三田誠広のレビュー一覧
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主人公が大学生にしては大人すぎると思いましたが、幼少の孤独な生い立ちから、自分を愛してくれ守ってくれる人がたくさんできたのがよかった。とくにお父さんがよかったです。Posted by ブクログ
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星の王子さまが好きなら最低2人の翻訳版を読むことをお薦めします。この著者は星の王子さまの翻訳もしています。内藤あろうさん、池澤夏樹さん翻訳版を読まれた後により理解したなら読むべき本です。Posted by ブクログ
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読んでいて楽しくて、それでいて印象に残るような小説とはどんなものか、実際にかつて早稲田で行われた授業の内容らしい。
テクニック云々ではなくて、もっと根本的な小説とは何か,文学のみならず哲学なども引っ張り出して説明している。
*深い小説を書くならば、深く読まねばならぬ。
→歴史を知らなければな...続きを読むPosted by ブクログ -
全共闘時代の末期、連合赤軍が引き起こした浅間山荘事件を題材に書かれている。浅間山荘事件は、三田作品に何度も登場するもの。事件の詳しい内容を知らずとも、引き込まれる。Posted by ブクログ
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同じように信仰のない宗教でも、イエスキリストについては結構知っていても、菩薩については意外と知らない。
コレ読んで、信じるとか信じないとかじゃなく、人として、凄いと思った。Posted by ブクログ -
次男の中学受験に取り組む三田さん自身の話。
ほとはらも中学受験経験者。とかく悪く言われがちな小学生の受験勉強だが、やったことない人にとやかく言われたくない!ほとはらは人生であのときが一番勉強していて楽しかったし、そのときの勉強が一番人生で役に立っている!という気持ちを代弁してくれている本で、大好き!...続きを読むPosted by ブクログ -
長男がスペイン人のお嬢さんと結婚。結婚式のためにスペインまで旅行に行った中年男三田さん自身の旅行記。
もう、本当にユニーク、面白い。グチグチ文句言ったり子供みたいに感動したり慌てふためいたり・・・かわいいおじさんです!Posted by ブクログ -
愛犬ハスキー、名前は「リュウノスケ」。リュウノスケに振り回されるさえない中年の話?この人のエッセイは本当に面白い。思わず笑ってしまう。犬好きじゃない人も、思わず犬を飼ってしまうかもしれない・・・Posted by ブクログ
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「星の王子様」への三田誠広さんの熱が伝わって来る本でした
もう少し若い時に読んでいればもっと感動できたと思いました
それでも十分に楽しむことができました
不登校になった三田さんに手紙を書いた奥さまと結婚なされたエピソードは、素敵だなと思いました
私も「星の王子様」から影響を受けて生活しています
私の...続きを読むPosted by ブクログ -
透明感のある文体で「生」と「死」について考えさせられる作品。
間に挟まれる野球やピアノの描写さえも緻密で美しく繊細に描写される。儚いガラス細工みたいな作品でした。
主人公の北沢が思春期の自分を見ているようで親近感が湧きましたPosted by ブクログ -
中学三年生、受験や将来の夢、恋愛、漠然とした不安、何も悩んでなさそうで実は一番多感なのは15歳なのかもしれない。
病気を患った少女の運命が引き逢わせた3人の恋愛と友情、生と死の物語
これ読んだことある人は是非 #四月は君の嘘 も読んでほしいなぁPosted by ブクログ -
生きるとは何かを中学生の視点から描いているが、自分にも重なる部分が多く、あらためて生きることについて考える機会を与えてくれた。
ストーリーの秀逸さに加えて、メッセージ性や思考を働かせる意図が込められていて好みの作品だった。Posted by ブクログ