林譲治のレビュー一覧

  • 惑星カザンの桜

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    一万光年レベルのワープ航法が確立されている未来のファーストコンタクトもの。地球から一万光年離れた惑星カザンの第一次調査隊が全滅し、第二次調査隊が向かった先で見たものは。
    調査隊の艦船の構造や人員構成、必要な物資は3Dプリンターで作るなど、設定がきっちり整っていて、読んでて説明臭くないのもいい。
    なにより惑星カザンの謎はなかなかに新鮮で、謎解きと調査隊内の軋轢など様々な要素が絡んできて後半に向けて盛り上がっていく。あまり謎を謎のまま引っ張って、最後がっくりと言うこともない、良いバランスだ。

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    2025年08月19日
  • 知能侵蝕 1

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    #知能侵蝕 1
    #林譲治

    全4部作の第1巻。
    2030年代という極近未来。自衛隊やJAXAの描写、各国のパワーゲームがリアルすぎて、今の世界のすぐそばにあるように感じる。
    ナノブラックボールの存在、異星人の意図など謎を多く残して、これからの展開が楽しみ。

    #読書好きな人と繋がりたい

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    2025年08月07日
  • 惑星カザンの桜

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    SF作家林譲治の総決算、なのかな?

    まぁ、商業的には、xx戦艦大和やら帝国xx隊やらを継続して書く方が安定しているんだろうけど。

    個人的には、ハヤカワJAの遊びたっぷりなシリーズの方が好みですが。

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    2025年06月19日
  • 惑星カザンの桜

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    ネタバレ

    「一万光年を隔てた異星で、
    調査隊員750名はなぜ消息を絶ったのか?」
    という紹介文に惹かれて即購入。こういうの大好き。しかし書店で手に取ったら「薄!」。「一万光年を隔てた異星で、調査隊員750名はなぜ消息を絶ったのか?」がこの長さで解明できるのか!? ちょっと違和感w。

    謎に引かれて、私には珍しく必死で2日で読んだ(読むのが速い人なら1日だろう)。が、ストーリーとしては面白いと思うけれど、読後の満足感はなかった。

    謎が徐々にわかっていくというよりも、登場人物が(突然)説明してくれるし(「推測」を話してるんだと思ってたらそれがそのまま正解だったとか。。) 恋愛がらみ情愛がらみがあるんだけど

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    2025年03月24日
  • YT~県警組織暴力対策部・テロ対策班~

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    林譲治『YT 県警組織暴力対策部・テロ対策班』光文社文庫。

    本作の中ではイニシャルが『YT』の人物のを狙った殺人事件が描かれいるので、読んでいるうちに登場人物のイニシャルが気になってくる。主人公の手塚洋三も『YT』だし、離婚の危機にある妻の雪菜も『YT』なのだ。

    そして、犯人の目的は一体何なのかというのが、本作の中では一貫した大きな謎になっている。通り魔事件、企業を狙ったテロと思われた事件は一転、主人公の手塚洋三を狙ったものという方向に大きく舵が切られる。

    事件の黒幕には途中で気付くのだが、捏ねくり回したような犯行動機には納得出来ず、結末も面白くない。


    殺人事件の捜査の応援に駆り出さ

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    2024年05月17日
  • 工作艦明石の孤独1

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    辺境の連星系と太陽系のワープ航路が寸断されて孤立するお話だが、居合わせた軍艦と工作艦、現地政府の間での駆け引き、組織論に力が入っている。
    ワープ航法のメカニズムが個性的。理論が完成しておらずパラメータと転移先の関係が不明で、他星系にたまたま繋がるパラメータを探す状態。そのため舞台となる星系も既知の星系から光学観測で発見できていない。
    材料は素晴らしく好みだが著者のプロットを読むような坦々とした文体、冷静な登場人物たちの事務的報告を中心とした会話で進むため興奮が続かなかった。妙に引っかかる捻られた日本人名といい、架空戦記の特徴が出ているのだろうか?

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    2024年05月14日
  • コスタ・コンコルディア 工作艦明石の孤独・外伝

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    ネタバレ

    途中から面白くなった。
    3000年でそんなに退化してしまうものだろうか。
    今の進化を考えればあり得るか。

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    2023年10月19日
  • 星系出雲の兵站 1

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    ネタバレ

    敵であるガイナスが人類のクローン兵士であることは、予想できた。この巻ではあまり、兵站が主役とならなかった。今後の展開に期待。

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    2023年07月31日
  • 工作艦明石の孤独4

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     シリーズの完結編である。本の帯には、「最驚の結末」とあるが、何かよくわからなかった。宇宙とは、ワープとは、タイムマシンとは等々について説明不足と感じた。最終巻は端折りすぎじゃないか。もう1巻と言わず、2巻くらい費やして説明してほしかった。
     イビスについても、中途半端。もう少し掘り下げて書いてほしかった。

