林譲治のレビュー一覧
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衝撃的なラスト。
次の巻へ進まずにはいられない
このシリーズも、これに続く前シリーズも次巻へのつなぎが上手い。
平和に一段落思想・・と思いきや次巻冒頭につながる何か(良いことも悪いことも)が起きる。という形態になっているので、「良い区切りだから巻末で一休みにしよう」と思って読み進めていると次が気に...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズとしても最終刊なのに話が膨らんでいって、途中までは「これ、本当にこの巻で完結できるの?」という勢い。
最後は知性を持った黒幕の集合知性的個体が出てきて完全解決(キリシマが出てきたときはドキリとしたが)というのはやや強引で急激な幕引きだったが面白かった。Posted by ブクログ -
独ソの独裁者を排除して独ソ戦の可能性を無くし、米英の艦隊戦力を過剰防衛で削いで日米間の緊張を緩和すると共に、英独感の戦争状態の快勝に武力介入を始めたオリオン集団。
そして、ついに人類を直接リクルートするようになったその目的は如何に。(べんべん♪Posted by ブクログ -
ガイナスと人類の戦いに終止符が打たれる。そもそも、なぜ戦わなければならなかったのか、その原因が明らかになる。前巻で想像もつかない方向に飛ばされて、結末がどのようになるのか楽しみだった。うまく着地できて安心したのと同時に、因果応報というか少し考えさせられるものがあった。人類、ガイナス、ゴート・・・。人...続きを読むPosted by ブクログ
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今まで積み上げた来たものが否定されたような巻。五賢帝を含むガイナスの振る舞い、ゴートの謎など明らかになりそうで読者を裏切る(もちろんいい意味で)。ここまでガラリと展開を変えてしまって、ちゃんとどこかに着地するのかと心配になる。もちろん心配ご無用なのは分かっている。次巻を読むのが楽しみだ。Posted by ブクログ
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舞台は広がり、日本本土、ソビエトに加えて、ウルシー環礁へ
そして、更に深まるオリオン集団の謎(一つではない?)
更に大使館、マクロスサイズじゃねえかwPosted by ブクログ -
「この題名は何だ?」「この表紙は何だ!?」「この帯は何だ!?!?!?!」
なるほど、こうきたか。(コイツはとんでもない盲点だ。ファーストコンタクトモノを仮想戦記にぶっ込んできた。(いや、それだけなら前例があるが、オリオン太郎と主人公?の間の概念レベルの意思疎通ができないだけでなく、主人公と自国の軍...続きを読むPosted by ブクログ -
・ガイナスの第二拠点捜索+ガイナスの通商破壊戦対策
・敷島でのゴートとのコンタクトを期待しての調査
これに加えて
・出雲星系で播種船の遺構(減速装置)が見つかったよ!ずいぶんと話が違ってくるよ!!のお話。
今まで伝えられていた「伝承」と違う播種の実態。これが意味することとは…そして、播種船の敷島星...続きを読むPosted by ブクログ -
OVAでは描写の薄かったカスペン大佐の心情ががっつり追加されている。
一見嫌味なタカ派軍人だが、その実ただ口下手なだけであり、祖国の思想や自分の立場に殉じつつも現実的な判断や仲間の安全を考えられるという、ガンダムシリーズ屈指の『まともな軍人』っぷりがこれでもかと書かれている。読了後は好感度天元突破...続きを読む -
ジャック真田の部下にアスカ黒崎が登場!
あれっ、柳生一族に出てたっけ、とか、裏柳生にアスカっていたっけ、と思ったら、黒崎輝が出演したのは「影の軍団Ⅱ」からで、アスカは奥さんの芸名だった、との由。
いずれアニー森永も登場するかな、それよりコム西沢の方が嬉しいかも(笑)
出雲星系の奇妙なジャポニズムに...続きを読むPosted by ブクログ -
前シリーズ最後にでてきた「敷島」星系と、封鎖中のガイナス母星と、人類側の新たなプレイヤー「周防」星系
異星人とのコミュニケーションが主題と見せかけて、人類側内部のコミュニケーション(奈落で、危機管理委員会で、敷島整形派遣部隊で)も含めたコミュニケーションが主題だったな。Posted by ブクログ