あらすじ
本書は、トークアプリ755で200万人が熱狂した「見城徹のトーク」を元に大幅に加筆した単著初の書き下ろしです。
「仕事」とは何か、「人生」とは何か。
「圧倒的努力」「圧倒的結果」とはどのレベルを指すのか。
「金」は全てか、「愛」とは何か、「死」とどう向き合うか。
数々の伝説的ベストセラーを生み出してきた見城徹の生きざまを通して、圧倒的結果を出すための仕事論。
ブレずに生き切るための人生論を51の言葉にして収録。
「癒着に染まれ」「一撃必殺のキラーカードをつかめ」「スランプに浸かれ」「野心なんか豚に食われろ」「金が全てだ」など、全てのビジネスマンの心臓に突き刺さる見城徹魂のメッセージ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
見城徹、しばらく忘れていた漢の姿。あゝ日本にはまだこんな漢がいたんだ。
終わりの言葉もいい。高倉健の座右の銘にしていたことば
「往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし」
気になったのは次のとおりです。
■本との出会い
・孤独を抱えた絶望的な状況の中で、本だけが僕にとっての唯一の友だちだった。
・この世での孤独感と寂しさを癒してくれるのは本だけだった。
■考え方
・圧倒的な営業力というものもまた受験勉強では培われない
・人材の良し悪しは机上の履歴書では測れない
・誰も見たことのない価値を創造する。そんな仕事を常にやっていなければ、僕は気が済まない
・上司や同僚ができることをやっても面白くもなんともない
・朝から晩まで仕事について考え抜き、骨の髄まで仕事にのめり込む。そして上司や同様ができない仕事を進んで引受け結果を出す
・人が休んでいる時に休まずに動く。どこから手を付けていいのかわからない膨大なものに手を付けてやり抜く
・毎日辛くて、毎日憂鬱な仕事をやり切った時、結果は厳然とあらわれる
・もうダメだ からが本当の努力である
・できるかできないかではなく、やるかやらないかだ。
・苦しめば苦しんだだけ結果がでる
・仕事にするからには、一休みするという発想は捨てて常に熱狂していたい
・どうせ生きるならば、仕事に熱狂し、人生に熱狂しながら死を迎えたい
・今いる場所で悩み抜き、圧倒的努力をしてほしい。
・本気で向かわなければ、何も生まれない。
・結果とはなにか、一番分かりやすい結果は利益をいくら上げたかであり、それを曖昧にしてはダメだ。
・僕にとって一日の終わりは毎日が後悔だ。何もかも自分の思い通りになった日などこれまで一日としてない
■信頼
・この人を裏切らないと心に決めた人との信頼関係は、何があっても死守する
・ひとたび成功体験を得れば、壁を突破するための方程式が見えてくる
・いい気になっておごり高ぶる傲慢な人間は必ず堕ちていく
・努力を積み重ねて価値を集積していけば、ビジネスパートナーや得がたい戦友は向うからやってくる
・癒着というのは、圧倒的努力をした者同士による、ギブ・アンド・テイクである
・人脈は一朝一夕でできあがるが、癒着は決して一朝一夕では成立しない
■仕事
・小さな仕事を疎かにする人もまた、大きな結果を手にすることはできない
・神は細部に宿る
・GNO(義理・人情・恩返し)を大切にしない人間は何事もうまくいかない
・自分で汗をかきなさい、手柄は人にあげなさい、そして、それを忘れなさい
・スランプの原因をごまかさず、徹底的に落ち込む。落ち込んで落ち込んで落ち込み抜き、自分と向き合う
・「すべてはプロセスである」という人生哲学だ。
・結果が出たらゼロに戻せ、圧倒的努力で得た結果も一度ゼロに戻す
・数字を曖昧にする人間はビジネスの成否をごまかしている
・起業家に理念なんて必要ない。無我夢中で働ける仕事に懸命に取り組む、圧倒的努力を費やし結果を出す
・儲かることは善である
・矛盾によって板挟みに遭いながら苦しみ、七転八倒しながらそれでも匍匐前進する
・ビジネスにおいて、成功と失敗の分かれ目を測る基準は数字だ
■今日
・君がなんとなく生きた今日は、昨日死んでいった人たちがどうしても生きたかった大切な明日だ
・死という視座から現在を照射すれば、今自分がやるべきことが鮮明に見えてくる
