遠藤周作のレビュー一覧

  • 彼の生きかた

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    これ読んで中国での仕事の姿勢が変わった。
    彼のように自分も生きていく事になっても
    間違いじゃないんだと、勇気付けられた。

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    2010年03月21日
  • 満潮の時刻

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    これを読んでいる間中、父親が何度も重なった。
    そしてこの本を思い出すと大連のマックを思い出す。
    とても、懐かしい思い出が詰まってる本。

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    2010年03月21日
  • 影法師

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    神を捨てて女性と結婚した元神父が
    すみっこでこっそりとミサに参列しているという話。
    この手の寂しい話を書いたら右に出る者はいないのでは。
    母の事にも触れている。

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    2010年03月21日
  • 彼の生きかた

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    大学の卒業研究でニホンザルについてちょこっとかじったから、あまりに内容が近くてちょっとびっくりした。
    一平はあれで幸せ……なんだろうなあ……。”彼の生き方”を考えると胸が苦しくなる。
    加納は嫌い。嫌い。嫌いだ。根本から女を馬鹿にしてる。…でも朋子の気持ちも分かる…。
    朋子は『昔の女性』という印象だったけど、今もこの頃と変わっていない部分はあるんだろうな。だから彼女の気持ちの変遷も行動も理解できるんだと思った。

    ずっとオチのついた話しか読んでこなかったから、最後は少し戸惑った。
    でもホントにすごく読みやすい。昔の文庫だから字も小さいしこの本は厚みがあったけどあっという間に読めた。かといって字だ

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    2010年03月11日
  • 反逆(下)

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    秀吉と光秀、二人の心理的競り合いを楽しむかのような冷酷非道の信長。
    自らを唯一の絶対神とし、全ての人から崇め奉られる事を望んだ信長。その信長への愛がやがて反逆へと変わっていく光秀を中心に下巻は展開する。
    上下巻を通して、主人公達の反逆は、単なる野望や怨念に基づくものでなく、人々の生き様、心の葛藤が描かれる。

    一生懸命ではなく、本当は『一所懸命』・・・当時の地方土豪は自分達の小さな土地に命を懸けなければならなかった。
    遠藤周作氏の母の実家は岡山出身の「竹井」姓。この小説に登場するもう一人の主人公である荒木村重の侍臣「竹井藤蔵」は、架空の人物ではあるが、遠藤氏の思い入れも深かったのであろうか、と

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    2010年03月11日
  • 反逆(上)

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    初めて読んだ遠藤周作の歴史小説。私は、一気に信長の時代に引きこまれていった。
    上巻は、荒木村重の心の葛藤を中心に、明智光秀・豊臣秀吉・高山右近が登場し、それぞれの人物像やそれぞれの思いが絡み合う。
    また、村重の家臣である竹井藤蔵が非常に魅力的に描かれている。

    早く下巻が読みたい。

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    2010年02月26日
  • 父親

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    けじめ。そして、善魔。
    父と娘のそれぞれの想いがとてもよく伝わった。きっと、今の自分だからこそ余計に感じる部分が多い気がする。学生時代の自分だときっとこれほど印象に残ることはなかったと思う。
    自分の道を突き進めば進むほど見えなくなる身近な人のこと。身近な人、そしてその周りの人たちのことを大切に思いながら、生きて行きたいと思った。

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    2010年01月23日
  • 彼の生きかた

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    まっすぐに自分の生き方を貫く主人公は素敵ですね。
    どうしようもなく他者に影響されたり、阻害されて、変えざるを得ない時もやっぱりあるけれど…。
    主人公が恋い焦がれている女性も、最終的には悲しい結末になってしまって、エンディングを物悲しくさせているところがあるけど、美しい描写で描かれていてGoodですね。

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    2009年11月19日
  • 夫婦の一日

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    短編集。
    表題作も印象深いのですが、この作品唯一の歴史小説の「日本の聖女」が一番印象的でした。
    細川ガラシャの話です。
    聖職者からみた、それも批判的?なガラシャ評価が心に残ります。

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    2009年11月04日
  • キリストの誕生

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    死後、キリストとなったイエス。弟子たちや信仰の問題。聖書に書かれなかった使徒たちの最期の秘密。
    ポーロの布教活動と協会同士の対立。
    イエス「復活」とキリストの「誕生」

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    2010年08月13日
  • 反逆(上)

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    自分で選ばないシリーズ、大好きな遠藤周作さんだが歴史小説ということで手が出なかったと思うので、読めてよかった。戦国時代の心理戦というか武将の思惑が錯綜するようすが面白い。特に村重のだしに対する思い、高山右近の信仰との葛藤の描き方に優しさを感じる気がする。ちょうどナショナル・ジオグラフィーで米軍とイスラエル軍兵士の特集をやっていたが、防衛戦略や武器が発達しても人間の心理というのは変わっていないのだろうと思うし、例え技術が発展しても、そこを変えてしまう技術が発展すれば人間は終わりだろうと思うが、どうだろうか。

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    2009年11月02日
  • 反逆(下)

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    下巻は主に明智光秀のお話です。

    明智光秀・・・かなり信長の事好きです。
    尊敬というよりも
    圧倒的な強さの前の・・・恐怖よりの憧憬という感じです。
    それゆえ・・恐怖に歪む顔も・・みたい・・・みたいな事言ってます。

