【感想・ネタバレ】星系出雲の兵站―遠征― 5のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズとしても最終刊なのに話が膨らんでいって、途中までは「これ、本当にこの巻で完結できるの?」という勢い。
最後は知性を持った黒幕の集合知性的個体が出てきて完全解決(キリシマが出てきたときはドキリとしたが)というのはやや強引で急激な幕引きだったが面白かった。

0
2024年03月28日

Posted by ブクログ

ガイナスと人類の戦いに終止符が打たれる。そもそも、なぜ戦わなければならなかったのか、その原因が明らかになる。前巻で想像もつかない方向に飛ばされて、結末がどのようになるのか楽しみだった。うまく着地できて安心したのと同時に、因果応報というか少し考えさせられるものがあった。人類、ガイナス、ゴート・・・。人類が悪いのか、たまたま運がなかったのが悪いのか、犯人捜しをする小説ではないが、一方向だけで見てはいけないことなのだと思った。また、恨みというのは時間がどれだけ経っても忘れられないものなのだろう。

物語としては、烏丸が想像以上に活躍するのが個人的には意外なところだった。シャロン紫檀とマイザー・マイアの今後も気になる。外伝として小説家されると嬉しい。

0
2021年11月14日

Posted by ブクログ

もっと長く続いちゃうと思ってたら、スッキリ完結
政経スジのトップがスペオペ、ミリタリSFの中で活躍するのは珍しいな

0
2020年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ガイナスの起源が、人類の播種船に文明を破壊されたゴートだったとは…
大団円ではあるけど、因果な話であった
最後は烏丸さんの独壇場だった
いやぁ面白かった

0
2023年07月21日

Posted by ブクログ

最後は少し駆け足だったけども、宇宙をまたにかけた未知の文明との戦争、調査は一区切り。

人類の恐れと猜疑心が元凶にあったとは、これまさに宇宙は“暗黒森林”。

烏丸先生と三条参謀とネコのココちゃんが最後全てを持っていった。大円団。

0
2021年08月12日

Posted by ブクログ

無印4巻に遠征5巻のクライマックスなわけだが、この巻で急にばたばたと話を閉じた感じがする。
なんだかんだで烏丸少将が主役になってたけれども、最後の最後に同情してアレを見逃しちゃうのか。
これは、第二次ガイナス戦役もあるかもね。
全体としては楽しく読めました。

0
2021年01月03日

Posted by ブクログ

#日本SF読者クラブ 3巻から最終巻の5巻まで読んだ。まとめてレビュー。ミリタリーSFであり、ファーストコンタクト物であり、ミステリーの要素もある。3巻から最終巻で次第に謎が明らかになってくる。最終巻はちょっと駆け足の印象がある。
 それにしても、最近読んだ「三体Ⅱ 黒暗森林」に出てくる宇宙社会学の二つの公理のひとつが思い起こされる。やはり宇宙は残酷で、相互理解は不可能なのか。なにかやりきれない思いが… 最後のシーンには希望があるのだろうか?

 そして烏丸と三条、シャロンとマイアの掛け合いが面白かった。異星人とのコミュニケーションはこのようにはいかないんだ。その対比が象徴的だ

0
2020年09月15日

Posted by ブクログ

いつの間にか烏丸先生が主役になっていた。ようやく、謎が解明されすっきりするが、今までしっかりしていた軍人や政治家たちが急に影が薄くなってしまった。展開に緊迫感がなくあっさりだったかな。最後の方にひと展開あるのだが、第一巻の頃の興奮まではいかず。
『柳生一族の陰謀』の成田三樹夫演じる公家烏丸文麿が懐かしい。

0
2020年08月25日

Posted by ブクログ

最終的には3部作×3の9巻で完結だ、と。

キャラハン山田にエリック広川、とくれば、ハンニバル羽佐間で大三角形完成、とか思ったりなんかしちゃったけど、そこまでサービスはしてくれないのね(笑)

コニー田中は、Vガンかと思ったらぶぶチャチャらしい。(観てないからよく判らないけど)
で、少佐じゃなく、中佐だと。
太尉かと思ったら、乗艦は重巡で広川さんは大佐なのね。
広川さんは少佐で羽佐間さんが大佐なイメージだけど、まぁ、そこはマイケル・ケインではなくエリック・アイドルな時点でズラしてるってことですか。

0
2020年08月22日

Posted by ブクログ

長かった。前編4巻。「遠征」と題した後編5巻。結末は一気呵成の伏線回収だった。
兵站に重点を置いたスペースオペレーション。SFに加え、架空戦記でもあるかもしれない。
叙情的な感じは抑制されていて、すごく実際的現実的な描写が多く、ち密に考え抜かれたハードSFって感じで、とても面白かった。

0
2020年11月24日

購入済み

あっけなかった

最後がちょっと消化不良気味でした。残念です。

0
2020年09月12日

「SF・ファンタジー」ランキング