目次
はじめに 755の軌跡
第1章 仕事に熱狂する
第2章 圧倒的結果を出す
第3章 企業は甘くない
第4章 切なさを抱えて生きる
第5章 トップを走り続ける男たち
第6章 悲しくなければ恋愛じゃない
第7章 人生を豊かにする遊び・買い物・食事
特別収録 母校の創立50周年記念誌に寄稿
おわりに 血染めの旗を掲げよ
ISBN:9784575308419
出版社:双葉社
判型:4-6
ページ数:236ページ
定価:1300円(本体)
発売日:2015年03月22日
Posted by ブクログ
成功者の自慢話かと思ったら、人生観の話だった。
成功者はみな狂っているけど、狂わないとビジネスでは成功できない。実体験でなんとなく感じてたことを言語化してくれた本であった。
Posted by ブクログ
出版界の異端児、見城徹。
この方のバイタリティ、仕事に対してのストイックな姿を見習うのは難しいかもしれませんが刺激的な文章でした。
圧倒的な努力はもちろん謙虚な姿勢が数々の大ベストセラーを世に送り出し、著者からも信頼され今も幻冬社が面白い本が多い理由かと思いました。
以前Abema TVの「徹の部屋」を観ていると自分よりも若い人たちに新しいアプリの使い方を謙虚に聞いてるこの人の姿が僕は印象に残ってます。
それに対して丁寧に教えてあげる人の姿。
僕もスマホの使い方などおっさんに聞かれることありますが確かに聞き方によってはめんどくさいなと思ってしまうのですが聞き方とか大切ですよね。
自分も今後もそういうのについていけなくなった時に教えてもらわないとできないことがあると思います。
こういうクラスの人で人に対してそういう聞き方をされるので大切なことだと思います。
それが信用され、仕事ができる人の根源ですね。
この本読みやすいです。電子書籍で読んだので書籍は見てませんが持ち歩きやすいんじゃないでしょうか。
Posted by ブクログ
「ケン兄」と慕われる氏の哲学をこの一冊で学べたような気になってしまった。
非常に共感しあっという間にファンになってしまった。
が、一点だけいつか本人に聞いてみたいことが同時に思い浮かんだ。
「毛沢東の革命の三原則は、①若いこと②貧しいこと③無名であること。僕はこれに④無知であることを加えて、「革命の四原則」と呼んでいる。
無知だからこそ、とんでもない発想が生まれるのだ。」
とあり、幻冬舎設立とその後の業績は革命であり、無知だからこそ為し得た。またご自身も無知だからこそ幻冬舎のその後との戦略が立てれたとあるが、どうもそれはない、と感じた。
恐らく氏は非常に細部までこだわり考え抜いて結論を出していると思え、そこに「無知」という概念はあり得ないのではないか。
ダディの初版部数やその後の業績の一つ一つも、考えに考え抜いた「勝算」あっての戦略に思える。
ご本人の謙遜か、はたまた演出か、両方か、私はたぶんにその両方の要素が士の言葉の多くを包み込み語られている気がしてならない。
Posted by ブクログ
"とても濃厚な一冊。
毎日、朝一番に自らに聞かせたい言葉があった。
アメリカ先住民に伝わる言葉だという。
「君がなんとなく生きた今日は、昨日死んでいった人たちが、どうしても生きたかった大切な明日だ。」
自らに火をつけてくれる本。これを読んでやる気になる人が大勢いたらいいなぁ。
私も、心に火がついた。"
Posted by ブクログ
【感想】
「憂鬱でなければ仕事じゃない」でお馴染みの、幻冬舎・見城社長の本。
圧倒的努力を持って日々圧倒的な結果を出し、仕事に本気で向き合い、朝から晩まで骨の髄まで仕事にのめり込む。
日常生活でも惰眠をむさぼらず、ストイックにトレーニングを怠らない。
そして、毎晩一日の振り返りを行なう。
この人は一体なぜこんなにもストイックに生きることができるのか。
なぜ「仕事が憂鬱だ」と思えるくらい、のめり込めるのか。
簡単には真似できない生き方だから、人は皆「見城徹」に惹かれるのだろう。
このスタイルを全て踏襲できないとしても、自分自身何かに活かしたい。
自分が見城徹に対して抱いたように、「木下は真似できない」と他人に印象づけたい。
読んでいて大きく触発されたのはこのような感情だと思う。
この本から何を活かす事ができるか?
