林譲治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
数百年後、人類は小型のブラックホールを天王星の衛星軌道に捕らえ、人工降着円盤としてエネルギーを取り出すことに成功する。物語はそのブラックホールの開発のために発足した組織「AADD」に所属する人々を中心に織り成される。地球というくびきにとらわれることのなくなった人々は、明らかにその思考方法、人生観を変貌させていく。
短編連作。「エウロパの龍」がお気に入り。あとは「ヒドラ氷穴」かな。表題作は微妙だった。最後の「キャラバンの翼」はどうだろう、展開や志向する方向は好きなんだけどしっくりこない。巻末、解説で小川一水が、しっかりと組織を描けていると評していたけれど、逆説的には組織とそれに所属する人々の -
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匿名
ネタバレすみませんが……。
何十年か昔、ある作家が『架空戦記』小説の中で、《超兵器》なる子供じみた発想の戦艦やら空母やらをドンドン出してきて、パラレルワールドの日本はそれらのお陰で大勝利、めでたしめでたし…みたいな小説が作られました。
そんな子供騙しに近い小説が、当時は何故か(!)ヒットしてしまい、『オイ、そんなものを作るだけの鉄鋼、石油、爆薬、それから作る為の工員まで、何処からどうやって工面したんだよ?!』って、当時は本気で怒っていました。(まだ若かったので……。)
負けた戦争に悔しがるなら、もうちょっと前向きに考えたものを書けば良いのに、一時の憂さ晴らしで良いのか、購読者も読んだらサッサと捨てているような状況に、「こ