林譲治のレビュー一覧

  • 星系出雲の兵站 1

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    ミリタリーハードSF、バリバリのSFが読みたくなって、話題のこの本を読んだ。

    設定された世界に戸惑い(星系の名前は日本なのに、惑星?、星系?)
    登場人物の見分けが難しいながら、ファーストコンタクものとしては、謎が多く続きが気になる。

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    2023年03月23日
  • 工作艦明石の孤独1

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    な組の椎名ラパーナがギラン・ビーに乗る、と。(ナンバー2が河瀬だと、ッが足りないけど)
    覚えていられたら、幸せになれるのかな?

    で、タイトルは谷甲州のパクリじゃないの?

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    2022年07月23日
  • 大日本帝国の銀河 5

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     完結編となるシリーズ第5巻。今巻では前巻までとは違い、ストーリーが一気に展開し、大幅に時間が進む。謎だったオリオン集団の目的、そして彼らの正体が明らかになる。

     作者もあとがきで述べているように、4巻まではシリーズ全体の「プロローグ」といってもよいだろう。道理で話が展開していかないわけだ。

     前作「星系出雲の兵站」と同様に、地球外の知的生命体との相互理解の困難さが描かれている。思うに、ファーストコンタクト自体が相当に困難だと思う。

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    2022年03月24日
  • 大日本帝国の銀河 5

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    最終刊はちょっと駆け足だった気もするが、逆にこれを2巻にわけていたら冗長だっただろうし、まあこんな感じがちょうど良いのかなと。

    NHKで実写ドラマ化したら面白いかもしれん。(今度星新一をやるくらいだし

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    2022年02月20日
  • 大日本帝国の銀河 4

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     このシリーズも巻を重ねて4巻目。いまだ「オリオン集団」の目的がよくわからない。大使館設置や通商、さらに人類の「教育」? 宇宙へ、どうなるんだろう?
     帯には第5巻(完結)2022年1月刊行予定とある。ホントに次巻で完結するのだろうか。「星系出雲の兵站」の例もあるし。
     評価の☆は暫定ということで。

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    2021年12月16日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 3

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    ガイナス、ゴート、スキタイ・・・。核心に迫ったたかと思いきや、分かったのは分からないことが増えただけ。謎が謎を呼ぶとはこういうことかと。播種船の航路の謎や潜水艦の登場、物語としては大きく動いた。時間の単位も1000年単位となるスケールの大きな話が出てきた。人類の祖先を含めて、どこに着地するのか続きを読むのが楽しみだ。

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    2021年11月06日
  • 大日本帝国の銀河 4

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    「生命倫理」にせよ、「危機管理」にせよ、日米開戦前に通用していた言葉ではないだろうに…

    さて、オリオン四郎の孫ブランチは、オリオン四郎二郎になるのでしょうか(笑)

    で、オリオン花子のビジュアルは、水野久美になるんですかね?

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    2021年10月24日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 2

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    ネタバレ

    ガイナスの出自が分かりつつある。出自と思われる敷島星系で発見された謎の人工物など新しい謎もぶち込まれてくる。ガイナスの集合知性についてもいくつかの仮定が飛び交い、まだまだ真相は分からない。少しづつ少しづつ、分かるところから着々と手を付けていくのが現代のビジネスシーンを連想させる。人・物・カネ・情報といういわゆるビジネスの世界の資源を宇宙戦争に当てはめると、SFの世界がものすごく身近に感じられる。地味だけど深いんだよね。

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    2021年10月03日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 1

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    ネタバレ

    200年前の宇宙船ノイエ・プラネットから、敷島星系に文明があるとの連絡が入った。シーラッハ周防政府全権委員がノイエ・プラネットを狙って怪しげな行動をする。一方、集合知性のガイナスを封鎖している奈落基地で、烏丸司令官たちがなんとかガイナスと意思疎通を図ろうとしている。基本的には軍隊での政治的なやり取りがメインの物語。胃がキリキリするような政治活動はないが、これはまだ序盤だからだろう。次の物語に向けて高官らがポジション取りをしているような感じだ。それにしても、ガイナスと意思疎通するために使われた巨大ロボットは...、身長57メートル、体重550トン、これは子供の時に見た合体ロボットではないか!

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    2021年09月30日
  • 星系出雲の兵站―遠征― 5

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    最後は少し駆け足だったけども、宇宙をまたにかけた未知の文明との戦争、調査は一区切り。

    人類の恐れと猜疑心が元凶にあったとは、これまさに宇宙は“暗黒森林”。

    烏丸先生と三条参謀とネコのココちゃんが最後全てを持っていった。大円団。

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    2021年08月12日
  • 星系出雲の兵站 4

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    表紙はAMineかな。
    他が個性的ですぎて、イマイチ埋もれていた水神司令が手腕を魅せる。
    いやあサブイボ。

    しかし「集団知性」か。
    さあ二部へ。

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    2021年07月30日
  • 大日本帝国の銀河 2

