ウロボロスの波動

ウロボロスの波動

792円 (税込)

3pt

3.7

西暦2100年、太陽系外縁でブラックホールが発見された。その軌道を改変、周囲に人工降着円盤を建設し、全太陽系を網羅するエネルギー転送システムを確立する――この1世紀におよぶ巨大プロジェクトのためAADDが創設されたが、その社会構造と価値観の相違は地球との間に深刻な対立を生もうとしていた……。火星、エウロパ、チタニア――変貌する太陽系社会を背景に、星ぼしと人間たちのドラマを活写する連作短篇集。

...続きを読む

ウロボロスの波動 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年09月09日

    面白かった。好みにぴったり合っていて、ついつい気になって他のことをほったらかして最後まで読んでしまった。

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月07日

    一読しただけでは置いて行かれそうな舞台設定。設定に重きを置いて良く解らないままドラマが進行して行ってしまうのかと思いきや、最終的には引きずり込まれました…登場人物の半分以上が男前な女性。惚れてまうわ~
    「ウロボロス~」に出て来た黒川さんがお気に入りでしたが、「エウロパ~」でジョブチェンジして出て来た...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年03月04日

    一読しただけでは舞台設定のイメージが掴めずに、苦戦しましたけれど、ネット等でブラックホールやら何やらのコトを知ると、途端に面白味が増す作品になりました。

    環境やツールが個人の有り様を変え、やがては社会構造さえも従来とは異なる物になり、それが私達の存在する社会との差異を生み出していくという構図は元々...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月30日

    「エウロパの龍」がとても面白かった。
    地球外知的生命とのファーストコンタクトかもしれないところ、物語上はそこは問題にはならず、惑星開発上の問題(先住知的生命体を保護するために開発を取りやめるかどうか)との関係だけが焦点となり、極めて淡々と対処されていく。
    こんなにも冷めたファーストコンタクトものは初...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年01月06日

    数百年後、人類は小型のブラックホールを天王星の衛星軌道に捕らえ、人工降着円盤としてエネルギーを取り出すことに成功する。物語はそのブラックホールの開発のために発足した組織「AADD」に所属する人々を中心に織り成される。地球というくびきにとらわれることのなくなった人々は、明らかにその思考方法、人生観を変...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    古本屋で購入しました。面白かったです。

    最初小型ブラックホールとか人口降着円盤とかなんじゃらほい?と思っていたのですが(まあ読み終わっても正直なんじゃらほい、ですが…)段々と本筋に引き込まれてしまいました。
    当初、短編集とは知らず長編だと思っていたので最初の話が終わったときあれ?と思ったのです...続きを読む

    0

ウロボロスの波動 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ハヤカワ文庫JA の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

林譲治 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す