林譲治のレビュー一覧

  • 星系出雲の兵站―遠征― 5

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    #日本SF読者クラブ 3巻から最終巻の5巻まで読んだ。まとめてレビュー。ミリタリーSFであり、ファーストコンタクト物であり、ミステリーの要素もある。3巻から最終巻で次第に謎が明らかになってくる。最終巻はちょっと駆け足の印象がある。
     それにしても、最近読んだ「三体Ⅱ 黒暗森林」に出てくる宇宙社会学の二つの公理のひとつが思い起こされる。やはり宇宙は残酷で、相互理解は不可能なのか。なにかやりきれない思いが… 最後のシーンには希望があるのだろうか?

     そして烏丸と三条、シャロンとマイアの掛け合いが面白かった。異星人とのコミュニケーションはこのようにはいかないんだ。その対比が象徴的だ

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    2020年09月15日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 2

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    #日本SF読者クラブ 敷島星系への遠征。こんなこともあろうかと、「宇宙戦艦ヤ○○」から真田さんが登場。原ガイナスというべきゴート人の死体を発見。烏丸少将が最後にあの名ゼリフ。といっても、若い人にわかるのかな。

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    2020年09月10日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 1

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    日本SF読者クラブ 第2部開幕編ということで、「濃い」キャラが新登場。いかにも怪しいシーラッハ周防政府全権委員。それから烏丸三樹夫司令官(もちろん少将)と三条新伍先任参謀。映画版じゃなくTV版の「○○○○の陰謀」からね。あとロボットの「全長57メートル、質量は550トン」というと超電磁なんちゃらと同じですね。

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    2020年08月27日
  • 星系出雲の兵站―遠征― 5

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    いつの間にか烏丸先生が主役になっていた。ようやく、謎が解明されすっきりするが、今までしっかりしていた軍人や政治家たちが急に影が薄くなってしまった。展開に緊迫感がなくあっさりだったかな。最後の方にひと展開あるのだが、第一巻の頃の興奮まではいかず。
    『柳生一族の陰謀』の成田三樹夫演じる公家烏丸文麿が懐かしい。

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    2020年08月25日
  • 星系出雲の兵站―遠征― 5

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    最終的には3部作×3の9巻で完結だ、と。

    キャラハン山田にエリック広川、とくれば、ハンニバル羽佐間で大三角形完成、とか思ったりなんかしちゃったけど、そこまでサービスはしてくれないのね(笑)

    コニー田中は、Vガンかと思ったらぶぶチャチャらしい。(観てないからよく判らないけど)
    で、少佐じゃなく、中佐だと。
    太尉かと思ったら、乗艦は重巡で広川さんは大佐なのね。
    広川さんは少佐で羽佐間さんが大佐なイメージだけど、まぁ、そこはマイケル・ケインではなくエリック・アイドルな時点でズラしてるってことですか。

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    2020年08月22日
  • 星系出雲の兵站 3

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    #日本SFSF読者クラブ 続きが気になって、第3巻まで読んでしまった。この巻でも女性が活躍。その筆頭がクーリア迫水と朽綱八重の二人。こういう人物だったとは予想外。で、次巻が気になる終わり方。

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    2020年08月15日
  • 星系出雲の兵站 2

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    #日本SFSF読者クラブ この物語はファーストコンタクト物でもあるのだが、人類サイドの陰謀めいた話が結構あるので、その印象が薄くなっている。今回は女性陣が大活躍。今回もかな

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    2020年08月13日
  • 星系出雲の兵站 1

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    #日本SFSF読者クラブ はるか未来に播種船(シドニアかな)によって植民された五つの星系。そこで人類のものではない人工衛星が発見される。もしや異星人=侵略者では。
     ミリタリーSFなのだが、「兵站」に焦点を当てている。たぶんにポリティカルSFの要素もある。一癖も二癖もある登場人物多し。まあ「大河ドラマ」だね。戦闘シーンばかりだと疲れので、これは読みやすくてよい。近々完結編がでるらしい。

     評価ですが、巻の途中で○○○○の正体(?)は××だということは予想ができたので、星一つ減らします

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    2020年08月09日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 4

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    最後の最後にそう来たか!
    相変わらず、上から目線が鼻についたり、じれったかったりするけど戦闘に関する部分はとても良い。

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    2020年07月22日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 2

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    相変わらず、話の展開が遅いけどその点は、出版の間隔を早めてカバーしている。ガイナスの勢力が複数なのか、地球はどうなったのかなど想像力をかき立てられて楽しい。
    ただ、初期のレーザーの射程で負けていたことはどうなったのか?