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    2023年05月07日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 2

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    烏丸さんが出てくると話が和む
    敷島星系にも動きあり
    登場人物が多く、会話が多く、それゆえテンポがいい
    人物は多いが関係性が細かく絡み合っているので無理なく読めている

    いいところで終わってしまったので続きが気になる

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    2023年05月02日
  • 工作艦明石の孤独3

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     今月発売の第4巻で完結らしい。となると、今第3巻は起承転結の「転」となるのか。そう考えると、納得がいく展開である。
     異星人イビスとのコミュニケーションは進展するのか。ワープ航法の謎は解明され、地球圏との交流は再開できるのか。

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    2023年04月06日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 2

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    ガイナスが敷島星系由来であると判明、意思疎通を図り続ける人類コンソーシアムだったが、突如正体不明の新型戦艦が出現して……。

    カエルの缶詰発見、真田さんがいいですね。
    もしかして「宇宙〇艦ヤマト」?そういえば、「ガイナス」「ガミラス」・・・似ているかも。

    思考能力高い会話が気持ちいいです。難しいけど。

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    2023年03月23日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 4

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    難しい・・・。
    脳みそウニウニしてしまいそうです。

    ただ、仮説をダラダラ述べられてもなぁ。とちょっと辟易しちゃいました。

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    2023年03月23日
  • 工作艦明石の孤独2

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     地球圏とワープ航法による往来が出来なくなったセラエノ星系。地球圏に頼らず、150万の市民の生活を、いや文明を維持するための方策を練る。
     そして、唯一ワープ可能な隣接するアイレム星系で遭難した工作艦明石の椎名ラパーナは、知性体イビスとファーストコンタクトする。孤立無援にもかかわらず、椎名はイビスとのコミュニケーションを展開する。
     相変わらず、ワープ航法の原理や仕組みは謎のままだ。

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    2023年03月19日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 1

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    第二部です。
    少しづつ、異星人の姿が見えてきました。
    コミュニケーションを試みる、その臨機応変な頭脳、論理。
    おもしろいです。

    次巻も期待です。

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    2023年03月02日
  • 工作艦明石の孤独1

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     第1巻を読み終えた。評価は暫定。本作で特徴的なことは、ワープ航法は実用化されているが、その原理が解明されていないこと。そして、超光速通信はいまだ実用化されていなこと。

     ワープ航法を実施するには、各種パラメーターが必要であり、それらは地球から無人探査機をワープさせ、着いたところから戻ることによって得られる。要は行き当たりばったりの航路探査なのだ。

      60ほどの植民星は地球圏とは交流がある。そして植民星では、高度な産業機械、ワープエンジンや高等教育などは地球圏に依存しており、自立は不可能な状態である。さらに、前述したようなワープ航法の特性で、植民星間の交流はほぼ不可能。そしてこの間、人類

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    2023年01月21日
  • ウロボロスの波動

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    「エウロパの龍」がとても面白かった。
    地球外知的生命とのファーストコンタクトかもしれないところ、物語上はそこは問題にはならず、惑星開発上の問題(先住知的生命体を保護するために開発を取りやめるかどうか)との関係だけが焦点となり、極めて淡々と対処されていく。
    こんなにも冷めたファーストコンタクトものは初めて読んだ。

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    2022年10月30日
  • 記憶汚染

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    SF。
    近未来の管理社会を舞台にしたSFサスペンス。
    人類の能力の拡張、超人類、AIなど、ハードなSF要素で溢れるが、少し詰め込みすぎ…?
    題材のわりには物足りない読後感。
    もう少しページ数が多くても良かったかも。
    全体的にはスピード感のあるサスペンスとして十分に楽しめた。

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    2021年09月12日
  • 星系出雲の兵站 1

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    まだ一巻め。ゆえにか、タイトルにある「兵站」への言及はたびたびあるものの、主題とよべるほどには出てこない。
    地球での歴史や文化が伝説となってしまうほどに時を経た未来が舞台であるので、人種とか言語や文化も混ぜこぜになっているだろうと思うのだが、日本人的氏名ばかりなのは、人類はいったいどんな歴史を辿ってきたのだろうと思ってしまうのは否めない。まぁ、日本人が日本語で読むので、漢字の名前のほうがキャラクターを区別しやすくて読みやすいので問題はないしむしろ助かるのだが。アラブ・イスラム圏とか、インド・中国、あのあたりの文化はどうなったのか?国家の概念は失われたようだが、日系のみ生き残ったんだろか。あるい

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    2021年09月03日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 4

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    集団知性に獣知性と出て来て凡人には何がなんだか…

    とりあえずあれか。ガイナスをパソコンとか脳細胞見たいに考えればよいのか?
    人数がバイト数で、ガイナスニューロンみたく、切り離しても使えるという。

    敷島の生態系もそれに近いような。
    さてさてラストで急に佳境になってきたがはたして。

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    2021年08月08日