遠藤周作のレビュー一覧

  • 彼の生きかた

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    就活前の私にピッタリな一冊。

    人からどう思われようとかそんなことは構う必要はなくて、それより自分の意志を大切に。
    守りたいものは、なにがなんでも守る。守りたいものを見つける事は人生において大切だとつくづく感じたな。

    遠藤さんのメッセージが伝わりやすい、読みやすい一冊。

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    2011年10月04日
  • キリストの誕生

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    『イエスの生涯』と合わせて読むとより深くキリストを理解できると思う。

    なぜ神はキリストを見はなしたのか、弟子はなぜキリストを裏切ったのか、ユダヤの王はなぜキリストを恐れたのか。
    全ての謎はこの小説に繋がると思います。

    それでもなお、その姿を隠すことなく人に晒したイエスの心。
    真実を通すには、時として醜く孤独で、耐えようのない漆実を味わうのだと。
    それを受け入れられる自分を持てるのかが、問われている。
    自分と向き合う勇気を持てるのかが、強く心に残る一冊です。

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    2011年09月09日
  • ぐうたら愛情学 狐狸庵閑話

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    たまたま古書店で手に取って読んでみたら、ドンピシャ。

    遠藤周作先生の入り口が、海と毒薬とか、沈黙とかでなく、
    ぐうたらシリーズ。

    狐狸庵先生のひねくれ具合が自分に近くて、
    昭和48年に書かれた本なのに、共感共感。

    そんなに男を知っているわけではないけど、
    いつの時代も男って勝手よね!とか思ってみたり。
    かるーい気持ちで読みます。

    わたしが持っているのは単行本なのだけど、
    価格¥290。時代の離れを感じるのに、
    いまそこで狐狸庵先生とおしゃべりしているよう。

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    2011年08月06日
  • 彼の生きかた

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    ネタバレ

    読み終わった後も本を読んでいる余韻が残っているような本。
    私が遠藤周作の作品の中で一番好きな作品。

    自分のやることに一身を捧げる決意、その強い意思を一平から感じた。

    一平の生き方、加納の生き方、朋子の生き方はそれぞれに違う。
    誰の生き方が悪とか善とかいうことではなく、ただ単に生き方が違う。

    そんな当たり前のことを改めて理解する。そんな作品であると思う。

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    2011年07月04日
  • 母なるもの

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    序盤、読み進めることに少し苦労した。何故ならば、主人公が中年以降の男性という設定であり、更に人生に多少の疲労感を持っていたり、どう頑張っても私の人生経験では想像してもし尽くせないほどの深みを秘めていたからだと考えられる。
    日本の隠れ切支丹の「痛み」と「母なるものへの祈り」に触れて、隠れ切支丹の祈りを伝承するという精神的難しさについて想像が膨らんだ。また宗教問題から切り離して、「痛み」「母なるもの」に対する心情に個人的共感を少なからず感じた。
    『沈黙』など他作品と関連する内容や、主人公描写が著者について、類似性を考えながら読み解くことも興味深かった。

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    2011年06月01日
  • 周作塾

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    ものすごくタメになった
    人生観がまるっきり変わったといっても過言ではない程。
    若い今のうちに読んでいて本当によかった

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    2011年05月17日
  • 父親

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    父親の感情が伝わってくる。
    よくある話ですが、それぞれの心がよくわかりさずが遠藤周作先生だと思う。

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    2011年04月21日
  • 女の一生 二部・サチ子の場合

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    第二次大戦下、教会の幼友達修平と、本当の恋をし、本当の人生を生きたサチ子の一生。

    戦争によってさまざまな人たちがたどった悲しい運命に心を痛めずにはいられなかった。こんなひどい時代があったこと忘れてはいけないなと。

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    2011年04月05日
  • 女の一生 二部・サチ子の場合

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    1部は個人的に辛い話だったのですが、この2部はひたむきな愛情がストレートに響きました。こういう利他的な姿に弱い。もし長崎の大浦天主堂に行く機会があるのなら、事前に一読をお勧めします。

