秦野です。
一体どれだけラブラブなんだ!と思わず絶叫しそうになりました。
そして、二人の成長も感じることができます。
清純で許容力あるふだんの秦野からは想像もつかない夜の淫らさは、ますます進化を遂げているし、真芝もすっかり遠慮深くやさしいオトナになってます。
レイプから始まった関係が、相手なくてはいられないほど深いものになってるのは一安心。そして、同居する、しないでちょっともめてるのもご愛嬌だと思ったんですが、イチャコラばかりの話でもありません。同居を躊躇する秦野には、乗り越えるのが大変な辛い想い出を抱えているんです。
しかし、真芝の元カレの復讐めいた行動に秦野まで巻き込まれ、その出来事がきっかけで過去をふっきり、真芝とともに生きていく決心がつくことになります。どうしようもない井川にはうんざりだったんだけど、少しは役に立つことがあったかも。
真芝は自分のせいでひどい目にあったと秦野に気遣いすぎて、別れたほうがいいと言いながら、でも本当は別れたくないと告白して謝罪。
そんな真芝の苦悩に秦野は号泣です。
この二人なら、何があっても離れることなく一生添い遂げられそうな気がするシーンでした。
真芝に一から仕込まれた秦野は、思考はとても健全なオトナなのに、体だけがどんどん淫らにレベルアップしているのがすごい。真芝くらい絶倫でなければ体がもたない勢い。あっという間に喰い尽くされてしまいそうです。エロ描写がてんこ盛りなのにどれも仔細で、しかも単調じゃなくて、道具なしでも扇情的なのがすてきです。秦野がバースデープレゼントに真芝におねだりしたモノが…!淫乱M受ベスト3に入りますね。
それに太刀打ちできる真芝もいぢわるS攻のベストだと思います。
私的に「ANSWER」シリーズは、殿堂入りエロ経典になっています。 -
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不埒シリーズ、スペクトルの続編です。
天然で堅物なのにとてもステキな直隆とラブラブになって、同棲することになったマキの視点での後日談。
相変わらずマキに対しては強引がっつりのゆるぎない攻めっぷりをみせる直隆に、何故かうれしくなります。
お帰りなさいのキスを断固として拒む理由とかが、大真面目なわりに馬鹿馬鹿しくて、あまりの実直エロに今回も笑わせてくれます。
さりげない直隆の裸エプロンに拍手。
この二人は30代の大人です。そのオトナが、結構あれこれ悩んで、不器用ながらも真面目にちゃんと相手のことを想いあって愛を育てているのがいいです。素直にかわいいと思えます。
今回、直隆の元婚約者がいやらしく絡んできて、やきもきさせられますが、そういう時直隆の裏表のない言動に安堵させられます。マキがインプラントした理由も切ないですが、家族との確執を少しでも忘れさせたい直隆のやさしさがそんな些細なことにも感じられてじんとします。
そして、いちおしはマキの周囲の濃くて強烈なお友達です。リアリティ感充分の迫力。特に日比谷さんが忘れられません…大好きなオネエ攻で、シリーズスピンオフを期待しています。
SSが2本収録されています。未直が兄の恋人に初めて会うエピ。
スペクトルで直隆は詳細を未直に説明していなかったので、案の定驚かされていました。弟cpも仲よさそうでうれしい短編です。もうひとつはサイト掲載再録で、超甘々なストーリー。 -
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「不埒」シリーズ。未直の堅物おにーちゃんが、素晴らしく変貌を遂げる一作です。
社内の派閥争いで閑職に追いやられ、そのせいで婚約者にもふられてしまった直隆。プライドの高さゆえに家族にも弱音を吐くことはできず、自棄酒で酔いつぶれたところをマキという美形の男になぜか介抱されちゃいます。実は、マキは直隆をホモ嫌いと誤解していて、嫌がらせに襲い受に豹変。直隆は拘束されて好き勝手されてしまうことに。
「二丁目でひどい目に会えばいい」と言った杉田さまの言葉どおりになってて、前作での溜飲も下がりますが、それ以上に「大失態だ…」などと言いつつ、身におきた衝撃的な事実を冷静に分析する?直隆に好感度がすごく上がりました。
