あらすじ
美しい君に恋をした。「俺、せんせーに興味あって」見ているだけで楽しくて、私の恋はそれで充分だった…はずなのに。「してやるから、もう喋るな」30代半ば、ゲイであることを卑下している内向的な大学助手が明るくおバカで遊び慣れた大学生に片思い。ずっと憧れだった彼が突然目の前に現れ、外見と中身のギャップに愕然とした上に想像もつかなかった交流がはじまってしまった。
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久しぶりに商業でガチ泣きした作品です…短編集なので泣いたのは「だいだい色にとけあう」というタイトルだけなのですが、どれもとても素敵なお話なので、雲田さんの作品を読んだことのない方はぜひ一度どの本でもいいので読んでいただきたいですね。本当に引き込まれるストーリーをかかれる方だと思います。
ちなみにわたしは友達のお誕生日にこの本をプレゼントしました。笑
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「新宿ラッキーホール」「愛しのねこっけ」から入って大好きになった雲田はるこのファーストコミックス。短編集です。
BLっぽいキラキラ感はあまりないけど、すこしレトロで優しい作画が素敵です。
どことなく、後期の高野文子や、最近だと売野機子なんかを思い出させます。
BL作品としても色々な種類の萌えが詰まっていて嬉しいんですが、
それ以上に雲田はるこの独特のセンスや色彩みたいなものが楽しめます。
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落語心中のような普通の漫画だと思い、軽い気持ちで読んでみたら大ケガをした。
びっくりするほどボーイズラブ。
ただ、サリーさんがめちゃくちゃ格好良いので5つ星。
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短編7本、どれもいいお話。
おすすめ
○GOOD BYE,HONEY
サラリーマン。
ヤスが同じ所で働くことになり、てっちゃんは常に眉間に皺がよってる
。
ヤスはかわゆい。
てっちゃんのスーツとくわえ煙草たまらん。
わたしもぶってほしい。
○だいだい色に溶け合う
「あなたには言えない」の数年前のはなし。
写真家。
ふたりとも黒髪。うつくしい。
気がついたらはるこさんの本全部買ってた。
どれもほんわかえろ。
きゅんきゅんするし、心があたたかくなる。
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これから人気出そうな作家さんだなと思います。
長期連載はやらないのかな。
短編集。
常に手書きの題字が、60年代の少女漫画風でナイスセンス
表紙の水彩も美しい。
特別萌える話という訳ではないのに読ませる力がすごいのはなぜなんでしょ。
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それぞれのお話にそれぞれの特徴的な良さがあって、一冊丸々楽しめました。ちょっとレトロっぽいタッチも良い・・・。
「おやすみサリー」が特に好きです。
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レトロ調の絵柄も物語もとてもキュート。
なにより、描かれる男の人が襲いたくなるぐらい色っぽいです。
BL漫画なのでゲイカップルの話ばかりなのだけど、肉食系女子が押し倒すところなんて、全く萌えない絵面だと思うし。
男×男である必然性が漸くわかる気がしました。
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雲田さんのファーストコミックス!とは思えないほど絵柄も古くなく、むしろ今より丁寧?てくらい描き込まれていて初々しいです。ギャグからシリアスまでくるくる変わる表情がホント可愛い!
どの作品も雲田さんの原点と思わせる、ほんわかした癒しや笑いの中にある暗さや切なさが感じられてよかったです。
特にラスト写真家の連作は名作ですね、すばらしい!
お互い新しい家族や恋人もいて幸せな現在があって、ほろ苦い青春の再会と別れ…続編で語られる過去の青二の礼への思いに泣けます(´Д` )
キャラの愛おしさ!で言えばダントツサリーです(^O^)憎めない傍若無人な男×従順なマネージャーってのがイイですね。出所後の二人が見てみたい!
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「昭和元禄~」の方を先に読んで、既刊ではBLも出してるんだ!ということで一気買いした中の一冊。
同社の「~カタログ」っていうお題ありきの雑誌に載ってたらしく、毎回お題があっての短編が7つ入ってます。表紙のふんわりした可愛さと、口絵のちょっとレトロだけど新しいセンスがとてもいい。
甘いのもいいけど、切ないお話も良かったなー。
「Lay Down sally」で、やっぱり昭和モノ合うなー、と思ったり。
個人的には、ちょっと変り種な「悪童セヴンティーン」が好きです。
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表紙のロン毛がタイプでないため回避していた一冊。 しかしこの竹宮には、柴田先生並に騙された(泣)
表題作を含めて短編が7作。 エロは薄いけどどれも良かった!