いや、そんな小難しいことではない。
「やるかやらないか。」
これがこの本の1番のメッセージだろう。
【内容まとめ】
0.圧倒的努力とは・・・人が寝ている時に寝ないで働く。人が休んでいる時に休まずに動く。
「無理だ」「不可能だ」と人が諦める仕事を敢えて選び、その仕事をねじ伏せる。
朝から晩まで仕事について考え抜き、骨の髄までのめり込む。
人が諦めたとしても、自分だけは諦めない。
1.自分には何ができるのか。天職とは何なのか。
今いる場所で悩み抜き、圧倒的努力をしてほしい。
本気で向き合わなければ何も生まれない。
2.自己検証、自己嫌悪、自己否定がないところに進歩はない。
「自分は駄目になってしまった」と自覚し、自己評価を敢えて下げる。
そうすれば、人はそこから成長できる。
3.1日の始め方と終わり方
5時半~6時 起床。新聞3紙を読んで、朝風呂
ジムでトレーニング
「早起きは三文の徳」と言う通り、惰眠を貪る豚であってはならない。
夜、滅多な事では二次会へ流れて飲み直すことはない。
家に戻って、その日のニュースを一通りチェックする。
寝る前、今日の自分の言動はどうだったか、経営者としての判断はどうだったかを省察する。
自分が発した言葉によって誰かを傷つけていないか、やり残したことはないか、その日起きた出来事を振り返って思いを巡らせる。
4.大した差でもないのに注目されるから、人からヤキモチを妬かれて嫉妬されるのだ。
有無を言わさない圧倒的な差をつければ、「あいつの仕事には誰もかなわない」と周囲の目は諦めに変わる。
不満や文句がある人は、まずは今任されている仕事で圧倒的な結果を出して欲しい。
圧倒的な結果を残せば、自ずと希望のポストは手に入るものだ。
5.おごれる者は久しからず。謙虚であることは、成功を続けるために必須の条件なのである。
傲慢な人間から仲間は離れ、謙虚な人の周りには協力者が集まる。
6.憂鬱じゃなければ仕事じゃない。
往く道は苦しい。仕事は憂鬱なことだらけだ。
苦しさと憂鬱に耐えて耐えて耐え抜き、精進を重ねて仕事を全うする。
暗闇の怖さにおののかず、思い切ってジャンプする。
こうして生が終わり、死を迎えれば食いは少なくて済む。
【引用】
p22
どこまで自分に厳しくなれるか。
相手への想像力を発揮できるか。
仕事の出来はこうした要素で決まるのであって、学歴で決まるわけではない。
p34
朝から晩まで仕事について考え抜き、骨の髄までのめり込む。
そして上司や同僚ができない仕事を進んで引き受け、結果を出す。
自分にしか出来ないことに取り組んで、結果を出す。一度結果が出ると、仕事は面白くなる。
他の人でも出来る事をやってもしょうがない。他人が出来ない事をやる。
辛いが、これが仕事の王道だ。
p37
・圧倒的努力とは
人が寝ている時に寝ないで働く。
人が休んでいる時に休まずに動く。
どこから手をつけたらいいのか分からない膨大なものに、手をつけてやり切る。
「無理だ」「不可能だ」と人が諦める仕事を敢えて選び、その仕事をねじ伏せる。
人が諦めたとしても、自分だけは諦めない。
p54
自分には何ができるのか。
