雲田はるこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
離れていた間の6年間のみいくんの浮気を恵ちゃんが許しちゃうのが変だ、って事聴くけど、恵ちゃんが言った「俺も男だしね(男だからみいくんの行動原理が解る、って意味で)」って台詞が出るのが男×男の恋人関係であるBLだからこそ、って事だと思うんだけど…男女モノの代替として自覚なくBL読んでる人がいるんだ、ってのにまず驚くんだけども。恋愛関係は男女とか関係ない、ってスタンスなんかな。私自身、恋愛も人間関係の一部と思っているけども、脳内の作りが男女で差があると言うのは生物的にしょうがないわけで、それも踏まえて人間関係、と思うが。BL=清廉潔白な純愛、なんかな。それは少女漫画読む時の心構えじゃなかろうか…乱
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Posted by ブクログ
受けがヒロインになるんじゃなく、攻めがヒーローになるんでもなく、猫っ毛の二人はペア、って言葉がぴったりなんだなー、と言うのを、バレンタインカード&ホワイトデーカードを並べながら今更ながら思った。ブックマークとか、絶対に恵ちゃんもみいくんも欲しいと思うやろ。揃えたくなるんだよ…こう言うカプは実は非常に貴重だと思う。何か特典が出るとして、二人が一緒に描いてある、と言うのはまあ普通、受けもしくは攻めが単体でお宝的に付く場合もよくある。一見カップルなんだけど、どっちかが商品としての価値が上、と言う暗黙の了解があったりする。猫っ毛の二人は同等なんだよ。
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Posted by ブクログ
▼あらすじ
幼なじみで恋人のみいくんのもとへ上京してきた天然どさんこボーイの恵ちゃん。
みいくんが管理人をする愛の城『またたび荘』で順調に愛をはぐくみつつも、実はまだやらなければいけないことがあるのです…!
お誕生日を祝ったり恵ちゃんそっくりの甥っ子・ゆっちがやってきたり火野さんのいつもの横暴に泣かされたり北原さんとハルくんのラブにあてられたり様々なちいちゃい事件を乗り越えながらも天然ねこ系癒されボーイズラブ第2巻は、みいくん、ついに「チキン卒業」編。
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前作の続きですが、何と言うか…上手く言えないけど幸せそうで良いなぁ羨ましいなぁ…ってなる作品。
緩やかに時間が流れていて、読んでい -
購入済み
よっ八代目!
落語のことは全く知りませんでしたが、この作品を読んでから、一度行ってみたいと思うように。
与太郎がかなりかわいいです。
八雲の過去も気になるので、早く続きが読みたいです。
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Posted by ブクログ
表紙のみよ吉さんも色っぽいのですが、カバー下の菊比古の艶っぽさに脱帽です。必見!破門され出て行く助六の背中に縋る菊比古の思いに胸が打たれます。同志であり親友でありライバルであり家族でもある。この複雑な感情がラストやっと二人を結びつけたのに、その先には破滅が待っているだけなんて…。七代目の過去の因縁、みよ吉の執着、小夏の存在などクライマックスに向けて見どころいっぱいの四巻です。ただの漫画とは思えない、まるで小説を読んだような満足感に浸れます。それほど雲田さんの絵はこの落語心中の世界観にピッタリ。そして誰もがこれを読んで落語の世界に魅せられるに違いない。
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Posted by ブクログ
菊比古の男気、そしてそうせざるを得ない助六とその落語恋いしやの気持ちが切ない。
先代八雲師匠と先代助六の因縁に、何だか共感に近い思いを抱いてしまった。
彼がもう一度人生やり直したとしても、同じことをしてしまうんだろうな。
にしても菊比古と助六。かなり際どい。
どっちかが気付けば、後戻りできなくなるようなところまで来ている危うい絆だなぁ。
落語馬鹿だから、その一線に気付かずにいられるのかもしれない。
でも二人ともどんどん好きになっていくよう。
そしてみよ吉さん…。
やっぱり哀しい人だ。
けれど彼女の菊比古への想いは、きっと恋じゃない。
あと、小夏ちゃん見ていると、落語がなりたくなる。
聴