遠藤周作のレビュー一覧

  • 周作塾

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    ものすごくタメになった
    人生観がまるっきり変わったといっても過言ではない程。
    若い今のうちに読んでいて本当によかった

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    2011年05月17日
  • 父親

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    父親の感情が伝わってくる。
    よくある話ですが、それぞれの心がよくわかりさずが遠藤周作先生だと思う。

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    2011年04月21日
  • 女の一生 二部・サチ子の場合

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    第二次大戦下、教会の幼友達修平と、本当の恋をし、本当の人生を生きたサチ子の一生。

    戦争によってさまざまな人たちがたどった悲しい運命に心を痛めずにはいられなかった。こんなひどい時代があったこと忘れてはいけないなと。

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    2011年04月05日
  • 女の一生 二部・サチ子の場合

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    1部は個人的に辛い話だったのですが、この2部はひたむきな愛情がストレートに響きました。こういう利他的な姿に弱い。もし長崎の大浦天主堂に行く機会があるのなら、事前に一読をお勧めします。

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    2011年01月21日
  • 彼の生きかた

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    もう10年以上前ですが、就職活動期間中に読んだ気がします。
    最終的に、どちらの生き方も否定せずに終えるのが遠藤周作流の優しさと思いました。

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    2011年01月21日
  • 眠れぬ夜に読む本

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    我が敬愛する狐狸庵先生!いいですね♪
    24年前に週刊誌に連載されていたコラムがエッセイとして文庫化されたものですが狐狸庵先生独自のタッチで普遍的なテーマをユーモラスに書かれており今読んでも読み応えがあります。また中に面白い著書の紹介が散りばめられており手帳に書き留めました、古書店めぐりの楽しみも増えました。
    題名どうり眠れない夜によい一冊でした。
    読後感=面白くて眠れない・・・

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    2011年01月09日
  • 聖書のなかの女性たち

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    聖書のなかの女性たちとして一人の娼婦、ヴェロニカ、病める女、カヤパの女中、サロメとヘロジャデ、マグダラのマリア、マルタ、ピラトの妻、聖母マリア、ルルドの聖母について書かれており、そのあとに「エルサレム」や「秋の日記」として、体験や思いが綴られている。とても分かりやすく、また感じるものも大きい。女性の話も面白いが、あとの日記がとても良かった。
    2010/11/23

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    2010年11月23日
  • 女の一生 一部・キクの場合

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    長崎を舞台に描かれる物語。
    江戸の隠れキリシタンとその司教の迫害から長崎に原爆が落ちるまでが、キクとその子孫サチ子の目を通して描かれている。
    途中長崎の大浦天主堂で布教活動をした後に祖国へ戻ったコルベ神父を追って、アウシュビッツも登場する。
    手に汗握る。そんなレベルではない。息苦しい程に心に迫る本。

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    2010年11月01日
  • 人生には何ひとつ無駄なものはない

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    遠藤周作さんの作品から、名言ばかり集めて編集された1冊。

    人生に悩んでいるときにヒントになる言葉がたくさん詰まってます。

    『滅入ったときは、孤独になりなさい。そして孤独のときの対話はやっぱり本や芸術です。』

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    2010年10月24日
  • 勇気ある言葉

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    格言・ことわざに対して遠藤氏が解釈をつけ、
    最後は、編集部からのツッコミがはいります。

    まんまとだまされました。
    最後まで読んだ人ならわかりますよね。

    この本もよく笑いました。

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    2010年10月23日
  • さらば、夏の光よ

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    恋人の突然の死後、善良な恋人の友人と結婚することになった京子。今よりもずっと、シングルマザーやできちゃった婚に対する世間の風当たりが強かった時代。
    恋愛小説の形の裏で、全ての人間の心に潜む罪と哀しみを描いたつらい作品です。

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    2013年02月16日
  • 彼の生きかた

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    どもりのため子供の頃から気が弱い一平。人よりも動物を愛した彼は野生猿の調査に生涯をかける。人間の身勝手に翻弄される動物たち。

    この本が書かれたのは20年前なのに、こういうストーリーということが哀しい。全然人間は変わらないのかしら。久し振りに泣いた本でした。

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    2010年07月11日
  • 怪奇小説集

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    関係ないこととして、なぜかカバーと
    作品が異なっていた(笑)
    中に入っていたのがこの作品。

    しょんぼりしつつ読んだ作品でしたが
    非常に面白かったです。
    でも夜に読むのは控えたほうがいいですよ。
    読み終わったら思わず後ろを振り返りたくなる作品が
    結構含まれていますからね。

    個人的には「時計は十二時に止まる」が
    別の意味で面白かったです。
    夢を壊すところがね。

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    2010年06月22日
  • 女の一生 二部・サチ子の場合

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    一生忘れない作品。
    アウシュビッツでのコルベ神父の行動が、“愛”とは何かを教えてくれる。アウシュビッツで見る夕日。それを見て、残酷で絶望的な状況にあるユダヤ人が、単純に美しいと思う、その姿に胸を打たれる。

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    2013年01月28日
  • 砂の城

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    それぞれの道を歩んでいって交差した時に生まれる悲しみが
    なんとも言えないほど美しかった。
    こんな時代もあったんだなぁ。

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    2010年03月21日
  • 彼の生きかた

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    これ読んで中国での仕事の姿勢が変わった。
    彼のように自分も生きていく事になっても
    間違いじゃないんだと、勇気付けられた。

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    2010年03月21日
  • 満潮の時刻

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    これを読んでいる間中、父親が何度も重なった。
    そしてこの本を思い出すと大連のマックを思い出す。
    とても、懐かしい思い出が詰まってる本。

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    2010年03月21日
  • 影法師

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    神を捨てて女性と結婚した元神父が
    すみっこでこっそりとミサに参列しているという話。
    この手の寂しい話を書いたら右に出る者はいないのでは。
    母の事にも触れている。

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    2010年03月21日
  • 彼の生きかた

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    大学の卒業研究でニホンザルについてちょこっとかじったから、あまりに内容が近くてちょっとびっくりした。
    一平はあれで幸せ……なんだろうなあ……。”彼の生き方”を考えると胸が苦しくなる。
    加納は嫌い。嫌い。嫌いだ。根本から女を馬鹿にしてる。…でも朋子の気持ちも分かる…。
    朋子は『昔の女性』という印象だったけど、今もこの頃と変わっていない部分はあるんだろうな。だから彼女の気持ちの変遷も行動も理解できるんだと思った。

    ずっとオチのついた話しか読んでこなかったから、最後は少し戸惑った。
    でもホントにすごく読みやすい。昔の文庫だから字も小さいしこの本は厚みがあったけどあっという間に読めた。かといって字だ

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    2010年03月11日
  • 反逆(下)

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    秀吉と光秀、二人の心理的競り合いを楽しむかのような冷酷非道の信長。
    自らを唯一の絶対神とし、全ての人から崇め奉られる事を望んだ信長。その信長への愛がやがて反逆へと変わっていく光秀を中心に下巻は展開する。
    上下巻を通して、主人公達の反逆は、単なる野望や怨念に基づくものでなく、人々の生き様、心の葛藤が描かれる。

    一生懸命ではなく、本当は『一所懸命』・・・当時の地方土豪は自分達の小さな土地に命を懸けなければならなかった。
    遠藤周作氏の母の実家は岡山出身の「竹井」姓。この小説に登場するもう一人の主人公である荒木村重の侍臣「竹井藤蔵」は、架空の人物ではあるが、遠藤氏の思い入れも深かったのであろうか、と

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    2010年03月11日