天職とは何なのか。
今いる場所で悩み抜き、圧倒的努力をしてほしい。
本気で向き合わなければ何も生まれない。
p61
・自己検証、自己嫌悪、自己否定なき所に成長なし
自己嫌悪&自己否定
「自分はまたしても駄目な人間になってしまった」と自覚するからこそ、人は永遠に戦い、永遠に成長し続けられる。
年齢を重ねるにつれて社会的地位を得れば、人間は誰しも慢心する。
「自分は駄目になってしまった」と自覚し、自己評価を敢えて下げる。
そうすれば、人はそこから成長できる。
自己検証、自己嫌悪、自己否定がないところに進歩はない。
p66
・1日の始め方と終わり方
何時に床に就いても、毎日5時半から6時に目がさめる。
朝日、日経、日刊スポーツの3紙を読み、朝風呂になるべくじっくり入ってたくさん汗をかく。
それからジムに出かける。
午前10時に社用車が迎えに来て、車内で読売新聞を読み、10時半に出勤。
早朝から出勤まで、ぼーっとしている時間は全くない。
「早起きは三文の徳」と言う通り、惰眠を貪る豚であってはならない。
僕にとって朝は勝負である。
情報を摂取するにしても、考え事をするにしても、朝ほどはかどる時間はない。
早朝には永遠が見える。
「今日もまた1日死へ近づく」という冷厳な事実を確認し、「悔いのない1日にするぞ」と奮い立ち、朝というとば口から残りの人生を照射するのだ。
夜、滅多な事では二次会へ流れて飲み直すことはない。また、二次会でカラオケに繰り出すなど愚の骨頂だ。
家に戻ると、「報道ステーション」「ニュースゼロ」などその日のニュースを一通りチェックする。
テレビを消してから、今日の自分の言動はどうだったか、経営者としての判断はどうだったかを省察する。
自分が発した言葉によって誰かを傷つけていないか、やり残したことはないか、その日起きた出来事を振り返って思いを巡らせる。
p93
大した差でもないのに注目されるから、人からヤキモチを妬かれて嫉妬されるのだ。
有無を言わさない圧倒的な差をつければ、「あいつの仕事には誰もかなわない」と周囲の目は諦めに変わる。
不満や文句がある人は、まずは今任されている仕事で圧倒的な結果を出して欲しい。
圧倒的な結果を残せば、自ずと希望のポストは手に入るものだ。
やりたい仕事は向こうから舞い込んでくる。
社内筆頭の稼ぎ頭になれば、あらゆる不満は消えて無くなるはずだ。
ただし、圧倒的結果を出したからといって決して驕ってはいけない。
いい気になって驕り高ぶる傲慢な人間は、周囲に見えない敵を作るため、必ず堕ちていく。
トップランナーであり続ける成功者ほど、みな謙虚である。
傲慢な人間から仲間は離れ、謙虚な人の周りには協力者が集まる。
おごれる者は久しからず。謙虚であることは、成功を続けるために必須の条件なのである。
p105
安全地帯でモノを言っても、誰の心や胸も打たない。
自分の思いを全身全霊でぶつける。
自分の身を切らず、身を痛めずして成功するなんて、どだい無理な話である。
身を切り血を噴き出しながら戦うからこそ、自分という存在が一つのブランドと化す。
p110
自身のキラーカードとは何か?
