三田誠広のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中学生と小学生って明確に違うと思う。
それは年齢の壁を超えたということでもあり
あるひとつの社会(小学校)を卒業したということでもある。
ある種の人格形成ができあがり、自我もある。
だから世界と自分との齟齬に悩む。
善悪の分別もつきはじめ、漠然と将来の事を考えはじめ、そして主人公と同じように”死”を考える。
ぼくは、恵まれたことに身近な同級生が亡くなる事もなかったし、病気で入院しているという事もなかった。でも、もしそんなシチュエーションになっていたらどう考えて、現在にどう影響しただろうか
と考えずにはいられない。
いちご(15)同盟のタイトルは唸った。上手い!
瑞々しくって、甘酸っぱい
とはこのストーリーを読んで感じていなかったところへ15同盟であると明かす。上手い!
交換小説2冊目。 -
Posted by ブクログ
17日間を要して読み終えました。
白村江の戦いにとても興味があったので読んでみました。その戦いのシーンは全体の10分の1にも満たないほんの少ししか語られていません。そこに至るまでとその後の日本での政治の動きが焦点です。とても興味深いのですが、読みたかったのはその戦の部分だったので、だいぶ勝手が違いました。そうとわかって読めばもっと“苦”もなく読み進めたのかもしれません。
難しい漢字が多くてそういうところでもペースが落ちました。でも、すごい本です。大化の改新、天智天皇の策略といったものに興味を持って読めばとても面白い本だと思います。
なによりもこんな本を書いた著者に感銘しました。 -
Posted by ブクログ
公文推薦図書シリーズ。
若い時に読むと込み上げてくるものがありそう。
どちらかというと親目線で見てしまったので、最後の直美のお父さんの長いセリフにグッとくるものがあった。いろんな登場人物が出て来るが、直美にとっては何故か一番縁の薄い主人公の存在が一番大きくなっていく。そのプロセスはとても繊細で読み応えがあるが、せっかくなら心情だけではなく実際に場面が変わるなどもう少し2人に動きがあってもいいような気がした。
家族や友人の病気や死に直面するという辛いが誰もが経験する状況を客観的かつリアルに命の重みを描いているという意味では若い人に是非読んでもらいたいと大人が思うのも頷ける。