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    2019年12月13日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 2

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    烏丸少将の対抗馬は、柳生真一かそれとも工藤優作かと思っていたら、なんとジャック真田とは(笑)

    加えて、ライダース鈴木まで登場。
    まぁ、確かに、「月面探査」ミッション、ではありますが…

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    2019年11月23日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 1

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    面白くなってきましたね。宇宙SFの醍醐味は、異星人の謎が解き明かされるところにある。兵站というアイデアはわからなくはないのだけど、やはり醍醐味を味わえるとSFファンとしてはうれしい。
    トントンと次巻を出し手ほしい。

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    2019年10月10日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 1

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    届いた本を裏返したら、「烏丸三樹夫司令官率いる」という文字が目に入って、あぁ少将でおじゃるのね、と思ったら、本編でもおじゃってて笑ってしまった。
    コンビを組むのは三条新伍先任参謀で、あれっ、梅津栄ぢゃなかったっけ、と思ったら、それは映画の方で、TV版は山城新伍だった。

    しかし、なおざりの誤用がおざなりな校正でスルーされているのは、困ったものでおじゃりまするな、ニントモカントモ…

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    2019年08月26日
  • 星系出雲の兵站 4

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    ようやくSFらしい部分が前に出てストーリーが大きく進んだ。そもそも兵站とうたっている割には兵站でもないのでSF的に面白い謎解きをぐいぐい進めてほしかった。

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    2019年05月13日
  • 星系出雲の兵站 3

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    ネタバレ

    前巻から相変わらず、八重さんのターンが続いて(^^;
    一番インチキなキャラだよなw

    火伏から兵站監を引き継いだはずの吉住さん、人間ができすぎてるやろw

    一番不幸な役回りなのは、大量殺戮の汚名+軍の広報看板にさせられるシャロン紫壇だな。

    そして、人類がようやくガイナスの秘密の一端(ガイナス兵量産の秘密)に触れることが出来たが、謎はますます深まり…いまだ戦闘以外のコンタクトは出来なかったところ、最後に…

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    2019年04月30日
  • 星系出雲の兵站 1

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    又長編モノに手を出してしまったが、宇宙を舞台に兵站とは何かが延々と綴られるのかぁ?続きを買うのは止めとくって思えば最後の方に展開があって気になる

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    2019年02月17日
  • 星系出雲の兵站 3

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    ミューノベルから出るはずだった(のであろう)三部作(通常なら)が、ハヤカワJAで出てきて、驚いたことに三巻目で終わらなかった。
    さて、何巻まで続くのか、SF作家クラブ会長的には、任期の間は続いたりするのかな?
    まぁ、会長には、組織内の腐敗分子の一掃をこそ、お願いしたいところですが…

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    2019年01月28日
  • キャプテン・リリスと猫の宇宙船

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    文句なく面白い。息も付かずに、一気に読み切ってしまった。
    アシモフの世界を少し垣間見せてくれ、未来の世界に思いを馳せました。スカロスが欲しいです。

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    2018年11月12日
  • 記憶汚染

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    面白くて、またしても一気に読み切ってしまうった。宇宙物ではないので、いまいちかと思っていたが、そんなことはなかった。福島後の日本の置かれている状況の一つの将来シナリオになりうるのかという思いも抱いた。ま、そんなことより、ウェアラブルコンピューター欲しいな〜。

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    2018年11月12日
  • 星系出雲の兵站 1

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    ネタバレ

    「人類播種計画」の先の世界。

    異星人による人類絶滅を防ぐ為の播種計画が成功したらしいのだが、
    ・予定地とは違うところについたらしい
    ・母星系との連絡は完全に絶えた
    ・そもそも、これまでの経緯が「伝承」となる程の時間が経過し、異星人との戦いに備えていたはずが形骸化している
    ・二次植民が成功しているが、逆に星系間の権力争いが起きつつある。
    ・最前線となる星系が、それなりに生産力がある上に、よりによって主星系と一番関係が悪い。

    こんな世界でのファーストコンタクト(ワーストコンタクト)
    人類は、中央星系と辺境星系の利害衝突を抱えながら、意図不明の異星人と…

    ここまでは、「兵站」よりも「情報戦」(

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    2018年10月14日