持って生まれた才能であれ、努力して得たものであれ、これから手に入れるものであれ、キラーカードを持たなければならない!
p130
正面突破で仕事をすることによってギアがピッタリ合う作家もいれば、波長が相容れず縁がないまま終わる作家もいる。
後者のパターンになることを怖れ、作家と可もなく不可もないやりとりはしたくない。
相手の顔色を伺い、お世辞に終始する仕事などやりたくない。
p138
・GNO(義理・人情・恩返し)は絶対死守
小さなことにクヨクヨし、小さなGNOを死守するのだ。
p149
・「すべてはプロセス」という人生哲学
勝負は最後まで分からないもので、上がったり下がったりは当たり前。
スランプを嫌わずとことん浸かり、圧倒的努力をもって這い上がればいい!
p174
実際には起業家の世界は死屍累々だ。
実際は10万人に1人の割合しか脚光を浴びることはない。
敗者は目に見えず、歴史には残らないのだ。
メディアで風雲児としてもてはやされている人は、100万人に1人の奇跡だろう。
圧倒的努力と破産してもいいという覚悟がなければ、起業などすべきではない。
まずはとにかく、現時点での仕事で結果を出す。
かなりのエキスパートになった段階で、ようやく起業という選択肢が出てくる。
手に職もついていない人がいきなり起業したところで、誰が相手にしてくれるのか?
斜陽産業でもなんでもいい。「この世界であれば日本一になれる」という仕事を見つけ、圧倒的努力を重ね頭角を表せば、成功できるはずだ。
p179
・編集バカの経営哲学
1.金の「入り」と「出」に目を光らせる
→単純な話、出ていく金より入ってくる金の方が多ければ会社は絶対に倒産しない。
手元に金が残る状態を死守するだけ。
2.できるだけ人を採用しない
→経常利益が25%と決めたため、それを死守するためには人員を増やせない。
p189
自分に欠けている能力を補填しようと努力しなければ、転職したところで今より環境は悪くなる。
現状維持は1番ダメだ。
p306
・憂鬱じゃなければ仕事じゃない
往く道は苦しい。仕事は憂鬱なことだらけだ。
苦しさと憂鬱に耐えて耐えて耐え抜き、精進を重ねて仕事を全うする。
暗闇の怖さにおののかず、思い切ってジャンプする。
こうして生が終わり、死を迎えれば食いは少なくて済む。
Posted by ブクログ
著者の熱い想いを肌で感じる事ができる作品です。
著者である見城徹氏は、株式会社幻冬舎の創業者、代表取締役社長であります。
また、ご自身も凄腕の編集者として、数々のベストセラーを世に輩出してきました。
そんな著者の、仕事に対する考え方や、結果を出し続けている人たちの共通点、人生に対する熱い想いをこの一冊に凝縮しています。
この本を読むと、内側から熱い想いがこみ上げてくるようです。
熱中できるものがなくて、毎日悶々とした日々を過ごしている方は、一度この本を読むと、何か目覚めるかもしれませんね。
Posted by ブクログ
幻冬社というのは出版界においての異色と感じる印象が強かったが、好きな本を多く出版している会社です。
そしてその理由が今分かった。 人生は熱狂するしかない!
