遠藤周作のレビュー一覧
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私は愛は修行だと思っている(笑)
優しくて楽しい修行ね。
愛はいつでも蜜月ではない。
恋に落ちるだけならサルにでもできる(笑)
性にタブーは必要で、やっぱり秘密は隠しながらジリジリ近づいていく感がないと喜びは少ない。
信じることができないものづくしの世界で信じるものを持つことの美しさ。Posted by ブクログ -
愛はこの世で一番、非力で無力なものであった、とイエスが十字架で処刑される際、周囲の人間はつぶやいた。が、すべてが終わった瞬間、愛はこの世で一番美しく、力強く、人々の心に生き続けた。何故、イエスが人々の心に残り、我々の人生に影響を与え続けるのか?目を閉じ胸に手をあてて心に問い続けたい。Posted by ブクログ
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ドッグイヤーつけすぎてどこから書いていいのやら。
それくらい大事なセンテンスと言葉の宝庫でした。
遠藤周作は少し難しめに表現するけど現代の選書を五冊くらい読むに値する内容かと思う。
帯では阿川佐和子さんも推薦してた。Posted by ブクログ -
高校生の頃、世界史の授業でフランス革命について学び、もっと詳しく知りたいと思って手にとった本。これを読んでいたおかげで、テストではバカ暗記をせずに済んだ。教科書に書いてあることだけを読んで「フーン」と暗記に時間を取られるよりも、本を読んだり、映画観たりして理解するのが断然効率が良い。…と、実感した次...続きを読むPosted by ブクログ
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めちゃおもしろかった。地上の王国と天上の王国、2人の対比が実にオモシロい。沈黙やディープリバーももちろんオモシロかったんだけど、あちらは宗教色、神とは、みたいなのが強いのにたいし、王国への道ではあくまでメインでないあたりが読みやすい。
過去、世界的にみても優れた兵士だった日本の侍。外国で戦った山田長...続きを読むPosted by ブクログ -
1部ほどの衝撃はないけれど、やっぱり、これも傑作だと思う。修平を想うサチ子の話とコルベ神父のアウシュビッツでの話が交互に出てくる前半はもう苦しくて。アウシュビッツでの話が、これからどんどん激しくなる戦争やその波に飲み込まれていくであろう2人の未来を暗示してるようで。想い合っても自由にならない戦時中の...続きを読むPosted by ブクログ
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すごい衝撃受けた作品。一心にキリスト教を信じる清吉と、そんな清吉を一途に想うキク。どちらも真っ直ぐで純真で、どちらも幸せになってほしいとずっと思いながら読みました。すごく引き込まれた。幕末(江戸時代も)のキリシタンのこともあまり知らなかったので驚いた。2人以外に、伊藤のことがすごく気になって。自分の...続きを読むPosted by ブクログ
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世界史好きにはたまらないなぁ。授業で習った歴史上の人物がたくさん登場です。
誰かの血が流れなければ時代の流れって変えることはできないのかな。それはフランス革命に限らずです。フランス革命では王と王妃以外にも多くの血が流れているんです。2人の死をもってフランス革命というわけではないと改めて感じました。...続きを読むPosted by ブクログ -
物語は王妃・マリーアントワネットと、庶民の娘・マルグリットの視点が交互に進んでいく。
歳はたった1つしか違わないのに、一人は華やかで煌びやかででも満たされない生活を送り、一人は孤児院出身で娼婦にまで落ちてギリギリの生活を強いられている。
この2人の対比が本当に良いです。
マルグリットがいてこそのマリ...続きを読むPosted by ブクログ