藤田晋のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレリブセンス代表の村上太一氏が、「起業するにあたり社員皆に読ませた本」として紹介されていたので、気になって読んでみました。
amebaブログで有名なサイバーエージェント代表藤田晋氏の起業物語。「21世紀を代表する会社をつくる」をモットーに、起業の道程が追える1冊です。
意外だったのは、事業を考えて起業したのではなく起業することを決めて事業を半ば走りながらつくっていったということや、当初の起業(予定)メンバーとは別れて再スタートしたこと、堀江貴文氏との出会いなど、私が個人的に感じていたメディアに露出した藤田氏のイメージと、本書の藤田氏はちょっと違いました。
特に人との出会いやつながり、それが -
Posted by ブクログ
著者の体験から得た成長するための仕事観や哲学などのエッセンスを「自己成長を即す77の新セオリー」としてまとめた本。等身大で実践的な"今”の仕事学~まえがきより
(印象に残ったセオリー)
1.派閥に誘われない人は要注意~派閥の善し悪しを言う前に
・派閥はお互いの敬意から生まれる。
・派閥に入れないのは、他人に敬意をはらっていない人。
・絆のさじ加減は必要。
2.超集中モードで仕事をするコツ
・1つに集中することが成果を生む。
・集中するとは意図的にほかの事を切り捨てることと考える。
・気分が乗る-はまる-まで少しの我慢が集中するための勝負所。
*集中=四六時中同じ事を考える。
3 -
Posted by ブクログ
・そもそも無駄な仕事をしていないか見直す必要があります。前任者が適当に決めたことが
慣例になっていたり、思い込みで必要と思っている仕事があるかもしれません。朝礼や
会議、各種提出書類など、なくても支障がない仕事を洗い出しましょう。
・自分が今やれる改善策を模索した方が自身の成長につながります。
・早く結果を出すには具体的に何をすればいいのか。ずばり、それは「場数を踏むこと」です。
・「8人以上の会議はやらない」」会議に出席する人が多すぎると、議論が活発に行われ
なかったり、意見が分散しすぎて結論が出なかったりします。
・仕事ができる人と組んで、その人のやり方を学ぶより、できない人と組んで -
Posted by ブクログ
書いた当時35歳(!!!)ということもあり、肩肘張ったシゴト論ではなく、本当に等身大の経験から役に立ったこと・立たなかったことを書いているので、読んでいてとても好感を持てる。
ただ基本、営業社長なので要するにいかに売ったか、売るかという話につきていて、ビジネス的な奥深さはあまり感じなかった。もちろんそもそもそういう本ではないというのも前提なのであるが。
しかし「ライブドア事件を忘れるな」を教訓にしているという話については、バランス感覚というかモラル意識があって、うーむ流石だな、と感心させられた。
個人的には、こういう「トンガってはいないかもしれないが、実直(風)な人」が社長をしている企業