Posted by ブクログ
こんなにも仕事にのめり込むことが出来る彼の人生を、素晴らしいと思いました。過程が苦しくなければ、達成感がないという感覚は、少し理解出来ました。ただ、やはり自分ごときが企業するのは無謀だなと、戒めをいただいたような気もします。
Posted by ブクログ
こういう人が世の中を変えていくんだなー、と感心しかできない自分がただただ情けなくなる本です。
とはいえ「ヒンシュクは金を出してでも買え!」とか、痛快で読んでいて面白いです。
私も努力すべきところはとことん努力して、キラーカードを貯めていきたいです。
・現状維持している限り「昨日と違う明日」はやってこない。
・自分がなんとなく生きた今日は、昨日死んでいった人たちがどうしても行きたかった大切な明日だ。
・GNO(義理・人情・恩返し)こそが、仕事においても人生においても大事。
・小さいことを大切にできない人間に、大きな仕事ができるわけがない。
Posted by ブクログ
人生で違った一歩を踏み出すには思い切った勇気もいる。死ぬ気で挑戦する姿勢がなければやめた方がいい、と著者。転職、起業など思った以上のリスクを伴う覚悟「No pain, No gain」である。若い時には無知だからこそ無理、無茶、無謀なことができ、許されることもあるが、ここにある45歳までがリミットだと自分も思う。私の場合は35歳で転職、日々全力投球、あっと思えば25年以上経過、国内外に4つ起業していた。経営者の孤独感、達成感、苦渋の決断、内外の苦悩、その時の判断が如何だろうと「結果が全てなのだ」と痛感する。
Posted by ブクログ
ものすごいエネルギーのある人が、24時間365日を精一杯生きている話。
同じ生き方をしたくても持たないし、同じように生きなくてもいい。
でも、自分と全く同じ考えだったのは、「死ぬ間際に満足して終えられるか」「他人が幸せを決めるのではなく、自分で決める」ということ。
ああ、そうだよな。それだよな。明日からも頑張ろう。そう思えた。
Posted by ブクログ
前作『編集者の病』は、雑誌記事などを集めて編集したものだった。それに対して本作は読みやすい。
だが、前作の方がリアルタイムで書かれたものが多く、見城徹の息遣いが感じられた。そして何より、尾崎豊との伝説的なエピソードから始まっていく衝撃で頭がクラクラした。
どっちの編集が売れるんだろう。ぜひ読み比べてみてください。
Posted by ブクログ
これほどの努力を人は運と言う、もうダメからが本当の努力、安めを売るなやせ我慢をしろ、今日のトレーニングとの戦いに勝って再び戦場に向かう時の爽快感、圧倒的努力をやめるな。
Posted by ブクログ
シンプルに熱くなる。プロとはこういうレベルの人を指すと感じる本です。
ビジネスはキレイごとばかりではなく、汗をかいてこそ人は成長するし、努力が報われないこともある。ただその上に本当の楽しさがあることを理解させてくれます。
定期的に読みたくなるので本棚の一番前に置いてます。
Posted by ブクログ
左翼に関する著述の箇所など、一部共感できないところもあるけど、総じてパワーを与えてくれる本でした。
この人の言葉にパワーがありますね。
圧倒的努力、人生でおそらく一度もしてない。
努力すら・・・人生の短期間だけだな。
今からでも遅くないので、圧倒的ではないにしても努力をして、それを継続しようと思った。
やはり選択と集中で人生を歩んでいこう。
常に死を感じて。
Posted by ブクログ
これまで、私は「人脈」を武器にして己をひけらかしているひとを蔑んだ目でみてきた。
それは人脈をビジネスに使うことのできない自分が、ただただ人に嫉妬しているだけかもしれないと、実は人脈をビジネスに使える人たちのことを羨ましく感じているからだと思っていた。
しかしこの書籍を読んで変わった。人脈市場主義に吐き気を感じるのは間違いないのだと思う。
胸を張って、癒着関係を斬り結びたい。
Posted by ブクログ
見城氏の自伝的ビジネス書といった感じでしょうか。
ビジネスもプライベートも本音というか実際のところを非常にわかりやすく書かれており、腹に落ちる内容と思います。
麻雀やゴルフに関しても、ビジネスや人生と結びつけているところが、個人的にも非常に同感です。
Posted by ブクログ
幻冬舎社長の見城徹氏のコミュニケーションアプリ755に書かれた言葉をもとに氏が熱く書いた思いを集めた一冊。