マキもビッチなゲイとして登場するので、始めはどう受けとめたらいいのか途惑うキャラでしたが、読み進むうちに30なんだよね?と確認しつつもとてもかわいく思えてきます。
実直すぎて、何事につけても不器用、天然でちょっとずれてる直隆と、蓮っ葉なふりで意外に純情なマキの会話が面白く、笑わせたり泣かされたり。
直隆が色事について、かなりの鈍であるのも最高です。びっくりするくらいマキに対して熱心で強引な肉食系になったり、真面目さゆえの恐ろしいくらいの敬語責め。過去、婚約者に「やっつけ仕事」と罵倒されたとは思えない濃厚エロなベッドシーンがオススメの読みどころです。文句なく五つ星。
明義×未直CPも登場して、超天然な直隆の恋愛相談に乗ったりしてるのもうれしいところ。
前作にも通じる男同士の恋愛をめぐる家族や周囲との困惑、確執がさりげなく描かれていて、単なるラブコメに終始していないのもさすがです。 -
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ブルーサウンドシリーズで初めて泣いてしまった一番好きな作品です。
上手に言い表せなくて申し訳ないのですが、
とにかく一葡が可愛くて健気で一生懸命で、切なくて、その真っ直ぐな気持ちに山下さんが惹かれていくという描写がとても丁寧で、同性愛者の難しい心情が沢山詰まっていた作品でした。
でもドラマCDが無いのは本当に残念です。
山下さんは確か前作のCDで安元洋貴さんの声で登場していたと思うのですが…。
妄想でせき止めておくのは惜しいなぁ。もしCD化するのなら、一葡役はぜひ阿部敦さんにお願いしたいと妄想できるくらい、この作品が大好きで、お勧めです。 -
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不埒シリーズ3
直隆の元婚約者、真理子がとっても不愉快。
この方の作品に時々出てくる救いようが無いほど嫌な人物。
彼女には、不幸な過去が設定してありましたけど、ちっとも同情できない。
そして、逆にいい女として出てくるのは、たいてい気風のいいお姉さんタイプかな?今回は、真幸の義姉とそのお友達。
いろいろ引っ掻き回される二人ですが、直隆の真幸への真面目な一途さは振れることがありませんね。ホンット笑えるほどに。
スペクトルその後の甘々なお話ですが、足踏み状態ではなく二人の関係はより深まり、真幸とお兄さんの関係も好転の予感という、お話に進展がみられるところも良かった。
他、2編の短編も面白かった。未直も幸せそうですね♪
そして、アークティックブルー♪
基本コメディタッチのシリーズなので、気持ちいい読後感、面白く楽しかった。 -
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直隆さん、こんなにあまあまの人でしたでしょうか?
前作不埒なスペクトルでゲイの真幸に強姦?されて、あんなに毛嫌いしていたゲイに対して気持ちが解けていき、ついには真幸に付き合って欲しいと言うまでなったけれど。
鼻持ちならないエリートだった彼が、挫折や失恋を味わって、また男も味わってしまって今迄の考え方が変わったんですね。
いつも真面目で、恋愛にも相手にも真摯な姿勢を崩さない直隆さん、すっごく良かったです。
未直を毛嫌いしたあのお兄さんとは思えませんね〜
それから、まさか直隆さんの裸エプロンが見られるとは、夢にも思いませんでした。
どちらかと言えば真幸の方が似合いそうですが、案外普通にカレーを温めている直隆さん、素敵なんです。
直隆さんを、ばっさり振ったあの真理子の登場は頂けませんでしたが、それは直隆さんの真幸への揺るぎない愛を確認できる付箋だったから良しとします☆
未直と明義のカップルのお話も相変わらずでほのぼのしました。
真幸を殴りつけて勘当した兄との和解も進みそうですが、今回書かれていませんでしたので次巻でるのかなあ〜出て欲しいです☆
最後に冒頭に帰宅してシャワーに行こうとする直隆にキスを強請る