あとがきでご本人も描いているが、ドSキャラがとても素敵。 一番はやはり間宮(*´Д`) ゴマキじゃなくてもキュンとしちゃう(笑)
作物がふんわり少女漫画ちっくだけど、シビアな終わり方の作品もある。 ハッピーエンドじゃないけどきっと不幸でもない、そんな結末が上手い作家さんだと思う。
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Lay Down Sally サリーさんめっちゃかっこいい!この二人は単行本一冊分で書き下ろしてほしい!はじめて弾く恋のうたもボクサーとピアノの先生という設定が美味しかったですぺろぺろ。何より あなたには言えない を読んだ後の だいだい色に溶けあうは泣いた!現在の礼視点から見ると青二はなんて野郎だ...と思ったけど、だいだい色の青二視点を読むともうね...切なくて仕方ない。青二は事情があったとはいえ、礼を選択できなかったからもう礼にあわせられる顔がないけど、でもやっぱり会いたくてあのハガキを出したんじゃないかなーなんて。過去に囚われてるのは礼じゃなくて青二だった。切ない...!!
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ひょー!字が可愛いっ!題字が全部可愛い。なぜ表紙もこれにしなかった。
絵柄が独特だなぁ。なんか…佐倉ハイジ+高尾滋+雁須磨子+木原敏江という感じ。とか言ったら失礼なんでしょうか?とにかく、どの時代でもいけそうな…ね。
短編集としてすごく面白いと思う。キャラの書き分けが上手いので、どの話も個別に楽しめる。あ、最後のふたつは現在・過去で繋がっててそれはそれでおもしろい。
一番好きなのは脚本家×マネージャーの話。受けの「キスがしたいです…俺からしてもいいですか?」はたまらん。
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内容:
30代半ば、ゲイであることを卑下している内向的な大学助手が、明るくおバカで遊びなれた大学生に片想い。ずっと憧れだった彼が突然目の前に現れ、外見と中身のギャップに愕然とした上に、想像もつかなかった交流がはじまってしまった。
描き下ろしを含む雲田はるこ待望のファーストコミックス。
東京漫画社さんの本ということで、出版社買いです。
くもはるワールド炸裂。少し古くさいような絵ですが、非常に独特な世界です。その点では中村明日美子の雰囲気に通ずるところがあるかもしれません。どのお話も必要以上にひっついたりしない、サバサバした(大人の)恋愛をしているように感じます。エロはあるんだけど直接的な描写はないので読みやすい。
ラストの写真家の話が特に素晴らしい。映画化されてもおかしくない良作。
「あなたには言えない」のサブキャラ過去話なのですが、この「だいだい色に溶け合う」を読むと「あなたには言えない」のストーリーがぐっと深まる。そして「あなたには言えない」を読んでいるからこそ「大好きや」という最後の台詞がとてつもなく切なく感じる。
ドラマCD化の際、石渡はぜひ石川英郎でお願いしますmjd
ファーストコミックスということで、次回作が楽しみな作者さんです。
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絵柄がほんわかしてて好みでした。
ストーリーも可愛いお話が多かったように思えます。
キャラがキツイ性格でも絵柄でやわらかくなっていたように感じました。
次のコミックスも楽しみにしてます。
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ジャケ買い。昭和の香りが漂う感じ。全体的に、かわいい。「だいだい色に溶けあう」が好き。せつない。あとサリーさんがかっこいい。初コミックとは思えないほど手慣れた感じがします。お上手。
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初の単行本とはー!そんな風に感じなかったわ、、雲田さん凄い( ˘ω˘ )
⚫︎窓辺の君
⚫︎GOODBYE, HONEY
⚫︎おやすみサリー
⚫︎はじめて弾く恋のうた
⚫︎悪童セヴンティーン
⚫︎あなたには言えない
⚫︎だいだい色に溶け合う
描き下ろしオマケ漫画二編
おやすみサリーがバドエン路線らしいけど、そんなバドエン臭さはなかったかな…でもサリーとマネの今後が気になるからまたどこかで描かないかな…描かんか( ´・ω・` )
あなたには〜と、だいだい色〜がむちゃよかった…。
切ない、、、最高。
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美しい君に恋をした。
「俺 せんせーに興味あって」
見ているだけで楽しくて、私の恋はそれで充分だった…はずなのに。
「してやるから、もう喋るな」
30代半ば、ゲイであることを卑下している内向的な大学助手が
明るくおバカで遊び慣れた大学生に片想い。
ずっと憧れだった彼が突然目の前に現れ、
外見と中身のギャップに愕然とした上に
想像もつかなかった交流がはじまってしまった。
「職業」「リーマン」「はじめて」「身分違い」などカタログ掲載の7編を収録。
描き下ろしを含む待望のファーストコミックス。
出版社より
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涙もろいBLはとってもかわいい。
空気が独特で、ハマる人はとことんハマると思いました。定番ながらも深さを感じさせる作り方が良かったです。とにかく、とってもかわいい。いじらしい。
「おやすみサリー」、「惡童セヴンティーン」、「あなたには言えない」&「だいだい色に溶けあう」が好きです。
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雲田さんも独特の世界あるよなーと思う。短編集。
表題は「続き・・・」ってなりました。まさかそこで終わりとは。
表題に限らず、終わり方がいわゆるハッピーエンドばっかりじゃなかったのが印象的。
Posted by ブクログ
短編集。
お話のヤマ・オチともにゆるやか不完全燃焼な印象でしたが、それを補って余りある雰囲気のよさで、好きでした。絵が本当に好き。cabの野ばらもコミックス化待ってます