あらすじ
本書は、トークアプリ755で200万人が熱狂した「見城徹のトーク」を元に大幅に加筆した単著初の書き下ろしです。
「仕事」とは何か、「人生」とは何か。
「圧倒的努力」「圧倒的結果」とはどのレベルを指すのか。
「金」は全てか、「愛」とは何か、「死」とどう向き合うか。
数々の伝説的ベストセラーを生み出してきた見城徹の生きざまを通して、圧倒的結果を出すための仕事論。
ブレずに生き切るための人生論を51の言葉にして収録。
「癒着に染まれ」「一撃必殺のキラーカードをつかめ」「スランプに浸かれ」「野心なんか豚に食われろ」「金が全てだ」など、全てのビジネスマンの心臓に突き刺さる見城徹魂のメッセージ。
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Posted by ブクログ
「ケン兄」と慕われる氏の哲学をこの一冊で学べたような気になってしまった。
非常に共感しあっという間にファンになってしまった。
が、一点だけいつか本人に聞いてみたいことが同時に思い浮かんだ。
「毛沢東の革命の三原則は、①若いこと②貧しいこと③無名であること。僕はこれに④無知であることを加えて、「革命の四原則」と呼んでいる。
無知だからこそ、とんでもない発想が生まれるのだ。」
とあり、幻冬舎設立とその後の業績は革命であり、無知だからこそ為し得た。またご自身も無知だからこそ幻冬舎のその後との戦略が立てれたとあるが、どうもそれはない、と感じた。
恐らく氏は非常に細部までこだわり考え抜いて結論を出していると思え、そこに「無知」という概念はあり得ないのではないか。
ダディの初版部数やその後の業績の一つ一つも、考えに考え抜いた「勝算」あっての戦略に思える。
ご本人の謙遜か、はたまた演出か、両方か、私はたぶんにその両方の要素が士の言葉の多くを包み込み語られている気がしてならない。