昭和元禄落語心中(4)
  • 完結

昭和元禄落語心中(4)

759円 (税込)

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ついに助六(すけろく)、破門となった。落語をやめるな、師匠に詫びろ、必死にくどく菊比古(きくひこ)に、それでも耳を貸しちゃくれねぇ。あげくに身重のみよ吉(みよきち)と、手に手を取っての道行きだ。独り落語に打ち込む菊比古に、今わの際の七代目、明かした「八雲(やくも)」と「助六」の巡る因縁話たぁ……!? 八雲と助六篇、核心!!

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昭和元禄落語心中 のシリーズ作品

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  • 昭和元禄落語心中(1)
    期間限定無料版あり
    759円 (税込)
    満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎(よたろう)。娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。昭和最後の大名人・八雲(やくも)がムショで演った「死神」が忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!? 昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!
  • 昭和元禄落語心中(2)
    期間限定無料版あり
    759円 (税込)
    惚れ抜く八雲(やくも)師匠の芸だが、オイラにゃできねぇ……そう気づき始めたこの与太郎(よたろう)。小夏(こなつ)の父ちゃん・亡き助六(すけろく)のすげぇ落語に取りつかれ、迎えた師匠の独演会、やっちゃいけねぇヘマをした。破門と言われた与太郎と、与太郎をかばう小夏の二人に、師匠が語る約束の噺(はなし)たぁ……!?与太郎放浪篇から八雲と助六篇へ。「長ぇ夜になりそうだ――」
  • 昭和元禄落語心中(3)
    期間限定無料版あり
    759円 (税込)
    昭和最後の大名人・有楽亭八雲(ゆうらくてい・やくも)が弟子の与太郎(よたろう)に語って聞かせる、亡き友・助六(すけろく)との約束の噺とは。貧乏どん底二人暮らしの菊比古(きくひこ/後の八雲)と助六。遊び暮らしてるのに冴えた芸をみせる売れっ子の助六に菊比古の焦りは募る。ところがそんな菊比古にも、芸の目が開く時やって来る。そしてついに二ツ目から真打へ。上り調子の芸とは裏腹に菊比古と助六の関係は変わっていく。また菊比古とみよ吉(みよきち)の間にも!?
  • 昭和元禄落語心中(4)
    完結
    759円 (税込)
    ついに助六(すけろく)、破門となった。落語をやめるな、師匠に詫びろ、必死にくどく菊比古(きくひこ)に、それでも耳を貸しちゃくれねぇ。あげくに身重のみよ吉(みよきち)と、手に手を取っての道行きだ。独り落語に打ち込む菊比古に、今わの際の七代目、明かした「八雲(やくも)」と「助六」の巡る因縁話たぁ……!? 八雲と助六篇、核心!!
  • 昭和元禄落語心中(5)
    完結
    759円 (税込)
    落語を捨てた助六(すけろく)が、暮らす田舎の温泉街。愛想尽かしたみよ吉(みよきち)は、子供を置いて出たっきり。「八雲(やくも)を継いで 落語なさい」。言って聞かせる菊比古(きくひこ)に、助六、ひねくれ駄々こねる。引っ張り出された場末の高座。それでも演れねぇはずがない。娘・小夏(こなつ)を笑わせて、も一度あの日の夢を見る――。八雲と助六篇、完結! そして物語は再び与太郎(よたろう)のもとへ――!
  • 昭和元禄落語心中(6)
    完結
    759円 (税込)
    師匠と交わした約束を胸にしまって芸を磨きついに与太郎(よたろう)、真打に。射止めた名跡は三代目助六(すけろく)。八雲(やくも)師匠の為め、助六の血を継ぐ小夏(こなつ)の為め、焦がれて手にしたはずなのに、おのれの落語が揺るぎだす――。八雲と小夏、二人の中の助六を変える為めの与太郎の落語とは――!?
  • 昭和元禄落語心中(7)
    完結
    759円 (税込)
    決別じゃなくて抱えて生きろ――。師匠がくれた覚悟の教え。過去の過ち、小夏(こなつ)の秘密……すべてを背中に背負いこんで、ついに叶えた親子会。師匠・八雲(やくも)と迎えたその日、三代目助六(すけろく)演ずる「居残り」やいかに!? 八雲でもない。助六でもない。三代目助六こと与太郎(よたろう)が切り拓く落語の未来がここにある!!
  • 昭和元禄落語心中(8)
    完結
    759円 (税込)
    八雲(やくも)が口にした「引退」の二文字。いつか来るその日を覚悟して、樋口(ひぐち)の案内で与太郎(よたろう)こと三代目助六(すけろく)が向かった先は、四国の温泉旅館・亀屋。因縁の地で甦った先代助六の「芝浜」があぶりだす、八雲の落語の深淵とは――? ある者は寄席を守り、ある者は再び高座を目指す。昭和落語の最後の灯が行く末を照らすその日まで――。
  • 昭和元禄落語心中(9)
    完結
    759円 (税込)
    有楽亭八雲(ゆうらくていやくも)の落語が聴きたい――。その心ひとつで叶えた贔屓筋だけの小さな会で、与太郎(よたろう)こと三代目助六(すけろく)がかけた思い出の根多が、師匠・八雲の心を動かし、もう一度高座へと導く。が、無粋な邪魔者が場を乱し……? 時は巡り、頑なだった八雲に再び慰問落語の機会が訪れる。手前(じぶん)が 愛した落語。かつての友が愛した落語。すべてを道連れに、初めて出会えた芸の神様とは――。
  • 昭和元禄落語心中(10)
    完結
    759円 (税込)
    都内でただ一軒残っていた寄席が焼失。燃え盛る炎から救い出された八雲(やくも)は、なんとか一命を取り留めた。それから幾日が過ぎ、東京に訪れた春のある日。与太郎(よたろう)こと三代目助六(すけろく)は、小夏(こなつ)に宿った新しい命を知る。満開の桜の下、小夏が初めて八雲に伝えた感謝の言葉を、ラジオから流れる助六の「野ざらし」が温かく包む――。落語を愛し、落語とともに生きた八雲と助六の物語、ついに完結!!

