林譲治のレビュー一覧

  • 星系出雲の兵站-遠征- 3

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    シリーズ長いのにどの巻もちゃんと面白いからすごい。
    今回は播種船に関する話がめちゃ気になる。
    (たぶん敷島には出雲行きと別れた兄弟播種船の入植先だったとかなのでは? それかどちらかの惑星が実は地球でしたみたいな展開もあるかもしれん? など色々思いつくけど合ってる気がしない)

    宇宙SFは生物学知識がすっごい適当ということが多くて辟易させられるのが常だったが、本作は生物学方面の考証もそれなりに頷ける説得力があり、読んでいて醒める描写がないのが良い。

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    2025年12月26日
  • 知能侵蝕 4

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    そりゃ、帯に「誰も予想し得ない異種知性との接触のかたち。その結末と余波」とは明記されていたけれど、それでも、上回ってきたね。さすがだ。

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    2025年04月16日
  • 知能侵蝕 3

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    ネタバレ

    新展開!
    オピックは山岡を小惑星で量産したり、迎撃された対惑星揚陸艇?で山岡を量産したり!
    ロシア(ロシアまだあったんだ)、プーチン(まだ対外的にはプーチンなのかよ)の指示で(?)オピックに奪われたアフリカ中部の鉱山に核攻撃!!!
    自衛隊、二度目のオピック(正確にはオピック本体ではない)とのエンカウントに失敗。

    そして、拠点を本土に築かれる・・・
    対日核攻撃が迫る???

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    2025年03月24日
  • 知能侵蝕 2

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    宇宙からの謎の侵略者!
    団結しきれない人類!
    いかなるコンタクトにも応じず、正体を現さない宇宙人!
    手先のロボットは人類を斬殺する!
    異星人の宇宙船?に取り残された人類は本当は何人なのか?
    そして、謎の迎撃命令!

    なんてことよりも、
    日本国の人手不足の方が心配される描写ばかりなのであるw

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    2025年03月22日
  • 知能侵蝕 1

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    ネタバレ

    近未来におけるファーストコンタクトもの。
    ただし、オピック(と人類が仮に命名)した対象の正体も目的も思考もまだわからない。「人類との接触」はただただ、チューバー(と人類が仮に命名)したオピックのロボット?による人類の斬殺だけである。

    一巻終了時点で、オピックの宇宙船(?)にとらわれている人類が2人(本当に生きているのか不明だが)+オピックに接触する目的で軌道上に人類が上げたものの、居住モジュール毎オピックにとらわれたのが1人。
    人類の命運はこの3人に委ねられるのか!?

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    2025年03月19日
  • 惑星カザンの桜

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    林譲治の本は初めて読む。ハヤカワJAのシリーズもので第41回日本SF大賞、第52回星雲賞日本長編部門を受賞しているので、いつ読んでも良い様に積読はしているのだが、どうも「ミリタリー宇宙SFの旗手」のミリタリーが障害となってこれまで敬遠していた。今回の本はミリタリー色が少ないという前評判だったことから、ようやく満を持して手に取ることにした。本の背を見たら「SF は-1-1」と書かれてあった。ということは、初めて創元SF文庫から出版されたということ。ちょっと調べたら、東京創元社としても初めての出版らしい。そんな記念すべき本、しかも書き下ろしという事で期待はこの上なく高まる。惑星調査が消息を絶った、

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    2025年03月04日
  • 星系出雲の兵站 4

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    知能と知性の違い
    柔軟性と恐怖

    ファーストコンタクト以来、接触のたびに戦闘技術が進化していった未知の異星人「ガイナス」は、当初こそ粗野な攻撃だったが、ついに集合体という形状を手に入れて攻撃を仕掛けるようになった。
    その時人類との戦いは……そしてその果てには何が待っているのか。

    このお話は「架空戦記」そのもの。
    元々SFだからすべて「架空」なんだけど、とてもリアルに「兵站」と「政治」で練りあげたスペースオペラ。
    なんだかハマってしまう。
    韓国王朝ドラマにハマったような感覚。

    さて、ラストの数ページでまたまた驚いた。
    第二部へ続くって………

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    2025年02月19日
  • 星系出雲の兵站 3

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    本の感想は最終巻

    ずるいな〜
    どっかの連続ドラマのように毎巻末に謎が現れて、次どうなるの?って……読むしかない。

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    2025年02月18日
  • 星系出雲の兵站 1

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    本の感想は最終巻

    「英雄の誕生は兵站の失敗」、有名なこの言葉の前に「なすべき手順と準備が万全なら、英雄が生まれる余地はない。勝つべき戦いで勝つだけだ」と。

    孫子の兵法そのもの。

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    2025年02月14日
  • 知能侵蝕 4

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     シリーズ最終巻で、タイトルの意味がわかった(と思う)。

