林譲治のレビュー一覧
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ネタバレ200年前の宇宙船ノイエ・プラネットから、敷島星系に文明があるとの連絡が入った。シーラッハ周防政府全権委員がノイエ・プラネットを狙って怪しげな行動をする。一方、集合知性のガイナスを封鎖している奈落基地で、烏丸司令官たちがなんとかガイナスと意思疎通を図ろうとしている。基本的には軍隊での政治的なやり取りがメインの物語。胃がキリキリするような政治活動はないが、これはまだ序盤だからだろう。次の物語に向けて高官らがポジション取りをしているような感じだ。それにしても、ガイナスと意思疎通するために使われた巨大ロボットは...、身長57メートル、体重550トン、これは子供の時に見た合体ロボットではないか!
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第一シリーズ4巻まとめて。登場人物については、類型的でペラッペラ。現実の兵站はいくらリーダーが超有能であったとしても、ありとあらゆる障害が立ちはだかる人間ドラマなんだろうけれど。
しかし!である。ある意味うっとうしい葛藤やトラウマや矛盾に5ページも10ページも取られてはかなわない。そんなものに邪魔されず、ストーリーにのめり込めるのが、林ユニバース。
ところで、ブライアン五月准将とミック・カーン先任参謀・・・え、ミック・カーン?天文学者目指してたらいつの間にか准将までなっちゃった五月さん?!しばらくニヤニヤ笑いが止まりませんでした。
さて、さっそく-遠征-に臨むとしよう。 -
Posted by ブクログ
#日本SF読者クラブ 3巻から最終巻の5巻まで読んだ。まとめてレビュー。ミリタリーSFであり、ファーストコンタクト物であり、ミステリーの要素もある。3巻から最終巻で次第に謎が明らかになってくる。最終巻はちょっと駆け足の印象がある。
それにしても、最近読んだ「三体Ⅱ 黒暗森林」に出てくる宇宙社会学の二つの公理のひとつが思い起こされる。やはり宇宙は残酷で、相互理解は不可能なのか。なにかやりきれない思いが… 最後のシーンには希望があるのだろうか?
そして烏丸と三条、シャロンとマイアの掛け合いが面白かった。異星人とのコミュニケーションはこのようにはいかないんだ。その対比が象徴的だ