見城徹のレビュー一覧
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見城徹の名前は聞いたことがあったが、どういう人物かは全く知らなかった。表紙に挑発的な著者の写真がどでかく載っておりタイトルは『たった一人の熱狂』。それだけでも目を引くのに、加えて帯には秋元康や村上龍、藤田晋のコメント。どうしても気になって手にとっていた。
著者は廣済堂出版に入社、その後角川書店に移った。そこで編集長を経て 41 歳にして取締役編集部長に昇進。角川書店退職後に幻冬舎を設立している。本書ではこれほどの成功を収めるため、いかに仕事に熱狂して圧倒的結果を出したかが様々な視点で書かれている。
一番印象に残っているのは、「小さなことこそ真心こめろ」という言葉とその内容だ。小さなことや片隅の -
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【感想】
起業家の生々しい声が表されている本。辛い時や逆境の時にたびたび読みたくなる。
普段の仕事観やスタンス、言動や考え方に至るまで事業者としてビジネスで成功する際のポイント、成功者が成功者たる所以がよくわかる。
個人的にはサイバーエージェントがtoBからtoCへ力点をシフトした際の改革・決意、ネットバブルが弾けた後
の成長という点は似た業界にいるからこそイメージが湧いて学ぶことが多くあった。
【私的ポイント】
▶︎成功する・成長する時は必ず憂鬱になるようなことを乗り越えた時である
▶︎ビジネスはドライではなく、人と人とのつながり義理と人情によって下支えされている
▶︎何事もとがらないと選 -
Posted by ブクログ
昔、尾崎豊に関する本を読んだ際に、見城徹氏の存在を知り、それ以来、気になっていた人ではありました。
見城氏にとっての読書の意味、目的、を中心に書かれた本でして、こういう読書もあるのだろう、とは思うのですが、自分にはなかなか難しいかと。
また、見城氏のような生き方は、自分にはとても真似できない、とも思いました。
ただ、この本を読んで、改めて、自分が熱中できるものは何だろう、とは考えさせられました。
そういう意味では、読んだ甲斐がありました。
また、いろいろな本、しかも、人生を考える上で役に立つ本がたくさん紹介されていまして、それらについては、少しでもよいので、読んでいきたいと思います。 -
Posted by ブクログ
幻冬舎創業者の見城徹が755に投稿した、価値ある言葉に対する補足を行っている本。
それと同時に見城徹という男が、どんな人生を歩き、どんな思考をしているのかが分かる。
この本から2つの大事な事を学んだ。
・現状維持では何も生まれない、現状維持をしている人間は今日よりも良い明日は訪れない。
現状に満足し、変化しようとも怖くできないそんな人に対して発破をかけている一説だった。
・神は細部に宿る。細かい仕事、雑用を抜け目なくこなせなくては成功は訪れない
大成をしようと、自身にとって価値のある事、意味のある事のみに注力し、他の事(小さな事)を蔑ろにしていては、どこがでぼろが出て、成功から遠のいてしま