     「オビック」と名付けられた異星人は、チューバーやライノと呼ばれる機械群によって、主に鉱物資源の採取を行い、更に増殖していった。しかし、「侵略」の目的はいまだ不明。「オビック」のテクノロジーはミリマシンによって人間を複製することができるほど進んでいた。しかし「オビック」自身は姿を現さない。そして「オビック」が拠点にしていた小惑星オシリスには4人の「人間」が囚われていた。そのことを知らないまま、人類はオシリスに対して攻撃を仕掛けようとしていた…
     
     第4巻は急展開で、かつ伏線が多数ある。AIが頻出。オシリスに囚われた人間の身内の活躍。

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    2024年11月14日
  • 星系出雲の兵站―遠征― 5

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    ネタバレ

    シリーズとしても最終刊なのに話が膨らんでいって、途中までは「これ、本当にこの巻で完結できるの?」という勢い。
    最後は知性を持った黒幕の集合知性的個体が出てきて完全解決(キリシマが出てきたときはドキリとしたが)というのはやや強引で急激な幕引きだったが面白かった。

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    2024年03月28日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 4

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    ネタバレ

    衝撃的なラスト。
    次の巻へ進まずにはいられない

    このシリーズも、これに続く前シリーズも次巻へのつなぎが上手い。
    平和に一段落思想・・と思いきや次巻冒頭につながる何か(良いことも悪いことも)が起きる。という形態になっているので、「良い区切りだから巻末で一休みにしよう」と思って読み進めていると次が気になって次巻へ入っていかずにはいられないことになる。

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    2024年03月28日
  • 工作艦明石の孤独4

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    アレ?四巻で本当におわ(らせられ)るの?と思ったが、
    「大日本帝国の銀河」方式できたか。
    帯の煽りも大げさじゃねえの?思ったが、そうでも無く。何より題名の「工作艦明石の孤独」がようやく回収されたw

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    2023年07月13日
  • 工作艦明石の孤独3

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    椎名ラバーナと人類が再び出会った\(・∀・)/
    とはいえ、万々歳とはいかず、謎が謎を呼び、
    さらには松下工作部長のワープ実験ガガガ

    セラエノ星系の人類、どうなる?

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    2023年07月07日
  • 工作艦明石の孤独3

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    聖戦士がオーラロードから弾き飛ばされたと思いきや、難なく帰還。
    さて、お話は何処へ向かうのか、と思ったら…

    出雲超えの大長編になるのか、それとも6巻で終わるのか?
    と、思ったら、4巻で完結ですと!
    序破急から起承転結にスタイル変更???

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    2023年01月26日
  • 工作艦明石の孤独2

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    ネタバレ

    我、生きとったんかい!
    からのたった一人のファーストコンタクト

    お約束?の反乱。まあ、誰も疑問を持たずに植民星系に骨を埋める決断する方が不自然だしな。

    そして次巻はセカンドコンタクトだ!

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    2022年10月30日
  • 工作艦明石の孤独2

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    2箇所の誤記(わざと?)から、グラン・ガラン登場は必至と思われるが、カワッセは合流できるのかな?
    で、誤記の通り、グラン・ビー(女王蜂、はクイン・ビーか)になるのか。

    最も魅力的な末の妹が登場人物リストに記載されていないのが不審ではあるけど、ジョニー猿山のような使い捨てキャラじゃないよねぇ…

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    2022年10月22日
  • 工作艦明石の孤独1

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    パラメータ次第のワープ航法!とか、
    人口150万の割には充実した政府中枢だな!とか、
    縮小再生産による文明維持は可能なんやろか?とか
    しかもファーストコンタクトキター!ってあるんやが、

    松下運用長のキャラが変貌しすぎて半分くらい話が頭に入ってこない件w

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    2022年08月22日
  • 大日本帝国の銀河 1

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     第二次世界大戦前夜、宇宙人と人類とのファーストコンタクト。宇宙人の狙いはなにかという疑問を底流に置きつつ、進んだ文化を受け入れ、紆余曲折しながら文化交流を進めていく人類社会の変化を描く。おススメ。

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    2025年12月07日
  • 大日本帝国の銀河 4

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    ネタバレ

    独ソの独裁者を排除して独ソ戦の可能性を無くし、米英の艦隊戦力を過剰防衛で削いで日米間の緊張を緩和すると共に、英独感の戦争状態の快勝に武力介入を始めたオリオン集団。

    そして、ついに人類を直接リクルートするようになったその目的は如何に。(べんべん♪

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    2021年12月05日