雲田はるこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
映画「国宝」をなんとなく見て、「見て良かった」と余韻に浸っている時、たまたまNHKで本作のドラマの再放送に出会った。歌舞伎より落語に馴染みのある私はすぐ飛びつき、引き込まれてしまった。ドラマ放送の回を重ねるうちに、「これって国宝じゃん!」というところに行き着く私。
こうなるといてもたってもいられなくなる私は原作コミックを探して10巻全作品一気読み。
作者の落語に対する想いが凄くて、色々な場面に色々なエピソードや工夫が練り込まれていました。死神のシーンもですが、米朝氏の「地獄八景亡者戯」を思わせるシーンなど、胸に迫るものがありました。名脇役の松田さんも最後まで素敵でした。
作者の雲田さんってどん