    「少女のように顔を赤らめ・・・」
    みたいな描写とか・・・なんともあやしい・・・表現が多く・・・面白かったです(笑)

    ただ本能寺にいたる・・・光秀の変化が・・・本当になぞで・・
    このままじゃ「恐怖に歪む顔がみたい」だけだったの!?と思ってしまいます(それは、それでアリですが。)
    本能寺にいたる経緯を史実無視でもいいので何かほしかったです・・。

    ただそうなると・・何か違うな・・って

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    2009年10月04日
  • 女の一生 二部・サチ子の場合

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    ネタバレ

    第二部は第二次大戦下での長崎を舞台とし、サチ子を主人公とした作品です。

     おさななじみのサチ子と修平は互いに好意を抱きあっていた。修平は聖書の「汝、人を殺すなかれ」という教えと戦争で人を殺さなくてはならないことの矛盾に悩み、やがて特攻隊として出撃する。一方、サチ子の住む長崎は原爆にみまわれる。


     この作品では、修平が矛盾に苦しんだことと、サチ子の修平を思う気持ちがすごくわかるなぁと思いました。この作品で修平が感じた矛盾は、作者自身が実際戦争中に感じたことだったそうです。
     ラストではサチ子は別の人と結婚し、家庭をもっています。しかし真剣に恋をした修平の事は一生忘れていないし、忘れはしない

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    2014年02月18日
  • イエスの生涯

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    『沈黙』で描かれたイエス・キリストの生きた姿。かくも優しく無垢な人間が、過去に本当に存在したという事実に胸を打たれます。『沈黙』同様、遠藤文学を知る上でぜひとも読んでおくべき作品です。

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    2025年08月11日
  • 勇気ある言葉

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    遠藤周作のポテンシャルの高さが見事に表されている短編集。
    最後のオチには思わず「え!」って声を出してしまった。
    天才は笑いを作ることにおいても天才だったのか。
    そこらへんのお笑い芸人の何百倍も面白い。こりあんせんせー

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    2009年10月04日
  • 周作塾

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    狐狸庵こと遠藤周作先生が、1話ごとにタメになるお話をしてくれます

    賢い競馬の儲け方、第一印象の持つ力、ブスを美人に見せる方法まで....etc

    今どきの若い女の子は、容姿が良くても頭はカラッポ
    ウワサ話かオシャレのことしか興味がない・・・・

    ちょっとキツイ言葉だけど、言われてみればそうかもしれない

    若いときにしか経験できないことはたくさんあるのに
    その大切さに気づかずに毎日を過ごしているような気がしてきます。

    1つ1つのお話が短くてとても読みやすいので、とてもオススメです。

    人生を豊かに生きるちょっとしたヒントを与えてくれる とてもタメになるエッセイです。

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    2009年10月04日
  • 聖書のなかの女性たち

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    大好きで何度も何度も読んでます。
    一番好きなのは、本文ではなくて『ひよこ』との話。
    この本を読むたびに、愛と優しさを感じます。
    ただ、ひとつだけ。
    サロメの話だけが切なくて悲しい。
    たくさんの人を救ってきたけれど、サロメはその対象にはならなかった。
    サロメというと、7つのヴェールの妖艶な踊りが有名で、生まれながらに淫乱・残虐非道な少女となっていますが、オスカー・ワイルドの小説のせいか、本当にそうだったのかとも思えてきます。
    (遠藤氏の文章でも、その疑問は書かれています。)
    神さまにも、救われたいと思っていないものは救えないのかなと思うと、何だか切なくて悲しくなります。

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    2009年10月04日
  • 青い小さな葡萄

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    君、俺は、青い葡萄を地上に求めすぎるんじゃ、ないだろうか―。

    この話の登場人物の一人、ハンツの台詞です。

    フランスで働く青年伊原と、片腕を失ったドイツ人基督教信者ハンツが出会う。
    互いに戦争による後遺症ともいえる異国での人種差別を経験している二人が、ある女性を探し求めるというストーリー。
    ドイツ人・日本人・ポーランド人それぞれの視点から描かれる悲しみと葛藤。
    テーマは悪の普遍性と、神の沈黙だと思います

    自らの帰属するものは何なのか?
    神を信じないならば創るしかないのか?
    国家や人種から人は逃げられないのか?

    短い話なのに非常に多くの問いがあるように感じて、ドキドキしながら

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    2009年10月04日
  • 王国への道―山田長政―

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    山田長政ってこんな人だったのか!
    ちょっとサスペンスチックというか、
    読んでて手に汗握る部分あり、
    人生のはかなさみたいなものを感じさせる場面あり。
    なかなか面白かったです。

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    2009年10月04日
  • 異邦人の立場から 現代日本のエッセイ

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    海外で日本人である、ということ。日本でキリスト教信者である、ということ。マイノリティである、ということについて考えさせられる作家が遠藤周作だと思う。

    タイトルどおりに「異邦人の立場」というテーマを扱ったエッセイ集。秀逸です。
    海外に住んだことのある人・キリスト教(カトリック)の日本人だけじゃなくても、日本語が読めるなら読んでみたら、と勧められる一冊。

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    2009年10月04日