氏についてはサイバーエージェント社長藤田晋氏との共著で読んだことがあるのですが、本書でもぶれずに熱い生き様は健在でヒリヒリする刺激を受けながらページをめくりました。
角川書店時代や幻冬舎での色々な作家の方々とのエピソードや755のアプリに関係する藤田氏や堀江氏の話など普段見ることの出来ない著者からみた人間像を知ることができました。
本書では本音でぶつかることの大切さや死と向き合い懸命に生きること、本気で一人一人と向き合い圧倒的努力をし、熱い生き様をぶつけることの重要性を学びました。
著者が多感な学生時代は学生運動が盛んだった時代背景もあるとは思いますが、斜陽産業になりつつある出版業界でこれほどまでの圧倒的な結果を出すには、氏のように熱く生きること、そして、それこそが今の日本に欠けているものではないかと本書で感じることが出来ました。
Posted by ブクログ
著者の言うところに関して
特に今の時代的には賛否両論あるでしょうが、
でも人生で一度は
このくらいとことん突き詰める
本気で向き合う経験、
「熱狂体験」は大事だと思う。
Posted by ブクログ
本気で燃え尽きる人生であれ
■概要
見城氏の生き方、考え方をまとめている。755というホリエモンと藤田晋氏が立ち上げたサービス、755はホリエモンの囚人番号で、そこでユーザとのやり取りを見城氏がしていた言葉が50個以上並び、それを解説している
■評価
時折ココロたぎる所はあった。何か変革を促すほどのものは無し
■感想
革命家であり、正面突破する考え方には納得だし、何より燃え尽きることや死を意識して生きることは身に沁みた。こういうのは直接聞かないと効果半減で、テキストで読むと薄く感じるのが難点。
多くの人が書いている様にかなり特殊例ではあるし、もう少し違った生き方もあるだろう。それでも何かを訴えかけてくれる内容ではあった
Posted by ブクログ
いいワインが飲みたいから日本一の料理を食べたいから圧倒的努力をして利益を得る。
単純なことだけど目的があるだけでやり方は良くも悪くも変わるのだと感じた。
Posted by ブクログ
2021年、42冊目。
見城さんの本を初めて読んだが、
自分の人生に対する責任感が強く熱かった。
癒着に染まることと、
GNO(義理、人情、恩返し)は大切に生きていこうと思った。
Posted by ブクログ
幻冬社を立ち上げた見城徹。仕事にかける情熱や哲学は並じゃない。そうした迸る熱量が行動力を上げ、彼は一年365日会食をするのだという。所謂猛烈社員の成功した形とも言おうか。仕事にかける人生。そうした生き方がお好みならば、模範になるのではないだろう。勿論、生き方は人それぞれ、多様性のあるものだから、受け入れられない人もいるだろう。私はどっちだろう。
Posted by ブクログ
成功している人による「圧倒的努力」という言葉の重み。
自分が弱音を吐きそうになるとき、誰かのせいにしたくなる時、見城徹の言葉を思い出したい。自分は、あの男ほど、やりきることができたのか、と。
Posted by ブクログ
「圧倒的な努力」や「覚悟とはこのためには死んでも良いと心に決める事」など、心に響く力強い文章。著者の生き様は凄いと思う反面、家庭の匂いがしないことを不審に思った。30年間家で食事をしていないらしい。こどもはいないとの事。ひょっとしたら離婚しているのかも。
世の人は表面的な事のみで騙されるのかも知れないと思い、キリスト者は注意が必要だと思わされた。永遠の世界のほうが、人生よりも長いという意識もまったく感じられない。そういう意味では☆1つ。しかしこの世の時間を完全燃焼させたいという意欲においては☆5つ。
参考にはなった。
Posted by ブクログ
昭和の猛烈サラリーマンかバブル期絶頂の証券マンの仕事ぶりがまさしく熱狂的な表現を元に書かれていています。
失われたうん10年の時間と共に失われた仕事や人生に対する考え方のアンチテーゼ的な内容です。
売れなければ綺麗事を言っていても仕方がない。逆を言えば
綺麗事を言い実践するには売れて利益がでなければそれはできない。
仕事に関して自分なりの目標設定を立て、食らいついてそれを成し遂げ成果を出す著者の生き方や仕事ぶりはかなり個性的で誰にでもそのまま真似する事はできませんがそこから滲み出るエッセンスは大変参考になるでしよう。