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昭和元禄落語心中(4) のユーザーレビュー

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    購入済み

    昭和元禄落語心中4

    2020年05月03日

    八雲と助六編もついにクライマックス目前、
    助六を怒鳴ってシャッキリさせる菊さんカッコいい!二人落語にはしゃぐ小夏が微笑ましい。
    八雲最後の青春編という感じで見ていて何故か切ないです。

    0

    Posted by ブクログ 2016年01月30日

    良い。菊比古のぐらりと揺れて揺れていく感じ。まったくの孤独となったところから編まれる『死神』。まだ菊比古に対して敬意がある頃の小夏。ここからどう転がるのか不安で仕方ない。

    0

    Posted by ブクログ 2016年01月09日

    尊敬してるし、疎んでもいる、落語家としての根っこであり、個人として素が出せる。二人の関係絆の深さと、これから起こるであろう悲劇を思うと…とても苦しいです

    0

    Posted by ブクログ 2015年02月28日

    八雲と助六 7代目から続く因果応報にして因縁深い名なのだという意味が解る

    落語の魅力は、噺家の人としての魅力なのだなと
    落語を大成させるためには、自分の全て――精神から人生すべてをかけるものなのだなと、凄さを想う

    0

    Posted by ブクログ 2013年12月25日

    昔話の続き。先代の死を中心に据えて、その襲名をめぐるいざこざとかも描かれながら、友情物語が上手く語られていく。展開も見事だし、相変わらず落語の魅力を知らなくても、漫画単体で非常に楽しめる。

    0

    Posted by ブクログ 2013年10月28日

    電子書籍版を待ちわびてやっとゲット!届かぬ想いが相変わらず切ない…落語会の行方が気になって次巻を渇望する日々がまた続くー!

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月10日

    菊比古と助六の強い繋がりとすれ違いがますますたまらない。芸事にストイックな菊比古、迷い続けていてもやっぱり爆発的な個性を持つ助六。小夏ちゃんも誕生。男の色気がたっぷり堪能できる。

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月02日

    表紙のみよ吉さんも色っぽいのですが、カバー下の菊比古の艶っぽさに脱帽です。必見!破門され出て行く助六の背中に縋る菊比古の思いに胸が打たれます。同志であり親友でありライバルであり家族でもある。この複雑な感情がラストやっと二人を結びつけたのに、その先には破滅が待っているだけなんて…。七代目の過去の因縁、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年06月30日

    菊比古の男気、そしてそうせざるを得ない助六とその落語恋いしやの気持ちが切ない。

    先代八雲師匠と先代助六の因縁に、何だか共感に近い思いを抱いてしまった。
    彼がもう一度人生やり直したとしても、同じことをしてしまうんだろうな。

    にしても菊比古と助六。かなり際どい。
    どっちかが気付けば、後戻りできなくな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年06月19日

    どんどんはまっていきます。

    主人公のふたりが全然キャラ違うんだけど、
    どっちもとても魅力的で。

    ぁー。
    続きが気になるーーー。

    けど次出るのが一年近く先ってのが難点なのよね(;´д`)

    0

昭和元禄落語心中(4) の詳細情報

  • ドラマ化

    「昭和元禄落語心中」

    2018年10月12日~ NHK総合
    出演:岡田将生、竜星涼、成海璃子

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