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     シリーズ第2巻ということだが、話はあまり動かないような感じ。ソ連のほうでは、オリオン・イワンとオリオン・マリヤも登場してきたが、オリオン集団の目的とは一体何なのか? 人類を凌駕するテクノロジーも次第に明らかになってきた。大使館開設を求めているけれども、その真意は謎のまま。

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    2021年05月27日
  • 大日本帝国の銀河 1

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     架空戦記+ファーストコンタクト物。 #日本SF読者クラブ 始まったばかりで、これからどんな展開になるのか。
    映画の「地球が静止する日」が思い起こさせられた。オリオン太郎=クラトゥのイメージがある。ただし、彼には仲間がいる。

     話しかわって、この題名はキアヌ・リーブス主演のリメイク版のほうなのだが、オリジナル版は「地球の静止する日」となっている。現代は"The Day the Earth Stood Still"。日本語にすると、微妙に違ってくる。

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    2021年04月05日
  • 星系出雲の兵站 1

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    面白い。
    ただ、緻密に論理的に破綻がないように話を作り上げているからだと思うけれども、出てくる単語や機械などのイメージが作者と共有できていないと読みながら感じる。多分1番楽しめるのは作者なんだろうなと感じさせてくれる作品だと思う。(褒めてる)このような作品は映像やコミック化して作者のイメージをわかりやすくした方が楽しめるのかもしれない。
    ただ、そうすると細かな設定や自分で想像して楽しむ余地が減るので本でいいのかもしれない。
    兵站の重要性がまだ出ていていないので、この小説の面白さは今からなのだと思う。続きが楽しみだ。

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    2021年02月12日
  • 大日本帝国の銀河 1

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    題材的には、前作のようなオフビート感は求めづらいかな。

    花子さんには多少期待できそうだけど、でも本体が蛭だったりすると…

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    2021年01月14日
  • 星系出雲の兵站―遠征― 5

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    無印4巻に遠征5巻のクライマックスなわけだが、この巻で急にばたばたと話を閉じた感じがする。
    なんだかんだで烏丸少将が主役になってたけれども、最後の最後に同情してアレを見逃しちゃうのか。
    これは、第二次ガイナス戦役もあるかもね。
    全体としては楽しく読めました。

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    2021年01月03日
  • 星系出雲の兵站 4

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    第一部の最終巻。準惑星壱岐を奪還し、火伏は兵站監として返り咲き、ガイナスとの戦いに臨む。ガイナスの生態というか正体の分析がなされ、勝利へ導く作戦も決まる。軍令と軍政の狭間で織り成す駆け引きや手続きや慣習に重点をおいている、普通のミリタリーSFとは異なる作品だ。故に、英雄がいない小説となっているが、ガイナスと対峙した皆が英雄だともいえる。楽しさを感じるところが、経済小説のように読めるのも面白い。ちなみに、物語は第二部へと続く。ガイナスとの戦いは終わらない。

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    2020年12月29日
  • 星系出雲の兵站 2

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    政治的な駆け引きで司令官など偉い人が決まる。そして失敗。本書では、軌道エレベーターの重りとなっている小惑星(ガイナスが掌握している)で、降下猟兵が準惑星天涯の奪回のために派兵されるが、司令官の香椎が逃げたために惨敗する。火伏兵站監はテロにあって、生死が分からない。タオ迫水の妻は父親のアーロン安久との関係がややこしい。人間関係がぐちょぐちょで、派手な戦闘シーンも多いものの単純な戦争ものになっていないところが、大人の小説だなと感じる。スターウォーズに例えると、エピソード5の「帝国の逆襲」のように感じた(個人的な感想です)。

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    2020年10月29日
  • 星系出雲の兵站 4

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    第一シリーズ4巻まとめて。登場人物については、類型的でペラッペラ。現実の兵站はいくらリーダーが超有能であったとしても、ありとあらゆる障害が立ちはだかる人間ドラマなんだろうけれど。
    しかし!である。ある意味うっとうしい葛藤やトラウマや矛盾に5ページも10ページも取られてはかなわない。そんなものに邪魔されず、ストーリーにのめり込めるのが、林ユニバース。
    ところで、ブライアン五月准将とミック・カーン先任参謀・・・え、ミック・カーン?天文学者目指してたらいつの間にか准将までなっちゃった五月さん?!しばらくニヤニヤ笑いが止まりませんでした。
    さて、さっそく-遠征-に臨むとしよう。

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    2020年10月22日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 4

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    星系出雲シリーズ無印から読んできて八冊目、物語も大詰め近い感じですが楽しんでいます。
    烏丸教授、ではなくて中将か、のガイナス対話なんかは別興味津々面白かった。
    ちょっと人物が生きないというか平板な感じが個人的にはするのだけど、登場人物多すぎかしらね。兵站と銘打つくらいだからなんでもできちゃう艦隊司令とかスーパー科学者とかを出したくなかったんでしょうかね。もしそうならわかる気はする。
    昔のJ.P.ホーガンみたいな感じで、大変お勧めです。

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    2020年10月15日