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    2011年01月21日
  • 彼の生きかた

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    もう10年以上前ですが、就職活動期間中に読んだ気がします。
    最終的に、どちらの生き方も否定せずに終えるのが遠藤周作流の優しさと思いました。

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    2011年01月21日
  • 眠れぬ夜に読む本

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    我が敬愛する狐狸庵先生!いいですね♪
    24年前に週刊誌に連載されていたコラムがエッセイとして文庫化されたものですが狐狸庵先生独自のタッチで普遍的なテーマをユーモラスに書かれており今読んでも読み応えがあります。また中に面白い著書の紹介が散りばめられており手帳に書き留めました、古書店めぐりの楽しみも増えました。
    題名どうり眠れない夜によい一冊でした。
    読後感=面白くて眠れない・・・

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    2011年01月09日
  • 聖書のなかの女性たち

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    聖書のなかの女性たちとして一人の娼婦、ヴェロニカ、病める女、カヤパの女中、サロメとヘロジャデ、マグダラのマリア、マルタ、ピラトの妻、聖母マリア、ルルドの聖母について書かれており、そのあとに「エルサレム」や「秋の日記」として、体験や思いが綴られている。とても分かりやすく、また感じるものも大きい。女性の話も面白いが、あとの日記がとても良かった。
    2010/11/23

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    2010年11月23日
  • 女の一生 一部・キクの場合

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    長崎を舞台に描かれる物語。
    江戸の隠れキリシタンとその司教の迫害から長崎に原爆が落ちるまでが、キクとその子孫サチ子の目を通して描かれている。
    途中長崎の大浦天主堂で布教活動をした後に祖国へ戻ったコルベ神父を追って、アウシュビッツも登場する。
    手に汗握る。そんなレベルではない。息苦しい程に心に迫る本。

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    2010年11月01日
  • 人生には何ひとつ無駄なものはない

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    遠藤周作さんの作品から、名言ばかり集めて編集された1冊。

    人生に悩んでいるときにヒントになる言葉がたくさん詰まってます。

    『滅入ったときは、孤独になりなさい。そして孤独のときの対話はやっぱり本や芸術です。』

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    2010年10月24日
  • 勇気ある言葉

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    格言・ことわざに対して遠藤氏が解釈をつけ、
    最後は、編集部からのツッコミがはいります。

    まんまとだまされました。
    最後まで読んだ人ならわかりますよね。

    この本もよく笑いました。

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    2010年10月23日
  • さらば、夏の光よ

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    恋人の突然の死後、善良な恋人の友人と結婚することになった京子。今よりもずっと、シングルマザーやできちゃった婚に対する世間の風当たりが強かった時代。
    恋愛小説の形の裏で、全ての人間の心に潜む罪と哀しみを描いたつらい作品です。

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    2013年02月16日
  • 彼の生きかた

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    どもりのため子供の頃から気が弱い一平。人よりも動物を愛した彼は野生猿の調査に生涯をかける。人間の身勝手に翻弄される動物たち。

    この本が書かれたのは20年前なのに、こういうストーリーということが哀しい。全然人間は変わらないのかしら。久し振りに泣いた本でした。

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    2010年07月11日
  • 怪奇小説集

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    関係ないこととして、なぜかカバーと
    作品が異なっていた(笑)
    中に入っていたのがこの作品。

    しょんぼりしつつ読んだ作品でしたが
    非常に面白かったです。
    でも夜に読むのは控えたほうがいいですよ。
    読み終わったら思わず後ろを振り返りたくなる作品が
    結構含まれていますからね。

    個人的には「時計は十二時に止まる」が
    別の意味で面白かったです。
    夢を壊すところがね。

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    2010年06月22日
  • 女の一生 二部・サチ子の場合

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    一生忘れない作品。
    アウシュビッツでのコルベ神父の行動が、“愛”とは何かを教えてくれる。アウシュビッツで見る夕日。それを見て、残酷で絶望的な状況にあるユダヤ人が、単純に美しいと思う、その姿に胸を打たれる。

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    2013年01月28日
  • 砂の城

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    それぞれの道を歩んでいって交差した時に生まれる悲しみが
    なんとも言えないほど美しかった。
    こんな時代もあったんだなぁ。

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    2010年03月21日