三田誠広のレビュー一覧
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帯に、「意外な共通点が!」とか書いてありましたが、まったく意外な事は書いてありませんでした。
しかし、宗教に対する理解はかなり良質な方で、仏教やキリスト教、ユダヤ教について概論を知るという用途では役に立つのではないかと思います。
実際私は仏教方面に暗いのですが、わかりやすくキチンとした知識が得ら...続きを読むPosted by ブクログ -
恩師にプレゼントされた本。
五年ほどあけて二度読んだ。
最初に読み終えた時は、良かったなと思ったが、
二度目に読み終えた時は、なんだかやるせない気持ちが残った。Posted by ブクログ -
実存主義や構造主義を論じた本ではなく、それらが文学作品の中でどのような役割を担っているか、分かりやすく解説した文学論。平易で読みやすく面白い。個人的な感想として、実存と構造の結合という点では、実存を包み込む構造という結論で終わらせるには少々物足りない感もあり、ひとつの疑問提起になった。Posted by ブクログ
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作家、三田 誠広さんが次男の中学受験を塾長さんとなって支援するお話。
印象的なのは、三田さんが中学受験を決して否定的に捉えていないこと。受験勉強を否定する人は、現実の入試問題を見たことがないのではないか、とのこと。そして、三田さんは、実際の入試問題は単なる暗記力や計算力を問うのではない良問が多いこと...続きを読むPosted by ブクログ -
「ぼくの大切な人は友だちの恋人だった」
親友の彼女を好きになった男の子の話。
主人公が、プロの歌手になるにつれて・・・。
読み終わったあとは、何だか爽やかな甘酸っぱい感じと、少し悲しい感じ。
登場人物のその後が気になって仕方ない。Posted by ブクログ -
日本史で一番好きなヤツ。
宇佐八幡神託事件。
その事件の当事者?道鏡さん。
ずっと悪い人だと思ってたけど。
これ読んだらそんなに悪い人でもないのかなーとも思えてくる。
第一章はそんなに面白くなかったけど、第二章以降はスルスルと読める。
面白かったー。Posted by ブクログ -
名前を呼んだのは、今がはじめてだ。
中学生のときから、親友の恋人に恋をするぼく。
大学生になってもそれは変わらず、だけど何処か疎外感を感じて・・。
っていう調子で進んでくんだけど。
盛り上がりは一切なく、途中で飽きてしまった。Posted by ブクログ -
三田さんの初めての作品。
スラスラ読めて違和感がなく、スッキリな文章だったので
今後も読んでみたいと思いました。
ただ、この作品についてはあまり個人的には
終わり方が好きではなかった。
途中も終わりかけも、早く読み進めたいと
思ったのに、ちょっと残念だったな。Posted by ブクログ -
平安末期、白河院の養女であり、鳥羽院の中宮の待賢門院璋子に仕えた西行(佐藤義清さとうのりきよ)は和歌・流鏑馬・蹴鞠など文武両道に優れた武士であった。璋子に心酔した義清は出家し璋子の志をかなえるために奔走していく。史実をもとに西行の若い頃を中心にした内容であった。Posted by ブクログ