神永学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ一風変わった数学者,御子柴岳人が主人公の取り調べ室が舞台のミステリー。文系にありがちな,確率とか,相対性理論といった数学的なうんちく好き人間なので,読む前の期待は大きかった。ベイズ推定,不完全情報ゲーム,事例ベース意思決定論,ゲーム理論等の数学の用語は聞いただけでワクワクしてしまう。実際に読んでみると,そこまで「数学」というほどではなく,さらっとした内容だったのが残念なところ。巻末の参考文献を見てみると,「ブルーバックス」,「図解雑学」,「ちくま新書」などなど。これらの参考文献だと数学的なうんちくにそれほど期待できないのは仕方ないか。冤罪という重いテーマとしているが,主人公が軽いキャラクターなので,作品全体は軽い仕上がりとなっている。文体も読みやすく,360ページほどの作品だが,1時間半程度で読み終わることができた。全体的に薄っぺらい印象だが,作品全体の雰囲気はそこまで嫌いではない。読む前は,数学的なうんちくが満載の作品を期待していたのだが,軽く読めるエンターテインメントとして,これはこれでよいと思う。★3つで。
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Posted by ブクログ
「心理探偵八雲」シリーズでおなじみの神永学先生が描く、けっこうハードめなSF作品の第2巻。津波に襲われ国家崩壊の危機に瀕しながらも復興を果たした未来の日本が舞台です。
教養と武術を身に着け貴公子へと生まれ変わった主人公・コウ。昼はエリート学園の生徒、夜は腐敗した権力者とテロリスト双方を裁く“仮面の男”として暗躍する。一方、コウを庇護したイザナギは米国帰りの実業家として社交界に姿を現した。政府に改竄前のDNAデータ公表を迫るテロ集団の計画を、リベリオンを駆り阻止した彼らは、第三の勢力として革命を宣誓するが…。
場面転換を細かく繰り返しながら進む物語は、目まぐるしく臨場感があって楽しめます。ただ、ミラにリラにサラとか、登場人物の女性陣が名前似すぎでわかりづらい!あと、相変わらず日本語が微妙…。とはいえ今後の展開も気になりますなぁ。