神永学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんというか、たぶん、後藤刑事が嫌いなんだと思う。
行動にリアリティが欠けすぎていて(あまりに横暴なところが強調されすぎていて)、読んでいる最中に「おいおい、現役刑事として、その行動はありえないだろう」と物語から一歩引いてしまう。
八雲は格好いいし、晴香もなかなかのおせっかいぶりでカワイイのだけれども。なんだかなあ。
物語自体はサクサク読めて、てんで合理的でない話を合理的に解釈しているところが面白い(たとえば八雲の霊の定義など、なるほどね、それは説得力あるね、とその類いをまったく信じていなくっても首肯はできる)けれど、読み終わったら内容をはや忘れてしまう。それでも、読んでいる最中は楽しい。こ -
Posted by ブクログ
毎日繰り返し同じ悪夢を見る主人公。そしてカウンセラーの松本とその原因を探りはじめる。カウンセラーの松本は主人公の見る悪夢に出てくる男の人を、実際どこかで会ったことはないかと勘繰るが、主人公は思い出そうとする度恐怖に身を震えるばかり。そんな中、ある日、首無しのミイラが発見される。これを殺人事件と判断し犯人を追跡する刑事。それから、主人公が所属しているミュージカルオーケストラ団に現れるかつての友人の男性。そして彼に複雑な感情を抱いている同じオーケストラの男性と女性。それぞれの人間関係がひとつに繋がり、物語が進んでいく。
問題は主人公。登場人物の全ての人間と繋がりを持つ彼女だが、実は彼女の記憶には