【感想・ネタバレ】南太平洋大決戦(3) ダーウィン沖激突!のレビュー

あらすじ

空母飛龍から飛び立つ攻撃隊が、
戦艦デューク・オブ・ヨークを撃つ!

昭和17年8月、第三相模丸は、チモール島のクーパンからダーウィンへ向かっていた。上空哨戒や哨戒艇による警戒は行われていたが、護衛艦艇などはつけない独航船だった。そんな第三相模丸が突然、二発の魚雷を受けて沈没してしまう。一方、豪州侵攻作戦を進めていた日本海軍は、戦艦ノースカロライナ率いる船団と遭遇。第一次攻撃隊が敵船団に壊滅的な打撃を与え、さらに第二次攻撃隊が戦艦ノースカロライナへの攻撃を開始する。対空火器ボーフォース四〇ミリ機銃の猛射に攻撃を阻まれる中、一機の艦爆が機体から煙を吐きながらも戦艦に迫っていくのだった……。シリーズ完結! 日本軍の豪州侵攻作戦の行方は!

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Posted by ブクログ

 歯車が狂いはじめ、あらゆることが上手く行かなる。それが日米英豪で起きている。オーストラリアで何が起きているのかよくわからない。一方、個々の事象は時系列、原因ともに明確。つまり全体を見ようとすると何が起きたのか分からなくなる。結末ですらオーストラリアの戦いがどうなったのか分からない。個々の事象は明確であるからおそらく狙ってそう書いているはずで、また、徹底して現場の視点のみで描かれているからことからもそれは分かる。ただ、やはり全体が見えないもどかしさがある。そこも狙いなのだろうが。

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2017年07月09日

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