真幸が「いまはまずい。しないでくれ」と断られた訳をタカツキ先生が漫画に書いています。可愛いけれど、可笑しくて笑ってしまいました〜 -
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表紙に目を奪われました。垂れ下がる木の枝の下、寄り添っている儚げで切ない慈英と臣。
記憶を取り戻したのに、自分の身の回りが慌ただしくなり焦っているのか今一つ臣と噛み合ない事に苛ついている慈英。
臣は最初の頃から比べると、穏やかな愛で慈英を包み込んでいる気がします。もちろん、彼なりの葛藤はありますが。
今回は、慈英になりたくて慈英の彼女達を横取りしたり、作品を盗作したりと慈英に執着するあまり臣にもちょっかいをかけてきたあの三島が登場します。
しかも、彼が入信していた新興宗教の教祖、壱都を匿って欲しいと。
新興宗教などと怪しい感がありますが、子供の頃からそういう特殊な環境で育った純粋な壱都の存在が印象的でした。
周りが微笑みたくなるような、無な存在。
彼がよく飲みたがるジンジャーミルクティがほんのりと人間らしさを伺わせます。
その大切な人の為に三島が命がけで動きます。
以前慈英に執着していた自己中心な三島ではありません。
そこに臣も慈英も力を貸したんでしょうね〜
臣と慈英の恋愛中心ではなくて、他者が絡んでくるお話ですが内容が濃くて読み応えがありました。
最後に三島が臣の母親について触れています。
臣にとっては鬼門である母との関係が次巻に紐解かれるのでしょうか。
明るい展開にはならないかもしれませんが、次巻が待たれます。 -
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ネタバレ慈英×臣シリーズ6
超常現象系のお話じゃないはずだけど、壱都はいい感じに神秘的だから、まぁいいか。
できあがったCPのはずの二人ですが、まだまだとばかりに一歩一歩絆を深く強固にしていくのですね。
ただ、その為の試練の渦中の彼らはこれまでの彼らではないです。今までの魅力的な性格も関係性も崩れ去ってます。
そして、その二人に共感も萌も見いだせない私。
仕事に真摯に取り組んでた臣も、今回の仕事ぶりは???だし。
慈英は、記憶戻っても、喪失時を引きずってるかのような言動を繰り返すし…。
悲しいなぁ。
今回私には、二人よりあの三島が魅力的に思えました。
見方を替えれば偏執的に執着してるのかもだけど、壱都が平然と受け入れてるから…献身的愛情たっぷりに…。そんなとこ、以前の慈英に似てたりするから。
絵画の世界のことや、PC関係の説明が冗長。最近の作品で気になって仕方がない部分でもあります。 -
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出会いが出会い。しかも最悪。教師という職業からも、斎との再会ではあの態度でも仕方なかったかな。
感謝されても当然の相手に素気無くされたら、誤解が誤解をまねいて、斎が咲坂を憎くなるのもまた若さゆえだと思わせるあたり、話の持っていき方が上手いです。
で、ネチネチと斎にやられまくる、バチが当たった咲坂。むなしく、切ない体だけのやりとりが、痛すぎるほど伝わってきます。
咲坂は教師で年上ではあるけど、精神的には大人になりきっていない男だし、斎は若すぎてそんな咲坂を受け入れるだけの許容もないからますますめんどくさいことになっていきます。
最終的に互いが本音をさらすまでが、とにかくじれじれとしました。そこまで行き着く心理描写がねちっこくて、なんとも言えません。なので、甘いシーンにたどり着くとこちらの気持ちもMAXまで高まっちゃっています。
絡みシーンはあくまでも激エロ。斎の意地悪な言葉攻めに、苛められて悶える咲坂のベッドでのやりとりは、もう最高にエロくて悶絶モノです。すごい。こんなに煽られる濡れ場は、滅多にないと思います…
本音を見せた後の咲坂はちょっとかわいくて、斎もいじめがいがありそう…
でも、斎もなんか咲坂のこと愛しすぎて虚勢張れなくなって、嫉妬したり背伸びして見せたり、心がくすぐられた。
やまねセンセのイラストがどれも素晴らしく扇情的です。